このブログ記事を書いている「今」。
きっと、これまでとは違った形で保育をされていると思います。
一生懸命頑張っている学童指導員の先生方に、
「今こそ」注意しなければならない2つの点をお伝えできたらと思います。
1つは、「こどもたち」
もう1つは、「指導員の先生」みなさんについて です。
「こどもたち」については、「過覚醒」です。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=246x10000:format=jpg/path/sa0ffa718ed32e173/image/i46ad835b1324bdc1/version/1583281732/image.jpg)
大人でも、「今」は ストレスフルな状態です。
こどもたちにとっては、それは さらに大きなものです。
こうした「環境」が続くと、いつもピリピリした感じで緊張が抜けなくなったり、
怒りっぽくなったり、「対人関係」での問題が発生し、そうした中「孤立」してしまうことがあります。
そうしたものを「過覚醒」といいます。
昼間の「保育」の中で、ストレスが蓄積されてしまうと、家に帰ってからも
イライラが収まらなかったり、常に気持ちが高ぶったままの状態になることもあります。
保護者の方も、通勤や勤務で、かなりの「ストレス」を抱えているはずです。
時間が経てばたつほど、親も子も「ストレス」から互いをサポートしにくい環境が生まれてしまいます。
「今」できることは「保護者としっかり連携すること」です。
そして、もし
こどもたちが 苛立ち、気持ちが高ぶっていても
それをしっかりと周囲が理解してあげることが大切です。
そして、「指導員」の先生方は「燃え尽き(バーンアウト)」です。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=176x10000:format=png/path/sa0ffa718ed32e173/image/i42fb1cd983a83500/version/1583281798/image.png)
きっと「今」は、まだ大丈夫だと思います。
でも、この期間が長くなり、ふと「事態」が落ち着き、ようやく「日常」を取り戻そうとした時、
これまで、一生懸命がんばってきた反動で、突然、気が抜けたようになってしまいます。
これが「燃え尽き(バーンアウト)」です。
「燃え尽き」てしまうと、1、2日では 回復が難しくなります。
「週単位」での時間がかかってしまうのです。
・・・人が足りない、休んでられない。・・・
そうした「医療」「介護」「保育」の分野で働く方は、「今」が一番大変ですが、
だからこそ、「終息」して「落ち着いた頃」を「イメージ」しておくことが大切です。
「頑張って乗り切った後」に「自信」や「誇り」「希望」が生まれるのであれば
この経験も意味があるのですが、
「頑張って乗り切った後」に「離職」が生まれてしまうと
「今」の努力が、報われなくなってしまいます。
「今」みんな「不安」を抱えながらも笑顔で 頑張っています。
『今』こそ、「想いやり」と「こころの余裕」を持つことが大切です。(げんき)