最新更新日:2025年5月4日

2025年度『レベルアップ』研修のご案内

●2025年度の研修内容について簡単にご説明しています。(2025.5.2)

敏感で繊細なこどもへの「ことばがけ」がわかる!


『ことばがけセラピー』とは「ことば」を使ったアプローチを行い不快な感情を開放し、過剰な不安や緊張による苦しさや行動抑制を和らげる「セラピー技術」です。 


『ことばがけのスペシャリスト』への「ステップ」を3つご用意しました。

保護者支援編

気になる子編

学童保育編



新しい研修』について私が「質問」いたします。

研修ナビゲーター:田中ゆり先生

 2025年度に初めて、岸本元気先生の研修を受講される先生方もいらっしゃると思います。

そこで私(田中)が代表いたしまして(実は私も今年度初めて受講します!)今回ご用意頂いているSTEP1の「基本公式」STEP2の「セラピー技術」について質問いたします!

 

教えてくれるのは 岸本 元気  先生です。

それでは、よろしくお願いいたします。

まず、STEP1「基本公式」は、どんな内容ですか?


 

STEP1の「基本公式」のテーマは『脳に入ることばがけ』です。例えば、日常的によくあることだと思うのですが、「感情的になって怒っている人」だったり「興奮して暴れだしているこどもたち」だったり、そうした状態の時って「相手の脳」にこちらがかける『ことば』って入ると思われますか? 

 

いやーー難しいかも

 

そうですよね。入らないですよね。それには「理由」があります。見えない脳の中の話だから「イメージ」しにくいかもわかりませんが、実は「脳」の中は『閉ざされた状態』なんです。つまり、この方の脳の中には「ことば」が入る『スペース(空間)』がないんです。

 

研修を受講頂いた先生は、もう「イメージ」が浮かぶと思うのですが、僕は研修の中で、この「スペース(空間)」のことを『トライアングル』と呼んでいます。 

 研修でお話しする内容は『相手の脳』に「ことばが入るスペース」(トライアングル)を創り出す『ことばがけ』です。

 

研修では「シーン別」例えば「感情的になった状態」だったり「不安を抱えている状態」だったり、相手がこちらのことを「好意的に思っていない」状態だったり。そうした日常生活でよくある『話を聞いてもらえない状況』を事例を交えてお話ししながら、その状態を解消するための「ことばがけ公式」についてお話ししています。 

 

是非それ聞いてみたい!

では、STEP2の「セラピー技術」はどんな内容?

保護者支援編

気になる子編

学童保育編


 

僕が行っている「セラピー」は『ことばがけ』を使って「感情」を開放する『感情開放療法』というセラピー技術になります。 サイトや資料で説明している文面としては、こんな感じです。


当研究所では、HSP(生まれつき敏感で繊細な特性を持っている方)、またHSC(そうした特性を持っているこどもたち)、ADHD,ASDなどの発達面での特性を持つ大人の方やこどもたちへ『ことばがけ』を使った『感情開放セラピー』を行っています。 


 この「ことば」を使った「感情開放セラピー」のことを僕は『ことばがけセラピー』と呼んでいます。 

 

 この『ことばがけセラピー』の核となるのが、STEP1でお話しする『脳にことばが入る基本公式』です。

 

STEP1の研修では、研修時間の関係で重要な『5つの公式』のみをお話ししていますが、実はこの『脳にことばが入る公式』は18通りあり、細分化すると全部で「36公式」あります。

(※2026年度に36公式全部掲載した『公式テキスト』を発売予定です。)

 

ただ、その中でもSTEP1でお話しする『5つの公式』は「必須」であり、最も重要な公式になります。この5つがあれば「保育の場」での問題解決は、ほぼ可能です。

 

『セラピー』というと「なんだか難しいこと」だったり「特殊なテクニック」のように感じるかもしれませんが、実は「シンプル」。この「5つの公式」を組み合わせて使う。ただそれだけです。STEP1を受講頂いた先生方なら、きっとそれほど難しく感じないと思いますよ。

 

ありがとうございます!

内容よくわかりました。

 

最後に「ズバリ!」伺います。

セラピーは「どんな子」に最も効果を発揮しますか?

 

僕が『ことばがけセラピー』を「誰のために作ったのか」「誰を助けたくて作ったのか」

きっと、それをお話しするのが一番みなさんに「ご理解いただける」かもしれませんね。

 

「誰のために作ったのか」

 

それは

「僕自身のため」

 

です。

 

実は、こどもの頃の僕は

  今でいう「HSC」的な特性を持った「こども」だったようです。

もちろん、本人にはそんな自覚はなかったのですが。

 

さらに、こうした特性だけでなく「衝動性」も高く「多動傾向」がかなり強い感情コントールが全く効かない『ADHD傾向』を持ち合わせた、こどもだったようです。 

 

 もしみんなの園の中にいたとしたら、とても『ハードケースなこども』だったかもしれません。

 

 

こうした特性は少しずつ収まっていったのですが、大人になっても常に「生きづらさ」を抱えた状態が続き、30歳の頃には「全般性不安障害」と「パニック障害」の診断までつきました。

 

 

そんな中、本当に偶然だったのですが、何気なくかけられた『ことば』で

 

『パニック発作』がピタリと止まってしまったんです。自分でも驚きました。 

 

 

その『ことば』は単なる「ことば」ではなく、ある「パターン」の組み合わせでした。

 

そこで 気づいたんですね。

 

 

このことに気づいて、生み出したのが「独自の感情開放技法」です。

 

その結果「パニック障害」「不安神経症」だけでなく「ADHD特性」を完全に克服した経験をもっています。(詳しくは、プロフィールをご覧ください。こちら 

 

今では「この経験」が「自分の仕事」となっているから「人生」とは不思議なものです。

 

 

 

ご質問の「答え」ですが、

 

「こうしたタイプ」

 

「こどもたち」には

 

きっと

 

「効果」を発揮する

 

そう思っています。

 

 

 

うわー!!

研修がとても楽しみになりました。

ありがとうございました!

2025年9月からの『各レベルアップ』研修の内容

各研修内容についてご紹介いたします。  

※下記内容は現時点(2025年5月時点)での仮のテーマとなります。6月~7月の間で「構成」と「内容」を作りこみ、8月に「撮影」を予定しております。「撮影後」に「さらに詳しい研修内容」をアップ予定です。どうぞお楽しみに。 


敏感で繊細な保護者の方への「ことばがけ」がわかる!

研修内容

STEP1基本研修でお話しした『ことばがけの基本公式』を「保護者対応」の事例にあわせて「組み合わせ方」のポイントや「なぜ効果が出るのか」という「メカニズム」をご紹介いたします。

  •  「こどもの行動」に過剰に反応してしまう「感情的になりやすいタイプ」とは。
  • 「繊細すぎてひといちばい敏感な方」への「スムーズな伝え方」のポイント。
  • 「思い込みが強い方」へ状況を伝えるための「ことばがけフレーズ」とは。
  • 「支援が必要なこども」の保護者に負担をかけない「伝え方のヒント」が学べます。 

 

刺激に敏感で繊細な特性を持っている方に対応する際に 知っておきたい『リボンの法則』

「目に見える世界」と目には「見えない世界」。

「人間関係」はすべて『リボンの法則』で出来ている。

「気持ちの切り替え」が難しい方に対応するコツ

過剰な不安や緊張による苦しさや行動抑制を和らげる「コツ」など・・


受講対象者

STEP1基本研修「保護者へのことばがけ」研修をご受講頂いた方向けの「レベルアップ研修」(STEP2)になります。

 

※受講されていない方は、まずはSTEP1基本研修からご受講ください。



敏感で繊細なこどもへの「ことばがけ」がわかる!

研修内容

STEP1基本研修でお話しした『基本公式』を使って「気になる子に見えてしまう」こどもたちへの「組み合わせ方」のポイントだけでなく、その子の保護者への助言のポイントも解説。

  •  保育の場で「気になる子」に見えてしまう「2つの視点」とは。
  • 刺激に敏感なこどもへの「ことばがけ」のルールと接し方。
  • 繊細なこどもたちがのびのび過ごせる「保育環境」の作り方
  • 「HSC」と「発達面障がい」の見極め方 などが学べます。 

 

刺激に敏感で繊細な特性を持っている子に対応する際に 知っておきたい『リボンの法則』

「目に見える世界」と目には「見えない世界」。

「人間関係」はすべて『リボンの法則』で出来ている。

「気持ちの切り替え」が難しい子に対応するコツ

過剰な不安や緊張による苦しさや行動抑制を和らげる「コツ」など・・


受講対象者

STEP1基本研修「気になる子への対応」研修をご受講頂いた方向けの「レベルアップ研修」(STEP2)になります。

 

※受講されていない方は、まずはSTEP1基本研修からご受講ください。



敏感で繊細なこどもへの「ことばがけ」がわかる!

研修内容

STEP1基本研修でお話しした『基本公式』を使って「気になる子に見えてしまう」こどもたちへの「組み合わせ方」のポイントだけでなく、その子の保護者への助言のポイントも解説。

  •  学童保育の現場で「気になる子」に見えてしまう「2つの視点」とは。
  • 刺激に敏感なこどもへの「ことばがけ」のルールと接し方。
  • 繊細なこどもたちがのびのび過ごせる「学童保育の環境作り」
  • 「HSC」と「発達面障がい」の見極め方 などが学べます。 

 

刺激に敏感で繊細な特性を持っている子に対応する際に 知っておきたい『リボンの法則』

「目に見える世界」と目には「見えない世界」。

「人間関係」はすべて『リボンの法則』で出来ている。

「気持ちの切り替え」が難しい子に対応するコツ

過剰な不安や緊張による苦しさや行動抑制を和らげる「コツ」など・・


受講対象者

STEP1基本研修「学童期のことばがけ」研修をご受講頂いた方向けの「レベルアップ研修」(STEP2)になります。

 

※受講されていない方は、まずはSTEP1基本研修からご受講ください。

 



お問い合わせ

「ことばがけセラピー」は「オンデマンド研修」のみとなります。撮影は、2025年8月を予定しております。ご視聴は、2025年9月以降の日付でのお申込みとなります。


※電話でのお問い合わせはご遠慮ください

研修は多くのスタッフが「情報」を共有しています。そのため「お申込みフォーム」又は「お問い合わせフォーム」からご連絡をお願いいたします。


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