その960)「専門性」を特化しなければ「職業」にはならないのです。

 

 

このテーマは、これまで何回か、書かせて頂いたのですが。

 

 

「専門性」について です。

 

 

最近また 同じような出来事があったので、もう一度書いてみました。

 

 

これから「ソーシャルワーカーになりたい方」

 

「ソーシャルワーカーとして働きたい方」には、是非もう一度考えて頂けたらと思います。

 

 

 

 

 

ある二人の会話です。

 

 

Aさん「あなたの職業は 何ですか?」

 

 

Bさん「食べ物屋です。」

 

 

Aさん「あっそうなんですか。で、何のですか?」

 

 

Bさん「えっ、はい。食べ物屋さんです。」

 

 

Aさん「食べ物屋さんは分かりました。で、何をと聞いているんですが・・」

 

 

 

 

 

では、もう1組です。

 

 

Cさん「あなたは、今 何をされてるのですか?」

 

 

Dさん「はい。今は運転手です。」

 

 

Cさん「へー、運転手さんなんですか。で、何の運転手ですか?」

 

 

Dさん「えっ、運転手です。」

 

 

Cさん「わかりました。で、、、何を運転しているのですか?」

 

 

Dさん「いや 運転手なんですけど」

 

 

 

 

では、同じような質問です。

 

 

「あなたは、これから 何になろうと思っているのですか?」

 

 

「はい。ソーシャルワーカーです。」

 

 

「そうなんですね。いいですね。 で 何の?」

 

 

「えっ、いや ソーシャルワーカーです。」

 

 

「うん。わかりました。で、何のソーシャルワーカーになるのですか?」

 

 

「いや、ソーシャルワーカーなんですけど・・」

 

 

 

 

 

「ソーシャルワーカー」とは、「お仕事(職種)」のことです。

 

「何の」が決まって、初めて「職業(生計を立てる)」になるのです。(げんき)