その1003)なぜ「保育士」は「言葉がけ」を学ばなければならないのですか?

 

 

 

「元気先生、なぜ 保育士は『言葉がけ』を学ばなければならないのでしょうか?

 

もちろん、必要で大事なことであることは分かっていますが、その理由を知りたいです。」

 

 

保育者研修の際に、こうした「質問」を頂くこともよくあります。

 

 

●なぜ「言葉がけ」が必要なのか

 

●どうして「言葉がけ」が大事なのか

 

 

それについて、解説したいと思います。

 

 

 

 

「保育士」の先生が、こどもたちに対して 最もたくさん働きかけていること。

 

それは、何だか 分かりますか?

 

 

 

それは、「行動」です。

 

 

 

 

 

「保育士の働きかけ」で最も多いもの。

 

それは「行動を促す働きかけ」です。

 

 

 

 

でも、現場の先生は、よくわかっているかと思いますが、

 

こどもたちは、そんなに簡単に「行動」してくれるとは限りません。

 

 

もちろん、最初は、言うことを聞いてくれますが、

 

慣れれば、慣れるほど、そんなに簡単に「行動」してくれなくなります。

 

これは、「子育て」でも 同じです。

 

 

 

 

人の行動には「原則」があります。

 

 

それは、「イメージ」してから「行動する」です。

 

 

 

「イメージ」が先で、「行動」は、後。

 

 

これが「原則」です。

 

 

 

 

「行動」しなくなる「理由」は、簡単です。

 

 

 

「イメージ」がない

 

もしくは、

 

「イメージ」がよくない

 

 

その どちらかです。

 

 

「行動」について、もっと詳しく解説すると 膨大になりますので、

 

もう少しだけ、ご説明すると

 

 

 

「イメージ」→「感情」→「行動」という流れになります。

 

 

 

「良いイメージ」は、「良い感情」を生み出し、そして「行動する」

 

 

という「流れ」になるのです。

 

 

 

こどもたちの頭の中に「絵」が浮かび、

 

そして「楽しい」「面白い」という「感情」を生み出すことができれば、

 

それは、すべて「行動」につながるのです。

 

 

 

 

「行動」しないのであれば、

 

最初にやるのは「イメージ」を変えること 

 

もしくは「イメージ」を作ること。

 

 

 

これだけです。

 

 

 

 

「イメージ」を変える方法は、たった、1つしかありません。

 

 

 

 

それは「言葉」を変えることです。

 

 

 

 

だから「言葉がけ」が必要になるのです。

 

 

 

 

そして、その「イメージ」を変える「言葉がけ」が

 

「ことばがけ」なのです。

 

 

 

「こ」・・・「こころ」に

 

「と」・・・「届く」

 

「ば」・・・「場面」

 

 

 

だから、「ことばがけ」が必要なのです。

 

 

僕は、この「ことばがけ」研修を行っているのです。(げんき)