その889)「話を切り出すタイミング」がうまくなるには どうしたらいいですか?

 

 

2020年もスタートしました。新年あけましておめでとうございます!今年もどうぞよろしくお願いいたします。

今年も みなさん元気に素晴らしい1年にしてくださいね!(げんき)

 

 

 

 

 

年末にお返事が遅れていました、たくさんの質問メールに返信をお送りしていました。その中に、

 

 

「話を切り出すタイミングが、自分は上手ではありません。

 

どうやったら、話すタイミングが良くなりますか? 先生 教えてください。」

 

 

というご質問のメールを頂きました。

 

 

 

 

「話を切り出すタイミング」

 

 

 

相談であれ、提案であれ、支援であれ なんでもそうなのですが、

 

 

「その話を受け入れるかどうか」というのは、

 

「話の中身」というよりも、ほとんどの場合「話のタイミング」次第です。

 

 

 

どんなに 良い内容であっても 

 

相手に聞く姿勢が出来ていなければ、相手に言葉が入るはずはありません。

 

それはきっと誰でも経験があると思います。

 

 

 

 

では、「話を切り出すタイミング」とは、何でしょうか?

 

 

もし そう質問すると きっと

 

「時」と「場所」です。

 

そうした答えが返ってくると思います。

 

 

 

もちろん、「正解」です。

 

 

「話をしてもいい時」「話をしてもいい場所」「話が入る時」「話が聞ける場所」

 

 

「タイミング」とは、「時」と「場所」だからです。

 

 

 

「今なら大丈夫!」 そこに気づける力が、大事になります。

 

 

 

この「時」と「場所」がうまく組み合わさったものが、「機嫌のよい時」になります。

 

 

「話を切り出すタイミング」とは「機嫌のよい時」である。

 

誰もが 経験的に その事をわかっています。

 

 

 

 

 

 

では、ご質問にお答えいたします。

 

 

「話を切り出すタイミング」がうまくなるためには「相手を好きになること」です。

 

 

 

 

相手に興味を持ち、好感を持ち、こころを開くこと です。

 

 

 

 

話を切り出そうとして、常に「時」と「場」を探し続けていると、、、

 

それは 相手にはわかります

 

 

 

「何、そわそわしているんだろう」 そうしたイメージを与えます。

 

 

「絶対、なにかあるな」 そう相手に思わせてしまうのです。

 

 

 

そうした状況で 相手に「何か」を伝えると、

 

伝える内容よりも先に「不安感」が相手に届いてしまいます。

 

 

 

すると、どんなに良い提案や相談であっても、「ちょっと考えてみるよ」と保留されてしまいます。 

 

 

「聞く姿勢」は出来ていても、「受け入れる姿勢」が出来ていない のです。

 

 

そうすると、「やっぱり、タイミングが悪かったんだ」とまた反省することになります。

 

 

 

 

 

「タイミング」とは、「時」と「場所」です。

 

そして「相手の機嫌」です。

 

 

 

 

でも、、、それよりも大事なことは、

 

「相手のことを好きかどうか」です。

 

 

 

 

自分の事を嫌だなと思っている人の「提案」や「相談」は、

 

どんな「タイミング」であっても、まず入ることは ありません。

 

 

それが、「人の気持ちです。

 

 

 

 

 

 

「話のタイミングがうまい人」は「人を好きになること」も上手です。

 

 

 

「相手のことを好きになる」と

 

「言葉」に「見えないパワー」が加わることを知っているからです(げんき)