その992)「保育士」が「相談支援」を学んだ方がいい本当の理由とは?

 

 

昨日は、恒例の「ZOOM座談会」の日でした。

 

今回も、保育士の先生、ソーシャルワーカーの方、これから保育を学ぶ方だけでなく

 

現役の園長先生が3名もご参加下さり、

 

いつものように何か「テーマ」を決める訳でもなく、今回も

 

近況報告や相談会のような遠慮なく話せる「サロン」形式で開催いたしました。

 

 

 

ご参加頂いた方から 昨日も ズバッ!!と質問を頂きました。

 

 

 

 

「元気先生。これは ぶっちゃけの話です。教科書的な感じの答えではなく、

 

元気先生は、なぜ 保育士が相談支援やソーシャルワークを学んだ方がいいと

 

思いますか? 本当のメリットというか、実益というか、

 

そんな『現実的なメリット』は 何だとお考えですか?是非教えてください。」

 

 

なんと そのご質問を頂いたのは 現役の園長先生です。

 

 

 

僕も その園長先生に

 

 

「園の先生から 質問されたんでしょ? たぶん(笑)」

 

 

とご質問すると

 

 

「はい(笑)そうです。私が説明したのですが、どうもピンと来ていないようで。。。

 

たぶん、もっと「現実的な」答えを期待していたんだと思います。」

 

 と答えて頂きました。

 

 

 

 

 

保育士が「相談支援」や「ソーシャルワーク」を学んだ方がいい

 

「現実的な理由」を ご説明したいと思います。

 

 

 

 

教科書に書かれているような「こどもたちのため」「保護者のため」ではありません。

 

 

 それは『自分自身のため』です。

 

 

自分の「キャリア」をアップさせ、「自分の名前」で活躍できたり、

 

園を作らなくても、将来的に「子育て支援分野」で独立開業したり、

 

「自分の能力」だけでやっていける可能性が 一気に広がるから です。

 

 

 

 

『相談支援を学べば、保育者としての自分自身が一気に成長する』

 

 

これが「現実的な理由」です。

 

 

 

 

 

というか『僕がそうだった』からです。

 

 

 

僕の場合は「相談支援」を学んだことで「道」が大きく広がりました。

 

 

 

僕が独立をして作った研究所は、もちろん、「園」という形ではないのですが、

 

日本全国から こどもたちや保護者の方がたくさんいらっしゃいます。

 

夏休みになれば(今年は無理ですが)一緒に遊びに行ったりもします。

 

 

その活動とは別に、1年を通して、日本全国で「研修」や「講演」のご依頼を頂き、

 

旅をしながら、ほぼ毎日のように たくさんの保育士の先生との出会いがあります。

 

(今年は、新型コロナウイルスの影響でかなり数は減りましたが)

 

 もちろん、その間には雑誌の連載や本を書かせて頂くチャンスもたくさん頂きました。

 

 

 

 

 

こうしたものが手に入ったのは、

 

紛れもなく「相談支援」を学んだからです。

 

 

 

「相談支援」を学んだことで手に入れた

 

現実的な成果』なのです。

 

 

 

 

「相談支援」を学んだことで「自分自身」が成長し、

 

「こどもたち」と「保護者」の「しあわせ」につながっていたのです。 

 

 

 

 

 

 

「世の中のためになる」

 

 

 

 

それは「相談支援」や「ソーシャルワーク」という「技術」ではありません。

 

 

『学んだことで進化して成長した あなた自身』なのです。(げんき)