その926)「びっくりさせない」「正直に話す」が「保育者の離職」を防ぐのです。

 

 

保育現場や学童保育の現場での「保育者の離職」

 

 

もちろん、その理由は、様々あります。

 

 

「家庭の事情」や「個人の都合」というのは、まず関係ありません。

 

 

それは、「表」の理由であり、本当の理由は 他にあるからです。

 

それは 誰であっても 感じているはずです。

 

 

 

本当の理由は、「人間関係」であったり、「給与待遇面」の問題だったり、

 

「労働環境の悪化」だったり、「いじめやパワハラ」だったり、そうしたものです。

 

 

 

ただ、、、この「本当の理由」だけで「離職すること」はありません。

 

 

 

 

実は、「離職」を決断させる「最後の一撃」というものがあるからです。

 

 

 

 

それは、「びっくりさせること」

 

 

そして、「ごまかすこと」

 

 

 

この2つです

 

 

 

この2つがセットであれば、間違いなく「離職の意思」に火が付きますが、

 

1つでも、それは決定的な「決断」に結びつくのです。

 

 

 

 

「びっくりさせる」というのは、それが「サプライズな喜び」であればいいのですが、

 

ほとんの場合、「今までとは違う要求」をしたり、「びっくりするようなこと」を言う。

 

 

 

「えーー、そんなこと 今まで黙っていたの。。。。」

 

 

「えーー、何よ、それ、、、」

 

 

「えーー、そんなこと 聞いていない。もっと早く言ってよ!!」

 

 

 

そうした「ネガティブ・サプライズ」です。

 

 

 

 

もう1つの「ごまかす」も似たようなものです。

 

 

 

「正直でない」「素直でない」「親切でない」「丁寧でない」

 

 

そうした「思い」が生まれた時、最終的に「離職を決断する」のです。

 

 

 

 

「保育者の離職防止策」は、園によっても異なります。様々あります。

 

 

 

ただ、どの園であっても「共通」してできることは、

 

 

 

① びっくりさせないこと。

 

② 正直に話す、率直に話すこと。

 

 

この 2つ です。 

 

 

 

 

この2つの方針が守られなければ、

 

 

どんなに「待遇」を改善しても、 

 

どんなに「人間関係のトラブル」を話し合いで うまく収めたとしても、

 

きっと、「離職の決断」の機会は また近いうちにやってくるのです。(げんき)