その909)「関心」「時間」「信頼」がなければ話を聞かないのが「人」です。

 

 

昨日の学童保育指導員研修会で

 

「先生、こどもが まったく指導員の話を聞かないんです、、でもよくよく見ると

 

その子の保護者の方も似ているんです。そうしたものって 似るのですか?」

 

 

というご質問を頂きました。

 

 

 

 

学童期のこどもたちが「話」を聞かない。

 

ある意味 当然といえば 当然です。 不思議なことではありません。

 

 

理由は、実に簡単。 

 

 

「興味」が多い。好奇心旺盛 だから です。

 

 

 

では、大人は どうなのか。

 

実は、大人も そう 変わらないのです。

 

 

 

 

 

「人」が話を聞くためには、3つの条件が必要です。

 

 

 

「関心」「時間」「信頼」 この3つ です。

 

 

 

●その話題に「関心」があるのか。興味があるのか。

 

●そもそも 聞く「時間」が、今あるのか。

 

●「話」をする相手を信頼しているのか。興味があるのか。

 

 

 

この3つ です。

 

 

 

この3つの条件、1つでも 外れると 人は「話」を聞きません。

 

もちろん、聞く振りをするかもしれませんが、

 

「話」を聞く体勢には、なっていないのです。

 

 だから「話」は入らないのです。

 

 

「聞く」体勢が出来て初めて、「話」は相手に届くのです。

 

 

 

 

この3つを すぐさま 感じる力。

 

それが「場の空気」を読む力 です。

 

 

 

 

<相手の「聞き方」と 自分の「話し方」>

 

 

相手の「聞き方」を作っている要素が、「関心」「時間」「信頼」だったら、

 

自分の「話し方」を作っているのは、なんでしょうか?

 

 

 

もちろん、同じです。

 

 

 

「関心」「時間」「信頼」 です。

 

 

 

●相手の関心や興味を引く「話し方」

 

●その場の「時間」にあわせた「時間調整」

 

●その内容が本当なのかという「信頼性」

 

この3つが必要になるのです。

 

 

 

「聞かない」のには、理由があります。

 

 

 

興味もないし、時間もない、それってホントか?

 

大人だって、みんな そう思って「人の話」を聞いているはずです。(げんき)