その895)「あまり見たくない事実」の中にしか「解決策」はありません。

 

 

昨日の保育ソーシャルワーク研修の中で、

 

「解決策を探す時、先生は、一番最初にどういう部分を見ますか?

とても興味があるので、教えてください」

 

というご質問をいただきました。

 

 

 

「今日は、2時間の研修なので、グループワークはないのですが、長時間の研修で、

グループワークを行うと 今頂いたご質問が グループワークのテーマになります。」

 

 

そう、お伝えした後に

 

 

 

「解決策」というのは「あまり見たくない事実」の中にしか、実は ありません。

 

そう お答えしました。

 

 

 

考える際に、1番最初に「見るべき所」というのは「見たくもない事実」です。

 

 

そこから目をそらすと、「何」も見えないのです。

 

 

 

 

刑事ドラマなどの「殺人現場」でもそうですが、状況証拠よりもまず最初に見るのは、

 

「なくなられた方のご遺体」になります。そこを1番最初に見ないと 何もわかりません。

 

 

 

「あまり見たくない事実」

 

「聞きたくもない事実」

 

 

「そこ」をまず避けて、無難なところから入ると、ほとんどの場合 解決しません。

 

 

 

 

 

 

「見たくもない」「聞きたくもない」

 

 

 

そう思ってしまう理由は、「そこ」に その人の「感情」が込められているからです。

 

その人の「ネガティブな感情」が込められているから、

 

こちら側が「それ」を感じて苦しくなるので、目をそらしてしまうのです。

 

 

 

 

その「ネガティブな感情」を解消する方法が「解決策」です。

 

そこに目を向けないのであれば、「解決策」は箱に入ったままです。

 

 

 

虐待事案やDV事案の面談を担当することもありますが、

 

 

そうした面談で一番大切なことは、

 

「勇気を振り絞って話してくれた事実」に目をそむけないこと です。

 

「支援をする側」が逃げないこと。これが大原則です。

 

 

 

 

 

これは「自分自身」についても 当てはまります。

 

 

 

 

自分を変えるためには、自分の「ネガティブな感情」に目を向けなければなりません。

 

こころの中にある「思い出したくない事実」「見たくもない事実」「話したくもない事実」

 

その中にしか「解決策」はないからです。

 

 

 

 

自分の「ネガティブな感情」に向き合える人は、物事を「解決する力」を持っています。

 

「解決力」とは「光を当てる」能力なのです。(げんき)