その956)「相談支援」には「ご利用者の満足度」を計る「仕組み」が不可欠です。

 

 

 

「相談支援」について学ぶ。

 

 

そういうと

 

「相談支援」についての「考え方」。相談支援の「手法」など。

 

そうした「支援者」側について 学ぶ機会が多いかと思います。

 

 

 

そして、実際に「相談支援」を行うと

 

 

「今日の面談は、スムーズにいった」

 

「今日は、うまくいった。」

 

「今日は、なかなか 前に進めなかった」

 

 

そうした「支援者」側の「満足度」を 毎回 測ってはいませんか?

 

 

 

もちろん、それも 大切なことではありますが、

 

 

 

大切なのは「ご利用者が、満足されたかどうか」です。

 

 

「支援者」側の「満足度」ではなく、

 

「ご利用者」側の「満足度」を計ることが大切なのです。

 

 

 

 

「相談支援」には「ご利用者の満足度」を計る「仕組み」が不可欠です。

 

 

 

その「仕組み」がなければ、

 

もしかすると「一方的な相談支援」

 

「支援者」のための「相談支援」に流れ始めても 気づくことができません。

 

その「仕組み」を整備しなければ なりません。

 

 

 

 

 

もちろん、一般的な 何かのサービスを利用した時に送られてくるメールのような

 

「サービスに対するアンケート」のような形は、あまりにも「ストレート」過ぎますが、

 

もう少し柔らかく 「満足度」を確認する方法が必要になります。

 

 

 

 

僕のところの「相談室」では、

 

他のスタッフが「面談」をした後で、ご相談者の方が帰られる際に、

 

2段階の「ご挨拶」を行っています。

 

 

 

1段階は、「面談室」の出入り口での「ご挨拶」

 

2段階目は、「玄関」の出入り口での「ご挨拶」

 

 

簡単に分けると この2か所で 「ご挨拶」と「お見送り」を行っています。

 

 

 

 

1段階目の「面談室」の出入り口での「ご挨拶」と「お見送り」は、

 

「面談」を行った「担当者」です。

 

 

 

そして、2段階目の「玄関」の出入り口での「ご挨拶」と「お見送り」を担当するのは、

 

「担当者」ではなく「僕」が行っています。

 

 

 

「1段階目のご挨拶」は、あくまでも「面談後」の「ご挨拶」になります。

 

「2段階目のご挨拶」は、足を運んでくださった「お礼」と「道中お気をつけて」という「ご挨拶」になります。

 

 

 

この「玄関」でのご挨拶の際に、

 

たった一言 「ご不安は 少し 和らぎましたか?」とお尋ねします。

 

 

 

そこで頂いた「言葉」や「表情」

 

時には、立ち止まって 3分~5分ほど ご相談者の方がお話頂くことがあります。

 

 

 

これが「ご利用者の満足度」を計る「仕組み」になります。

 

 

 

 

こうした「仕組み」を使って

 

「スタッフ」に対して「何を」「どのように」今後サポートしたらいいのか。

 

それを計っているのです。(げんき)