その929)「●●ができると〇〇ができるようになる」をうまく活かすことです。

 

 

「朝、玄関の掃除ができるようになったら、自然と早起きができるようになりました。」

 

 

「朝のワイドショーを見なくなったら、できなかった掃除の習慣が身に付きました。」

 

 

「なるべく階段を使うようになったら、食事も腹八分になりました。」

 

 

みなさんも、こうした経験は、きっと あるはずです。

 

 

 

 

「●●ができるようになったら、自然と〇〇もできるようになった」

 

 

今まで出来なかったことが、1つ出来るようになると

 

自然に別の「コト」が出来るようになる。

 

 

 

 

「できた」という「喜び」をまた味わいたくて、別のモノを探す

 

これは、ごくごく当たり前に起こる「脳の特性」です。

 

 

 

 

 

 

この事を知って、それを使うか 使わないかで

 

こどもたちであれ、保護者であれ、不調を抱えた方であれ

 

「支援の成果」というのは、大きく変わっていくのです。

 

 

 

 

 

「支援」というのは「スモール・ステップ」

 

1つずつ 少しずつ  欲張ってはいけません。

 

 

よく、講義や教科書でも そう書かれています。

 

もちろん、その通りです。

 

 

 

 

僕も そうやって 少しずつ行っていきますが、

 

「同時」に欲張って、もう1つのセットを常に考えています。

 

 

 

 

「これ」ができるようになったら、「これ」もきっとできるようになる。

 

常に「セット思考」で「支援」を行っています。

 

 

 

 

 

スタッフの研修カリキュラムの1つに、

 

「これ」ができると「これ」もできるはずというのを考える「ワーク」があります。

 

 

 

たくさんのカードに、「キーワード」が書かれていて、

 

そのたくさんのカードを バラバラに まるで 「かるた」のように配置して、

 

 

 

 

「可能性」のありそうな「セット」を 楽しく ワイワイ やりながら考えています。

 

 

 

そうやって、「セット思考」を1度 身に付けると

 

常に、「支援」の際に「行動変容」を「セット」で考えられるようになります。

 

 

 

簡単なので、是非 やってみてください。 (げんき)