「朝、玄関の掃除ができるようになったら、自然と早起きができるようになりました。」
「朝のワイドショーを見なくなったら、できなかった掃除の習慣が身に付きました。」
「なるべく階段を使うようになったら、食事も腹八分になりました。」
みなさんも、こうした経験は、きっと あるはずです。
「●●ができるようになったら、自然と〇〇もできるようになった」
今まで出来なかったことが、1つ出来るようになると
自然に別の「コト」が出来るようになる。
「できた」という「喜び」をまた味わいたくて、別のモノを探す
これは、ごくごく当たり前に起こる「脳の特性」です。
この事を知って、それを使うか 使わないかで
こどもたちであれ、保護者であれ、不調を抱えた方であれ
「支援の成果」というのは、大きく変わっていくのです。
「支援」というのは「スモール・ステップ」
1つずつ 少しずつ 欲張ってはいけません。
よく、講義や教科書でも そう書かれています。
もちろん、その通りです。
僕も そうやって 少しずつ行っていきますが、
「同時」に欲張って、もう1つのセットを常に考えています。
「これ」ができるようになったら、「これ」もきっとできるようになる。
常に「セット思考」で「支援」を行っています。
スタッフの研修カリキュラムの1つに、
「これ」ができると「これ」もできるはずというのを考える「ワーク」があります。
たくさんのカードに、「キーワード」が書かれていて、
そのたくさんのカードを バラバラに まるで 「かるた」のように配置して、
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=243x10000:format=png/path/sa0ffa718ed32e173/image/iff843214cf8e212f/version/1587416029/image.png)
「可能性」のありそうな「セット」を 楽しく ワイワイ やりながら考えています。
そうやって、「セット思考」を1度 身に付けると
常に、「支援」の際に「行動変容」を「セット」で考えられるようになります。
簡単なので、是非 やってみてください。 (げんき)