④ クライエント中心理論・アプローチ

人は「温かな人間関係」を活用しながら、問題を解決していく。


ロジャースが発展させた理論

「受容」「共感」「純粋さ」などの非支持的な態度。

権威的に「助言」せずに、誠実で温かな関係を提供し、問題を抱える人を「受容」し、抱えている問題に耳を傾け

深い「共感」と「純粋で、無条件で、肯定的な関心」を示す。

純粋さ

相手が経験している「自分の現実」を、完全に理解できないことを知りつつ、それでも「理解したい」という純粋な

望みをもって相手に接する態度が大切です。

人は条件さえ整えば 成長に向かう存在である。

無条件の「愛」こそ 相手の可能性を実現していくのです。

保育の現場で使える視点

温かく見守る態度と笑顔が 何よりも大切なのです。

「無条件に受け入れること」

 

今、どんな態度であっても、どんな過去があったとしても

何の条件もなく受け入れ、 温かな関心と敬意を示す態度。

 

これが大切なのです。

 

もしかしたら、今 その方は あなたに対して

悪態をつき、怒って攻撃するかもしれません。

 

そのような相手を受け入れることは、チャレンジなのです。(げんき)


僕は「こう考える」

「受け入れる」とは

何でも相手に同意し、簡単に甘やかすことではありません。

時にNOと言わなければならないこともあります。

もし、相手がそれに対して怒りを覚えても、それでも受け入れる気持ちが大切なのです。(げんき)