その878)「分け方」の裏側にある「考え方」に常に目を向けることです。

 

 

「分け方」を見れば、その人の「変え方」がわかる。

 

「分け方」とは「考え方」です。

 

 

 

園を訪問したり、行事に参加したり、集団活動に加わる際に、

 

必ず目を向けるのが、この「分け方」です。

 

 

 

 

普段の生活の中で、人は様々「分けている」のですが、

 

その「分け方」は無意識に行っていて、じっくりとその裏側にある「考え」に

 

目を向けることは、まずありません。

 

 

 

 

「分け方」

 

 

例えば、

 

・「髪型」を右から分けるのか、左から分けるのか。

 

 

・ホールケーキを人数分 均等に分けるのか、それとも 身体の大きさによって分けるのか。

 

 

・集団行動する際に、「男女」で分けるのか、それとも「学年」で分けるのか。

 

 

・キャリーバックの中を「用途別」「重さ別」に分けるのか、「使う日時別」に分けるのか。

 

 

 

 

「分ける」という行為は、本当にたくさんありますが、そこには必ず「考え」があります。

 

 

 

 

この「分ける」という行為。

 

実は、「トラブル」を生み出す元にもなります。

 

 

 

 

・なぜ うちのこどもだけ 色が違うのか。

 

・なぜ うちのこどもだけ 大きさが違うのか。

 

・なぜ うちのこどもは、こちらのグループにいるのか。

 

 

保護者の立場からみると、「分け方」には、そうした不満が生まれることもあります。

 

 

 

 

大人の世界でも そうです。

 

・なんで あいつが 課長なんだ。

 

・なんで あいつだけ 楽しているんだ。

 

・なんで あいつだけ 休んでいるんだ。

 

・なんで あいつ あっちのグループに入っているんだ。

 

 

 

そうした不満の原因を よくよく深くみてみると「分け方」があり、「考え方」があるのです。

 

 

 

 

面談記録のフォーマットも そうですし、

 

勤務のシフトも そうです。

 

 

 

普段の生活の中には、様々な「分け方」とその裏には、必ず「考え方」があるのです。

 

 

 

 

カウンセラーやセラピスト(療法士)は、常に その2つに目を向けています。

 

 

 

人の「考え」というのは、目に見えないため わかりません。

 

でも「分け方」を見れば「考え方」は、わかるからです。

 

 

 

 

「よく あの人の気持ちが、ほんとわからない、、、」

 

「あいつ、何考えているのか、ぜんぜん 理解できん」

 

 

そういう不満を耳にしたり、相談されるのですが、その際には アドバイスしています。

 

 

 

 

「分け方」をみたらいいですよ、って。(げんき)