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2020年

8月

21日

その1004)2021年度の保育者研修は「リアル」と「オンライン」の両方をご準備いたします。

 

 

今週から、「保育者研修」がスタートしました。移動と研修の毎日がはじまりました。

(具体的な県名は、このような状況なので控えておきます。)

 

 

いつもの年と比べ、「新型コロナウイルス」感染拡大の影響で、研修本数はグンと少なくなりましたが、

 

今まで以上に「健康管理」が大事になり、プラスして「衛生管理」と「安全管理」が必要となった今年。

 

「移動」と「ホテルでの過ごし方」に今まで以上に「神経」を使っています。

 

 

 

 

 

 

今年度の研修から「研修」の準備の仕方を大きく変えました。

 

 

それは、「リアル研修」と「オンライン研修」を両方準備している点です。

 

 

 

 

来年2021年度からの「保育者研修」では、

 

「リアル研修」と「オンライン研修」の両方を準備しています。

 

 

 

 

 

「新型コロナウイルス」は、この先 どうなるのか 予測できません。

 

 

 ギリギリになって、やっぱりできない。中止。

 

 

今年は、そうした会場も多かったのですが、来年もまた同じ。

 

 

では、やはりマズイようで、まだ8月という時期にも関わらず

 

既に「2021年度の保育者研修」についてのお問い合わせが増えています。

 

 

もちろん、時期は未定ですが。

 

 

 

そこで、ご担当の先生と打ち合わせをしているのが、この「W(ダブル)準備」です。

 

 

 

「リアル研修」で準備をしておいて、

 

 ある段階で「リアル」が難しいとなった場合に

 

「オンライン」に切り替えて実施する。

 

 

 

それを可能にするために、今年度「オンライン研修」をスタートしました。

 

(※詳しくは、「ZOOMを使ったオンライン園内研修」をご覧ください。)

 

 

実は、2021年度の「リアル・オンライン保育研修」の準備のためなのです。

 

 

 

 

「オンライン研修」には、主催者様や ご参加頂く先生に対しての

 

 しっかりとした「マニュアル」が必要になります。

 

 

 それに、「オンライン」は「リアル」研修の「会場準備」がない分、

 

「通信環境」という「会場」設定が必要になり、なかなか大変です。

 

 

 

これらも含めて すべて「こちら」で対応できるように ご準備しております。

 

 安心してくださいね!

 

 

 

 

 今日のブログ記事は「2021年研修ご担当の先生」に向けてのお手紙になりました!!(げんき)

 

お知らせ

 

※2021年の研修講師のご依頼受付は、2020年9月1日(火)からとなります。

 

例年 年間120本程度の研修をお引き受けして実施しておりましたが、2021年度は、自主開催セミナーの開催があり、スケジュールの関係で、お引き受けできる研修数が、通年の6分の1程度の計20本とかなり少なくなります。

 

ご予約につきましては日程未定でも構いませんので、お申込みは、お早めにお願いいたします。

 

2020年

8月

18日

その1003)なぜ「保育士」は「言葉がけ」を学ばなければならないのですか?

 

 

 

「元気先生、なぜ 保育士は『言葉がけ』を学ばなければならないのでしょうか?

 

もちろん、必要で大事なことであることは分かっていますが、その理由を知りたいです。」

 

 

保育者研修の際に、こうした「質問」を頂くこともよくあります。

 

 

●なぜ「言葉がけ」が必要なのか

 

●どうして「言葉がけ」が大事なのか

 

 

それについて、解説したいと思います。

 

 

 

 

「保育士」の先生が、こどもたちに対して 最もたくさん働きかけていること。

 

それは、何だか 分かりますか?

 

 

 

それは、「行動」です。

 

 

 

 

 

「保育士の働きかけ」で最も多いもの。

 

それは「行動を促す働きかけ」です。

 

 

 

 

でも、現場の先生は、よくわかっているかと思いますが、

 

こどもたちは、そんなに簡単に「行動」してくれるとは限りません。

 

 

もちろん、最初は、言うことを聞いてくれますが、

 

慣れれば、慣れるほど、そんなに簡単に「行動」してくれなくなります。

 

これは、「子育て」でも 同じです。

 

 

 

 

人の行動には「原則」があります。

 

 

それは、「イメージ」してから「行動する」です。

 

 

 

「イメージ」が先で、「行動」は、後。

 

 

これが「原則」です。

 

 

 

 

「行動」しなくなる「理由」は、簡単です。

 

 

 

「イメージ」がない

 

もしくは、

 

「イメージ」がよくない

 

 

その どちらかです。

 

 

「行動」について、もっと詳しく解説すると 膨大になりますので、

 

もう少しだけ、ご説明すると

 

 

 

「イメージ」→「感情」→「行動」という流れになります。

 

 

 

「良いイメージ」は、「良い感情」を生み出し、そして「行動する」

 

 

という「流れ」になるのです。

 

 

 

こどもたちの頭の中に「絵」が浮かび、

 

そして「楽しい」「面白い」という「感情」を生み出すことができれば、

 

それは、すべて「行動」につながるのです。

 

 

 

 

「行動」しないのであれば、

 

最初にやるのは「イメージ」を変えること 

 

もしくは「イメージ」を作ること。

 

 

 

これだけです。

 

 

 

 

「イメージ」を変える方法は、たった、1つしかありません。

 

 

 

 

それは「言葉」を変えることです。

 

 

 

 

だから「言葉がけ」が必要になるのです。

 

 

 

 

そして、その「イメージ」を変える「言葉がけ」が

 

「ことばがけ」なのです。

 

 

 

「こ」・・・「こころ」に

 

「と」・・・「届く」

 

「ば」・・・「場面」

 

 

 

だから、「ことばがけ」が必要なのです。

 

 

僕は、この「ことばがけ」研修を行っているのです。(げんき)

 

 

 

2020年

8月

14日

その1002)本当に成果が出る「園内研修」を作るなら「1年間で1テーマ」に限る!

 

 

お盆休みに入る前に、3人の園長先生と「ZOOM」で打ち合わせをしました。

 

打ち合わせは、「研修会」についてのものだったのですが、

 

 

その後、園独自で行う「園内研修」や「勉強会」についての

 

ちょっとした相談会のような感じになりました。

 

 

 

「来年の園内研修というか、職員の勉強会のようなものを どうしようかと

 

今から検討しているんですが、元気先生は、どんな風に作れば、最も成果が出ると

 

思いますか? 何か アドバイス頂けましたら。」

 

 

という ご相談がありました。

 

 

 

 

保育所や幼稚園、こども園や学童では、

 

定期的に「園内研修会」や「職員勉強会」を開催していると思います。

 

 

年に数回、様々な「テーマ」で話し合ったり、時に「外部講師」を呼んだり、

 

仮に、年に数回は、難しくても 毎月の「職員会議」とセットで行ったりなど 様々だと思います。

 

 

 

 

「保育」の現場では、本当に 学ばなければならないことが多く、

 

特に「衛生面」や「安全面」に関わることは、

 

こどもたちの「いのち」に関わることなので、しっかりと学んでおく必要があります。

 

 

 

「勉強会」や「研修会」は、本当に大事なもの です。

 

 

 

 

さて、ご質問頂いた 「最も成果が出る」 ですが、

 

その点だけを考えると「選択肢」は、1つに絞られます。

 

 

 

 

それは、「1年間」で「1テーマ」です。

 

 

それ以外の「選択肢」は、ありません。

 

 

 

ただ、年に1回だとしたら、単なる「1回1テーマ」になってしまいますので、

 

そこから「成果」は期待できません。

 

 

 

あくまでも、1年間で 複数回の実施。 

 

 

それも「1テーマ」

 

 

これが「基本」になります。

 

 

 

まさに、「1点集中」 です。

 

 

 

 

 

「複数回って、何回くらいがいいですか?」 

 

「そうですね。最低 3回です」 そうお答えしました。

 

 

 

 

「3回 1セット」

 

まるで、筋トレみたいな感じになりますが、少なくとも、3回は、必要になります。

 

 

 

●1回目は、「目標を決めて、どうやるか決める」

 

 

「目標」と「やり方」を決める。

 

 

 

 

●2回目は、「やったことの結果を話し、修正箇所を決める」

 

 

「実行」と「振り返り」

 

 

 

●3回目は、「修正した内容の成果を検討し、今後どう継続するかを決める」

 

 

「継続」するための「仕組み」を作る。

 

 

 

 

 

この流れで進めるためには、少なくとも、最低「3回」は必要になるのです。

 

 

 

 

「テーマ」は、それぞれの「園」の「課題」なので、なんでも構いません。

 

 

 

「安全面」でも「衛生面」でも

 

「コミュニケーション」でも、「新型コロナ対策」でも

 

「メンタルヘルス」でも

 

 

 

どんな「テーマ」であったとしても、

 

この3つのステップで行えば、自ずと「PDCA」は回っていきます。

 

 

 

 

1年間をかけたものなので、

 

「緊急を要するテーマ」や「時期が限られたテーマ」は、なかなか成果を出しにくいのですが、

 

 

 

「事故防止対策」や「事務業務の改善」などの

 

大きな「テーマ」であれば、終わった後の「成果」も大きなものになります。

 

 

 

 

これを「会議」としてではなく、「研修会」として行うから

 

「成果」が出るのです。

 

 

 

 

 

 

 

そして、大切なことは「1点集中」

 

何を「選択」し、何に「集中」するか です。

 

 

 

「大きな成果」とは『選択と集中』から生まれるのです。(げんき)

 

 

 

 

2020年

8月

13日

その1001)【研修で使えるワーク】「新型コロナ」で「グループワーク」が出来ない!そんな時に使える「ワーク」

 

 

「新型コロナウイルス」感染拡大の影響で、研修講師の方がみんな困ること。

 

 

それは、『グループワーク』です。

 

 

 

僕も、90分や2時間の研修の場合は、ほとんど「グループワーク」はやらないのですが、

 

3時間を超え、4時間、5時間の研修になると だいたい「ポストイット」を使った

 

「グループワーク」を1時間ほど 組み込んでいました。

 

 

 

でも、現在の「コロナ」の状況では、到底できるはずもありません。

 

 

もちろん、完全に「アクリル板」で周囲を仕切ってしまえば、「グループ」になるのも

 

不可能ではないですが、やはり「マスク」をして、「アクリル板」に囲まれて・・・・

 

参加者の意識としては、少し テンションは下がってしまうはずです。

 

 

 

 

 

「グループワーク」はできない。

 

 

でも、「個人ワーク」はできる。

 

 

 

 

そんな時に 使えるのが「9マスシート」です。

 

 

いわゆる「マンダラシート」と呼ばれるもの。

 

 

 

この「9マスシート」を使って、今回は「ワーク」をやってみました。

 

(ちょっと今回 写真が NGだったので アップは出来ませんでしたが)

 

 

 

この「9マスシート」は、真ん中に「テーマ」を書いて

 

それについて、8個の「アイデア」や「考え」を書き出す シートです。

 

 

やり方は、ど真ん中に「テーマ」

 

そして、周りの8つのマスに「行動」を書き出します。

 

 

例えば、仮に 今回の研修が「メンタルヘルス」だったとしたら

 

 

 

ど真ん中の「テーマ」を「ストレスを減らす」にします。

 

 

そして、参加者に それぞれ 「自分自身のストレスを減らす行動」

 

8つのマスに書き出してもらいます。

 

 

 

 

 

そこに、書き出す時の「ルール」

 

それは、「行動」であること です。

 

 

どうやったら「ストレス」が減るか、どうやって「ストレス」を減らすか

 

 

そのために、自分がやる「行動」だったり、これだったら減るだろうという「行動」を書きます。

 

 

 

 

こんな感じです。

 

 

みなさんに書き出してもらった後に、講師の書いた「8マス」を紹介してもいいですし、

 

それぞれの方に 自分が書き出した「8マス」を発表してもらってもいいです。

 

「やり方」は色々できます。

 

 

 

 

僕は、今回、 この8マスの中に最初から順番を振っておきました。

 

 

そして、今回は 「テーマ」にあわせた8つの「行動」も事前に みなさんにお伝えしました。

 

 

そして、その「行動」を書き出す時に、もっとも効果の高い「行動」から順番に

 

1から8までの「順位」を付けて、順番通りに 記入してもらいました。

 

 

「行動」に「優先順位」を付けてもらいました。

 

 

 

 

 

そして、僕が解説の中で、最も効果の高い「行動」を1から8までご紹介しました。

 

講師が解説した「順番」と 自分が書いた「順番」を比べて

 

同じであれば、〇をする

 

 

 

そうすると、「ビンゴ」としても使えます。

 

 

ちなみに「ビンゴ」には、「商品」も準備しておきました。

 

 

 

「テーマ」を変えれば、どんな形でも使えるのが、

 

この「9マスシート」のいいところです。

 

 

 

みなさんなら、どう使いますか?

 

 

 

 

「グループワーク」の目的は、「他者の視点」を学ぶこと です。

 

 

 

話をしたり、コミュニケーションを楽しむことは、今回「コロナ」で難しいのですが、

 

せめて、「他者の視点」を学ぶことだけは やっておきましょう。

 

 

 

盛り上げ方は、講師である「あなた次第」です!(げんき)

 

2020年

8月

06日

その1000)「保育ソーシャルワーク」を教えることと「保育ソーシャルワーカーを養成すること」は、全く「意味」が異なるのです。

 

 

 

とうとう、このブログ記事も「1000本目」に到達することができました!!

 

2012年の9月から、コツコツと書いてきたのですが、「1000本」まで8年くらいかかりました。

 

 

自分が最初に打ち立てた「1000本までは書こう!この目標を達成したので、

 

これからは、少し ゆるやかに やっていこうと思います。

 

 

 

さて、昨日もまた 今月最後の「ZOOM座談会」を開催しました。

 

 

僕が明日からしばらく 夏季休暇に入ると共に、その後「研修期間」に入るため、

 

しばらくの間、「ZOOM座談会」もお休みです。

 

 

 

昨日のZOOM座談会は、お申込みが大変多かったのですが、やはり「座談会」という

会話が中心になるため、人数を限定させて頂き、20名の方のみにご参加頂きました。

 

 

昨日、ご参加頂けなかった先生、すいませんでした。次回は「優先参加」となりますので、

今回は、「録画分」の視聴で 本当に ごめんなさい。

 

 

 

さて、その中で またまた・・ 難しい質問を頂きました。

 

 

「元気先生、先生はなぜ『保育ソーシャルワーカー』を養成しないのですか?

 

『講座』開設されたら、結構 みんな参加すると思います。なぜですか??」

 

 

というご質問でした。

 

 

 

とても、とても、難しい質問でしたが、ありのまま「本音」でお答えいたしました。

 

 

 

 

 

 

「保育ソーシャルワーク」を教えること  と

 

「保育ソーシャルワーカーを養成すること」

 

 

これは、全くの「別物」だからです。

 

 

 

 

全く「意味」が異なるのです。

 

 

 

 

 

 

僕は、今 全国の保育者研修会の中で「保育ソーシャルワーク」のお話をしています。

 

「保育ソーシャルワーク」を「研修コンテンツ」としてお伝えしています。

 

 

 

その理由は、とても「シンプル」です。

 

 

『保育士の先生の役に立つから』です。

 

 

 

「保育士」の先生が「ソーシャルワーク」を学ぶこと、活かすことで

 

きっと 保護者にとっても、こどもたちにとっても

 

そして『先生自身』にとっても「役に立つ」からです。

 

学ぶこと、活かすことで「保育」に「プラス」となるのです。

 

 

 

 

「ソーシャルワーク」という「技術」を「保育」に活用してもらう。

 

だから、お伝えしているのです。

 

 

 

 

では、「保育ソーシャルワーカーを養成すること」。

 

それとは、どう違うのか?

 

 

 

 

「保育ソーシャルワーカーを養成する」とは「専門職」を養成すること。

 

 

つまり「職業を作る」ということです。

 

「仕事」を生み出すということなのです。

 

 

「ワーク」と『ワーカー』は、別物です。

 

 

 

 

 

僕は、自分が「研修講師活動」を行う中で、

 

「養成する」際には、必ず「自分に言い聞かせなければならない」

 

ことば」というものを持っています。

 

 

 

 

 

それは、

 

「市場」なければ「なり手」なし。 です。

 

 

 

 

「マーケット」「市場」「活躍できる場」

 

「そうしたもの」が「期待」できるからこそ、

 

「受講生」は「講座」を受講します。

 

 

 

 

そこで「活躍している自分」が描けるかどうか

 

 

そこが『養成講座』にとっては「一番 重要なもの」であり、

 

 

「受講生」にとっての「願い」だからです。

 

 

 

 

 

「市場」があるかないか、

 

そこが「一番大事」

 

 僕は、そう理解しています。

 

 

 

 

 

「もっと 知識を学びたい」

 

「学ぶことで 自分の保育に活かしたい」

 

これが、「保育士」の先生が「ソーシャルワーク」を学ぶ「理由」です。

 

 

 

これと

 

「保育ソーシャルワーカーとして活躍したい」とは

 

「意味」が異なるのです。

 

 

 

自転車の乗り方がわかる!」という「ゴール」と

 

自転車に乗れる!」という「ゴール」は、似ているようで全く異なります。

 

 それと「同じ」なのです。

 

 

 

 

 

「市場」なければ「なり手」なし の「意味」の通り、

 

 

「学んでも活躍できない」

 

「活かすことができない」のであれば、

 

  「受講者」の「想い」と異なるのではないか、

 

そう思っています。

 

 

 

 

 

 

でも、、誤解がないように お伝えすると

 

僕も『養成』しています。

 

 

ただ、沢山は『養成』していません。 

 

すべてが、1on1  (1対1での指導)なので、

 

人数も限られています。

 

 

 

 

 

もし『養成する』のであれば

 

自分に「絶対ルール」を課しています。

 

 

 

それは「市場の作り方まで教える」ということです。

 

 

 

「保育ソーシャルワークを教えること」とは 別に

 

 

「どうやって、市場を作るか、活躍できる場を作るか」

 

「どうやって、職業としての『働く場』を作り出すか」

 

「どうやって、『職業』として食べていくか」

 

 

そこまで 教えています。

 

 

 

そうすることで、

 

初めて「保育ソーシャルワーカー」として活動できるからです。

 

 

 

 

 

「保育ソーシャルワークを教えること」と

 

「保育ソーシャルワーカーを養成すること」

 

 

そこには、「大きな責任の差」があるのです。

 

 

 

 

 

「養成する」のなら「最後」まで責任を持って「サポート」する。

 

 

これが、僕の「指導方針」なのです。(げんき)

 

 

 

2020年

8月

03日

その999)「保育相談支援」と「保育ソーシャルワーク」の違いを教えてください。

 

 

昨日は、恒例の「ZOOM座談会」を開催しました。

 

昨日は、日曜日にも関わらず、過去最高の34人の方のご参加頂いた「座談会」となりました。

 

 

いつもは、10人前後でやっている この「ZOOM座談会」

 

一切告知も募集もしていないのですが、この「ブログ記事」をご覧頂いた方からお問合せを頂き、

次回開催の際には 是非 参加したいとのメールを頂いていたので

 

今回は、お声をかけさせて頂きました。

 

ご参加頂いたみなさま。 お休みにも関わらず ご参加ありがとうございました。

 

 

 

 

さて、その中で 1つ ご質問を頂きました。

 

 

「元気先生、『保育相談支援』と『保育ソーシャルワーク』って同じものですか?

 

それとも違いますか? できれば、その「違い」を教えてください」

 

 

 

「保育相談支援」と「保育ソーシャルワーク」の「違い」について

 

今回は、このご質問について自分なりの「解説」をお話しいたしました。

 

 

 

 

 

 

まず「保育相談支援」と「保育ソーシャルワーク」

 

これは「同じもの」ではありません。

 

 

 

「保育相談支援」の方が「大きなもの」であり、そこに含まれるのが

 

「保育ソーシャルワーク」になります。

 

 

「保育ソーシャルワーク」とは、あくまでも「ソーシャルワーク」です。

 

 

「保育相談支援」の中には、「保育現場」での「保育指導」もあれば、

 

「カウンセリング」もあるし、「コーチング」もあります。

 

 

「相談」にのって「支援」をする。

 

その手法というのは、実は もっと様々あるのです。

 

 

実は、精神科医療現場の中にも「保育相談支援」に近いものもあります。

 

それは「セラピー」です。

 

 

もっと 大きく考えると こうした「セラピー」も含まれます。

 

 

僕が行っているのは「メンタル不調を抱えた保護者の方の認知行動療法」です。

 

これも 当研究所では「保育相談支援」の中に含んでいます。

 

 

 

さて、この「保育相談支援」

 

 

実は、大きく分けると「2つ」に分かれます。

 

 

 

「保育相談支援」は、

 

「保護者支援」と「保育者支援」の 2つで構成されています。

 

 

 

「保護者」の支援だけでなく、「保育者」の支援もあるのです。

 

 

 

また、もっと 細かく分けると

 

「保護者支援」も「在園児の保護者の支援」「地域保護者支援」に分かれます。

 

 

もっと もっと 細かく分けると

 

 

「保護者支援」は、「月齢基準」や「家庭環境」でも分かれます。

 

 

●「月齢」を基準とした「支援」

 

「0歳児」の保護者と「5歳児」の保護者では、

 

もちろん 相談内容も異なりますし、「支援」の内容も異なります。

 

 

ここでは「発達」という視点が、「支援」の「キーワード」となります。

 

「発達面」での気になるこどもたちの支援は、ここに含まれます。

 

 

 

●「家庭環境」を基準とした「支援」

 

 

これは「メンタル不調時」の保護者支援 だったり

 

「DV」や「虐待」ケースの保護者支援 だったり、

 

そうした「複雑」な要因が絡んだものになります。

 

 

ここでは、医療のセラピーが加わったり、他の社会資源も加わるので

 

ここでは「ソーシャルワーカー」が参加します。

 

 

この領域の保護者支援を 僕は 専門領域として行っています。

 

 

以上が、「保育相談支援」と「保育ソーシャルワーク」の関係性というか、違いになります。

 

 

 

「保育相談支援」と 簡単に 一言で 表すことができますが、

 

これだけ 範囲は広いのです。

 

 

 

「保育相談支援」を「職業」として行うということは、

 

自分は「どの部分」で活動するのかを決める! ということです。

 

 

「保育相談支援」は「職業」ではありません。

 

「それ」が細かく分類されたその先に「職業人」としての

 

 

「相談支援専門職」が存在するのです。(げんき)

 

 

2020年

8月

01日

その998)「保育」に行き詰まったら「静かな時間」を持つことを心がけるのです。

 

 

「保育者研修」の前には、たくさんの「事前アンケート」が届きます。

 

その「アンケートの内容」を読ませて頂きながら、

 

当初、構成していた「研修の内容」をリライトしたり、

 

困りごとが解決しそうな方法を 新しく組み込んだり

 

そうやって「保育者研修」の「中身」を作っています。

 

 

 

 

今は、8月から12月の研修会と来年1月~3月の研修会の内容を

 

時間がある時には どんどん作っています。

 

 

 

 

頂いた「アンケート」を読むと

 

その内容の多くは、「こどもたち」または「保護者」についての相談です。

 

 

その中でも多いのが「こどもたちへの対応」

 

「そこ」についての「困りごと」が多いのが 現状です。

 

 

 

保育士の先生なので、もちろん当然と言えば、当然なのですが。

 

 

 

 

 

そこで今日は、 1つだけ「考え方」をお伝えしたいと思います。

 

 

その「考え方」とは「こんな時にはこう対応する」といったものではありません。

 

「このケース」ではうまくいく、「このケース」ではうまくいかない

 

そうした「ケース」によって違うというものでもありません。

 

 

 

 

「基本」となる「考え方」

 

「考える時の下敷き」のようなもの。

 

 

 

とても とても 「シンプルなもの」ですが、

 

「それ」が持つ効力は かなり 大きなものです。

 

 

 

 

 

 

それは、「静かな時間を作る」ということです。

 

 

 

 

 

こどもたちに対して「静かな時間」を作る ということでありません。

 

こどもを静かにさせる ということではありません。

 

 

 

 

先生自身が、1日の勤務の中で「静かな時間」を作るということです。

 

 

 

「動」の問題を解決する答えは、「静」にある。

 

「静」の問題を解決する答えは、「動」にある。

 

 

 

これは、僕が持っている「問題解決」のベースとなる考え方 です。

 

 

 

「こどもたちの困りごと」

 

 

これは「動」です。

 

 

1日中 常に動き回る エネルギーの塊である こどもたちは

 

まさに「動」そのものです。

 

 

 

そこで起きる 様々な問題や困りごと

 

その解決方法を 目の前にいる 動いている「動」の中で見つけようとしても

 

そこから 答えや解決方法が浮かぶことは、まずありません。

 

 

 

必死に探せば 探すほど 混乱してしまう。

 

「動」の状態に振り回されているのです。

 

 

 

 

「こどもの困りごと」の解決方法で 一番簡単な方法。

 

 

それは「こどもから いったん離れる」ということです。

 

 

よく耳にする「クールダウン」も同じです。

 

 

 

いったん離れて、「動」ではなく「静」の時間を作ること。

 

そうすることで、「静」の中から「動」の答えが生まれてくるのです。

 

 

 

 

この世界には、同じような現象はたくさんあります。

 

「交感神経」と「副交感神経」の関係

 

「顕在意識」と「潜在意識」の関係

 

 

すべては、「バランス」です。

 

 

 

 

こどもたちの困りごと(動)も 先生自身が「静かな時間」(静)を持つことで

 

もちろん、その間は 何も考える必要もありません。

 

 

そうすることで、自然と

 

その「静」の時間が 問題解決のヒントを生み出してくれるのです。

 

 

 

なぜ それが可能なのか。

 

 

 

それは「保育士の中には、すでに答えがある」からです。

 

 

 

 

 

あなたは、すでに「わかっている」のです。

 

もちろん、それは「解決方法」です。

 

 

 

「わかっている」けど、その答えが出てくる「余裕」がない。

 

 

それが「答え」なのです。

 

 

 

 

以前、ブログ記事の中で

 

 

「園長先生のお仕事は 時間を作ることです」というのを書きました。

 

まさに それも「今日の内容」と同じです。

 

 

 

 

「メンタル不調時」には、動作を中心とした「トレーニング」

 

運動だったり、掃除だったり、活動を中心としたものを取り入れて「プログラム」を作ります。

 

 

 

これは「静」の問題を解決する答えは、「動」にある。

 

という考え方から 行っています。

 

 

 

「静かな時間」を持ち 「気持ち」を休めることで

 

こどもの問題は解決することが多いのです。

 

 

 

 

「保育」も「子育て」も 同じなのです。(げんき)

 

 

 

2020年

7月

31日

その997)(極秘情報)「ここだけの話」とは「流したい情報」なのです。

 

 

相談支援の場では、時々ですが、

 

「ここだけの話」というのが、出てくることがあります。

 

 

 

「実は、ここだけの話なのですが、」

 

「実は、ここだけの秘密なのですが」

 

 

そうした「お話」です。

 

 

 

よく相談支援のスタッフや先生から

 

 

「ここだけの話が出てきたら どうしていいか わかりません」

 

 

と 相談されることがあります。

 

 

もちろん、「話の内容」は教えてはもらえませんが。

 

 

 

「元気先生は、そんな時に どう相手に伝えていますか?」

 

相談スタッフから 僕のやり方を聞かれました。

 

 

 

 

僕は、いつも こう伝えています。

 

 

 

「あっ。心配しないでくださいね(笑)

 

この面談自体、全部が『ここだけの話』ですから(笑)」

 

 

 

ご相談者様には そうやってお伝えしています。

 

 

 

 

「相談内容」というのは「守秘義務」で守られています。

 

つまり全部が、「ここだけの話」になります。

 

 

 

だから、「どれ」が秘密で「どれ」が公にしていい

 

そうした「線引き」は、ありません。

 

 

 

 

ぜんぶが、『ここだけの話』なのです。

 

 

 

 

 

 

そう、お伝えすると

 

少し 表情から「残念感」が伝わってくることがあります。

 

 

「せっかくの極秘情報だったのに」という「残念感」です。

 

 

 

 

もっと、前のめりで聞いて欲しかった。

 

そんな思いを感じるのです。

 

 

 

 

その理由は、なぜか

 

 

 

それは

 

 

「ここだけの話」というのは、「流したい情報」だからです。

 

 

 

自分の中では もう抑えるのが 精一杯。

 

 

口から もう飛び出してしまいそう、

 

 

その極限状態が「ここだけの話」です。

 

 

 

「話したくて話したくて たまらない話」なのです。

 

 

 

 

 

つまり それは

 

「もっと、もっと 広げたい」

 

という『もう1つの想い』が裏では働いているのです。

 

 

 

 

 

「相談支援」というのは、

 

「全部が『ここだけの話』である」

 

「一切 外に漏れることもない」

 

「ここだけの話は、この時点ですべて完結する」

 

 

 

 

それが、わかると

 

もう「相談」にいらっしゃらないこともあります。

 

どうも「相談」は苦手と思っている方も もちろんいます。

 

 

 

 

 

それは「伝わることがないから」です。

 

 

 

 

 

 

人は、誰でもそうですが、

 

「自分が話したいこと」というのは「伝えて欲しいこと」

 

もっと「自分の話」をたくさんの人に聞いて欲しい。

 

 

 

そうした思いを こころの深い部分に、持っています。

 

 

 

 

「誰にも知られたくない」

 

でも、

 

「みんなに知って欲しい」

 

 

 

それが「相談」というものです。

 

 

 

 

その「両方」の「思い」を満たしてあげることができる「技術」こそ、

 

「相談支援の技術」なのです。

 

 

 

 

 

もちろん、それは「教科書」にはどこにも書かれていません。

 

教えてもらう機会は、おそらくどこにもないはずです。

 

 

 

 

だから、僕は「研修会」でお伝えしているのです。(げんき)

 

 

 

2020年

7月

30日

その996)「違う」=「否定」ではないと常に「自分」にいい聞かせるのです。

 

 

「コミュニケーション・トラブル」

 

 

どんな職場でも、どんな人間関係でも 必ず 起こるものです。

 

夫婦間だったり、家族間、友人同士 といった「身近な場面」でも もちろん起こります。

 

相手との「距離感」が遠いとか、近いとか そうしたものは 全く関係ありません。

 

 

 

 

「コミュニケーションをよくするためには どうしたらいいですか?」

 

 

研修会での質問だったり、面談の場だったり

 

色んな場面で ご質問を頂きます。

 

 

 

そんな時に よく「このお話」をしています。

 

 

例えば、同僚とお昼休みに 外に食事に行くとします。

 

「ねえ、今日さあ、なんだか 魚が食べたいので 定食屋に行こうか」

 

とあなたは 言いました。

 

 

すると 同僚は

 

「いや、今日は、カレーの気分です カレーを食べに行きましょう」

 

そう返してきました。

 

 

 

すると あなたは、

 

「くそーー、腹立つなあ・・!!」

 

って 思いますか?

 

 

 

 

もう1つ あるご夫婦がショッピングに出かけました。

 

そして、二人で リビングのソファーを選んでいます。

 

 

ご主人であるあなたがが、

 

「ねえ、この茶色のソファー 良くない? これが合うんじゃない」

 

 

そう、奥様に告げると、奥様が

 

「いや、それ合わないって。だって、茶系統多いし、全部茶色になる。

 

だから、こっちのホワイト系の方がいいって」

 

 

 

 

そういわれた あなたは

 

「くそー、腹立つなあ・・・!!」

 

って思いますか?

 

 

 

 

 

『そんなこと』では 思わないですよね。

 

 

そうです。

 

 

『そんなこと』では思わないのに「他のこと」では思ってしまう。

 

 

それが「コミュニケーション・トラブル」なのです。

 

 

 

 

 

「他人と意見が違うこと」

 

 

この世界は、それが「当たり前の世界」なのです。

 

 

同じ人間は、世界中どこを探しても、過去の歴史を探しても1人もいません。

 

 

「違って当たり前」なのです。

 

 

「意見が違うのは当然」なのです。

 

 

 

 

それが分かれば「腹が立つこと」はありません。

 

 

「意見が違う」=「否定」ではないのです。

 

 

 

「意見が違った」ところで、そこには なんの「価値移動」もない。

 

「優劣」もなく、「ただ違うだけ」。

 

 

 

そこが理解できると

 

「コミュニケーション・トラブル」が「生まれる余地」は、なくなるのです。

 

 

 

「意見のぶつかり」は「コミュニケーショントラブル」ではありません。

 

 

「お互い」に「相手から自分を否定された」と思って、

 

「感情」をぶつけ合うのが「コミュニケーション・トラブル」なのです。

 

 

「違う」=「否定」と思いこんでしまっているのです。

 

 

 

 

 

 

 

「犬」と「猫」が 俺が正しい いや 私の方が正しい。

 

「鳩」と「スズメ」が 俺が正しい。 いや 私の方が正しい。

 

 

そんな言い合いをしている姿を 1度でも見たこと ありますか?

 

 

 

「自分を否定された」と思う 唯一の「生き物」

 

 

それが「人間」です。

 

 

 

 

それは「教育」で作られた「価値観」です。

 

 

そうであれば、「自分」に対して「再教育」してあげればいいのです。(げんき)

 

 

今朝も朝5時過ぎから「セミ」が「ワシワシワシワシ」鳴いています。

ようやく福岡も梅雨明けしたのでしょうか?

 

人間もセミと同じように

「わし!わし!」と鳴かないようにしなければなりませんね。

 

 

2020年

7月

29日

その995)本当にスゴイ「保護者支援」は「こころの切り替え方」を伝えている。

 

 

保育者研修の中で、ご参加頂いた先生から よく受ける質問 というのがあります。

 

 

それは、「元気先生が思う スゴイ保護者支援って どんなものですか?」

 

 

という内容の質問です。

 

 

もちろん、表現は 毎回違います。

 

 

ただ、先生方が知りたいのは、

 

「どういう形が、保護者支援なのか」

 

「どういう風な 保護者支援というのが 本当の支援なのか」

 

 

それを知りたいのだと思います。

 

 

 

 

 

 

もし、「保護者支援」とは いったいなんですか?

 

という質問があれば、僕は 迷わず こう答えます。

 

 

 

「こころの切り替え方を教えること」 です。

 

 

 

この1点に尽きます。

 

というか、僕は この1点にしか これまで集中したことがないからです。

 

 

 

「保護者支援の技術」とは、

 

「こころを切り替える技術」を教えること になります。

 

 

 

 

具体的に言えば、

 

 

「仕事モード」から「子育てモード(親モード)」に切り替える技術 だったり

 

 

「体調不良時の子育て」から「通常時の子育て」に切り替える技術だったり、

 

 

「メンタル不調時の子育て」から「通常時の子育て」に切り替える技術だったり、

 

 

挙げれば、たくさんありますが、

 

 

「こころを切り替える技術」をお伝えすること。

 

 

これが、「親」にとっては「一番大事なこと」だからです。

 

 

 

誰であっても、どんな人であっても

 

常に「調子がいい状態」である人はいません。

 

 

 

 

必ず「不調な時」があります。

 

 

もちろん、機嫌がいい時もあれば、イライラして機嫌が悪い時もあります。

 

 

ツイている時もあれば、不運な時もあります。

 

 

 

この「こころの切り替え方」がわかれば、

 

本来 保護者は 自分の力だけでも 

 

こどもをしっかり育てていく「能力」は既に持っているのです。

 

 

 

「こころの切り替え方」が分からなくなると

 

時にそれは「暴力」となったり「怒りのぶつけ場所」になったり、

 

こどもを置き去りにしてどこかに行ってしまったり、虐待にもつながることがあります。

 

 

 

それは「逃げ場」を探しているからです。

 

 

「逃げ場」がないくらい 追い込まれているのです。

 

 

 

 

本来、人は「こころの切り替え方」が分かれば

 

 

「逃げ場」など「必要ない」ありません。

 

 

「こころが切り替わらない」から「現実的な逃げ場」を探し求めるのです。

 

 

 

 

ただ、1点 重要なことがあります。

 

 

それは 

 

 頭でいくら考えても「こころ」をコントロールすることも、

 

「メンタル」をコントロールすることも、できない。

 

 

ということです。

 

 

 

 

「こころ」を切り替える「スイッチ」

 

それは「こころ」ではなく、「身体の使い方」にあるからです。

 

 

 

「保育」には、「保育指導」という「具体的な技術」があります。

 

 

それは、どちらかというと 「動作」だったり「動き」だったり、

 

「行動」で指導していく「技術」です。

 

 

 

実は、これは「こころ」を切り替える「スイッチ」の1つです。

 

 

 

そのほか、「助産師」さんからの指導だったり、

 

そうした「動作」や「身体を動かす」技術は、すべて

 

「こころを切り替える技術」になります。

 

 

 

 保育士の先生も同じように、

 

 

「こころを切り替える技術」を、実は「山のように持っている」のです。

 

 

 

 

 

僕は、メンタル不調時の保護者の方や

 

虐待してしまうかもと恐れている保護者の方に対して、

 

「動作」や「行動」という「身体を使う技術」によって

 

「こころの切り替え方」を教えています。

 

 

 

 

 

これが「行動療法的 保護者支援」の考え方 になります。

 

 

 

 

保育者研修では、「保護者」だけでなく、

 

「保育士の先生」自らも「こころを切り替える」ための

 

「行動療法」技術を「事例」を通してお伝えしています。(げんき)

 

 

これまでは、「認知」(考え方)に重点を置いた「こころを切り替える技術」を研修会では、たくさんお伝えしてきましたが、来年(2021年度)からは行動療法的 保護者支援」技術の「ボリューム」がアップします!!

2020年

7月

28日

その994)相談支援員の先生からのご質問:「相談」と「カウンセリング」の違いを教えてください。

 

 

相談支援員の先生からメールでご質問をいただきました。

 

 

「元気先生、質問があるのですが。「相談」と「カウンセリング」の違いが今一つ

 

理解できません。同僚は、とても「相談支援」の継続回数が多いのですが、

 

私は、だいたい1回とかで終了してしまいます。これでは駄目ですか??

 

自分のやり方がこれでいいのか 悩んでいます」

 

 

という内容のお悩みを頂きました。

 

 

 

例えば、「相談支援員」の先生が 2人います。

 

ここでは、仮に A先生とB先生にしておきます。

 

 

 

 

「相談支援員」のA先生は、お1人の方に対しての「面談」は1回のみ。

 

もう1人の「相談支援員」のB先生は、お1人の方に対する「面談回数」は多く

 

毎週だったり、2週間に1回を3ヵ月くらい継続しているとします。

 

 

 

どちらが、「相談支援員」として良いのですか?

 

という質問も よく頂きます。

 

 

 

まずは、この違いからご説明いたします。

 

簡単に、ざっくりと「この2つ」を分けてみます。

 

 

 

 

●「相談」とは、通常は 1回限りです。

 

●「1テーマ」につき 1回です。

 

 

もし、同じ人が何度もご相談にいらした場合は、

 

次の回は、「別のテーマ」になります。

 

5回の面談であれば、「5つのテーマ」ということになります。

 

 

 

●「カウンセリング」、これは 通常「継続型」です。

 

●この「継続している間」は、「テーマ」は同じです。

 

5回の面談であれば、その5回とも「1つのテーマ」で行うことになります。

 

 

 

「相談」と「カウンセリング」の違いは、

 

簡単にいえば、そういうことになります。

 

 

 

では、質問します。

 

 

先ほどの A先生とB先生でいえば、それはどちらになりますか?

 

 

みなさんなら どう思いますか?

 

 

 

 

答えは、「どちらかは わかりません」になります。

 

単に回数では、どちらなのか わからないのです。

 

 

 

 

A先生は、面談は1回だけですが、

 

本当は、継続カウンセリングだったのが、1度で中断したのかもしれません。

 

 

B先生は、面談回数がかなり多いようですが、

 

実はこれは「カウンセリング」ではなく、毎回が違う「テーマ」で話しているのかもしれません。

 

 

 

どちらなのかは、その「場」の内容がわからなければ

 

答えることができないのです。

 

 

 

 

ただ、1つだけ言えること。

 

 

それは

 

 

「相談支援」とは「カウンセリングではない」ということです。

 

 

 

 

「相談支援員」の仕事は「カウンセリング」ではなく

 

「相談」にのって「支援」を行うこと です。

 

 

 

つまり 「1面談」=「1テーマ」が基本になります。

 

 

 

僕のところの「親と子のメンタルヘルス研究所」では、

 

この2つの面談を明確に分けて実施し、担当も異なります。

 

 

「相談支援」も行いますし、継続していく「カウンセリング」も行っています。

 

 

 

大事なことは、

 

その「相談機関」が「何を行う場所なのか」ということなのです。(げんき)

 

 

2020年

7月

27日

その993)「新型コロナウイルス」ではなく「園の対応」で保育士は「離職」を決断するのです。

 

 

 

新型コロナウイルス感染拡大のニュース。

 

 

今年の2月くらいから 少しずつ広がり始めて、「緊急事態宣言」をピークに

 

徐々に落ち着いて欲しいと誰もが思っていたのですが、最近ではますます加速している

 

そんな風に感じます。

 

 

特に「保育現場」での こどもたちや保育士の先生の感染のニュースを観ると

 

同じ 保育者として胸が痛む思いです。

 

 

 

 

 

「保育現場」というのは、

 

「介護現場」と同じように「3密」を避けて通れない「場所」です。

 

 

 

「3密」を防ぎ、「ソーシャルディスタンス」で保育をすれば、

 

「感染の不安」は減っても「新しい不安」がこころの中にどんどん生まれていきます。

 

 

 

保育士の先生は、きっと 自分が感染しないよう、うつさないよう

 

本当に気を付けて 生活しているはずです。

 

 

 

徹底的に消毒したり、少しでも距離をとったり、

 

こどもたちや保護者に不安を与えないように 全力であたっています。

 

それでも、

 

自分の園で感染したこどもたちや先生が 出てしまったら、、、

 

そうやって いつも不安や恐怖を抱きながら、

 

きっと家族や周囲からも心配されながらも 毎日の保育を行っているのだと思います。

 

 

 

 

 

「働き方改革」で「業務の削減」

 

 

それは、「新型コロナウイルス」で

 

もろくも 壊されてしまっているのが現状ではないでしょうか?

 

心配ごとも 業務も増え、持ち帰りだって、会議だって 増えているはずです。

 

 

 

 

 

僕のところでは「保育者のストレスチェック」を行っています。

 

 

特に 今年度からは「3C診断」という方法で 分析をしていますが、

 

その結果に 少しだけ心が折れそうになりました。

 

 

 

 

それは「いつでも 辞める覚悟はできている」ということです。

 

 

それが「結果」からわかるのです。

 

 

 

 

「感染者」が出れば、それを「きっかけ」に

 

その決断は「形」となって きっと現れるはずです。

 

 

 

 

「新型コロナウイルス」に対抗する方法は、よくわかりません。

 

おそらく 誰も分かっていないはずです。

 

 

 

でも、それは 大事なことではありません。

 

 

 

 

「新型コロナウイルス」のことは わからなくても

 

「新型コロナウイルス感染拡大」の中にいる「人のこころ」というのは、

 

「理解しようという気持ち」があれば「理解すること」はできるのです。

 

 

 

 

 

「保育士の離職」は、

 

「新型コロナウイルス」ではなく「園の対応」が大きな影響を与えます。

 

 

 

 

現場の先生が思っているように。

 

「きっかけ」があれば。

 

 

 

 

「新型コロナウイルス」というのは、単なる「きっかけ」にすぎないのです。

 

 

 

 

ただ、このきっかけは、これまでの「離職」とは異なり

 

もう2度と「保育現場」には戻らないという「大きな決断」につながる可能性があります。

 

 

 

きっと「コロナの影響」は「長期化」し、まだまだ 続くでしょう。

 

 

 

でも、「今」なら まだ 間に合います。

 

 

 

 

「理解」しなければならないのは、

 

「新型コロナウイルス」ではなく、

 

「働くひと」の「思い」なのです。(げんき)

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年

7月

25日

その992)「保育士」が「相談支援」を学んだ方がいい本当の理由とは?

 

 

昨日は、恒例の「ZOOM座談会」の日でした。

 

今回も、保育士の先生、ソーシャルワーカーの方、これから保育を学ぶ方だけでなく

 

現役の園長先生が3名もご参加下さり、

 

いつものように何か「テーマ」を決める訳でもなく、今回も

 

近況報告や相談会のような遠慮なく話せる「サロン」形式で開催いたしました。

 

 

 

ご参加頂いた方から 昨日も ズバッ!!と質問を頂きました。

 

 

 

 

「元気先生。これは ぶっちゃけの話です。教科書的な感じの答えではなく、

 

元気先生は、なぜ 保育士が相談支援やソーシャルワークを学んだ方がいいと

 

思いますか? 本当のメリットというか、実益というか、

 

そんな『現実的なメリット』は 何だとお考えですか?是非教えてください。」

 

 

なんと そのご質問を頂いたのは 現役の園長先生です。

 

 

 

僕も その園長先生に

 

 

「園の先生から 質問されたんでしょ? たぶん(笑)」

 

 

とご質問すると

 

 

「はい(笑)そうです。私が説明したのですが、どうもピンと来ていないようで。。。

 

たぶん、もっと「現実的な」答えを期待していたんだと思います。」

 

 と答えて頂きました。

 

 

 

 

 

保育士が「相談支援」や「ソーシャルワーク」を学んだ方がいい

 

「現実的な理由」を ご説明したいと思います。

 

 

 

 

教科書に書かれているような「こどもたちのため」「保護者のため」ではありません。

 

 

 それは『自分自身のため』です。

 

 

自分の「キャリア」をアップさせ、「自分の名前」で活躍できたり、

 

園を作らなくても、将来的に「子育て支援分野」で独立開業したり、

 

「自分の能力」だけでやっていける可能性が 一気に広がるから です。

 

 

 

 

『相談支援を学べば、保育者としての自分自身が一気に成長する』

 

 

これが「現実的な理由」です。

 

 

 

 

 

というか『僕がそうだった』からです。

 

 

 

僕の場合は「相談支援」を学んだことで「道」が大きく広がりました。

 

 

 

僕が独立をして作った研究所は、もちろん、「園」という形ではないのですが、

 

日本全国から こどもたちや保護者の方がたくさんいらっしゃいます。

 

夏休みになれば(今年は無理ですが)一緒に遊びに行ったりもします。

 

 

その活動とは別に、1年を通して、日本全国で「研修」や「講演」のご依頼を頂き、

 

旅をしながら、ほぼ毎日のように たくさんの保育士の先生との出会いがあります。

 

(今年は、新型コロナウイルスの影響でかなり数は減りましたが)

 

 もちろん、その間には雑誌の連載や本を書かせて頂くチャンスもたくさん頂きました。

 

 

 

 

 

こうしたものが手に入ったのは、

 

紛れもなく「相談支援」を学んだからです。

 

 

 

「相談支援」を学んだことで手に入れた

 

現実的な成果』なのです。

 

 

 

 

「相談支援」を学んだことで「自分自身」が成長し、

 

「こどもたち」と「保護者」の「しあわせ」につながっていたのです。 

 

 

 

 

 

 

「世の中のためになる」

 

 

 

 

それは「相談支援」や「ソーシャルワーク」という「技術」ではありません。

 

 

『学んだことで進化して成長した あなた自身』なのです。(げんき)

 

 

 

2020年

7月

23日

その991)「傾聴」が必要な理由はシンプル。「価値観」を知るためです。

 

 

「傾聴」とは 何ですか?

 

 

よくそうした質問を受けることがあります。

 

 

人によって 答えは 様々あるかと思いますが、

 

 

実は、「傾聴」とは いたって「シンプル」なものです。

 

 

 

「相談支援」や「ソーシャルワーク」の本などで、その言葉が出てくるので

 

 

いかにも「専門用語」「専門技術のような「特殊なもの」に聞こえてしまいますが、

 

これは「普通」に誰もがやっていることです。

 

 

 

「気づいていないだけ」

 

「意識していないだけ」なのです。

 

 

 

 

「人」と「人」との会話という点から ご説明したいと思います。

 

 

 

「人」と「人」との間で やり取りをする際に使われるもの。

 

それは「言葉」です。

 

 

 

誰もが みんな「言葉」を使って 誰かと「メッセージ」のやり取りをします。

 

 

 

 

この「言葉」には、大きく分けると「2種類のもの」があります。

 

 

 

それは

「行動」につながる「言葉」

 

「行動」につながらない「言葉」

 

 

 

この2種類です。

 

 

 

誰かアーティストの話題だったり、大好きなスイーツの話だったり

 

そうした「行動」にはつながらない「話」もあれば、

 

「ねえ、今度行こうよ」といった「行動」につながる「話」

 

 

それを 織り交ぜて話しているのが、「会話」です。

 

 

 

この「行動につながる言葉」と「行動につながらない言葉」

 

 

どちらの言葉であっても それを聞いた相手は 必ず なんらかの「反応」をします。

 

「受け答え」です。

 

 

 

「私は それ あまり好きじゃない」だったり、

 

 

「そう!そう! 私も それ大好き!」だったり

 

 

「行きたくないなあ、あんまり・・」だったり

 

 

「行こう!行こう!」 だったり

 

 

 

その反応は、「イエス」もあれば「ノー」もあります。

 

 

それは それでいいのですが。

 

 

 

 

ただ、、、ひとつ注意点があります。

 

 

「行動」につながる「言葉」を発した時だけ、

 

その反応が「ノー」だったとしたら

 

 

「脳」は、その「理由」が、どうしても知りたくなります。

 

 

 

「脳」は「ノー」に異常に反応する のです。

 

 

 

 

どうして??と 言葉にしなくても

 

「脳」の内部では それが起こっています。

 

「なんでよ!」

 

 

その時に「脳」が、どうしても知りたくなるもの

 

それが「価値観」です。

 

 

 

 

「人」は「価値観」によって「行動」しています。

 

 

 

自分の「価値観」とあわない「行動」はやりたくないからです。

 

 

 

「なぜ この人は行動しないのだろう」

 

 

「この人の価値観はいったい何なのだろう」

 

 

 

そう思った瞬間に

 

集中して相手に「耳」と「こころ」を傾ける状態。

 

 

これが「傾聴」した状態 なのです。

 

 

 

 

 

 

よく「受容的な態度」と「傾聴」を一緒に捉えている方もいますが、

 

あくまでも これは別物です。

 

 

 

「受容的」でなくても「傾聴」することは あります。

 

「受容的」であっても「傾聴」していないこともあります。

 

 

 

そこにも「価値観」が働くからです。

 

 

 

 

人は「相手の価値観」を知りたいのです。

 

だから「傾聴する」

 

 

とても とても シンプルなもの なのです。(げんき)

 

 

2020年

7月

22日

その990)「保育士の言葉がけ」は「職場環境」から大きな影響を受けるのです。

 

 

 

「保育士の言葉がけ」

 

 

「保育現場の言葉がけ」

 

 

こどもたちに対しての「言葉がけ」の重要性は、誰もが周知の「事実」です。

 

 

でも、1つだけ 皆さんがお気づきになっていない

 

「もう1つの事実」を今日は、ご説明したいと思います。

 

 

 

 

僕は、「ことばがけセラピー」という「ことばがけ技術」を研究所で行っているのですが、

 

そこで、最初にみなさんにお伝えしている「ことばがけのピラミッド」をご紹介します。

 

 

 

 

まずは 「ことばがけ」と「こどもたちの行動」ピラミッドです。

 

 

 

こどもたちの「行動」

 

 

この「行動」を支えているのは 何でしょうか?

 

 

そう、「思考」です。

 

 

 

その子が「どんな考え」を持っているか

 

その「思考」が「行動」に影響を与えます。

 

 

図で書けば、こうなります。

 

 

そして、次は こどもたちの「思考」(考え)です。

 

この「思考」を支えているのは、何でしょうか?

 

 

 

 

 

そうです。それは 「考え方」です。

 

 

「思考」(考え)を作り出すのは、「考え方」になります。

 

 

「考え方」というのは、

 

なんでも「ポジティブ」に捉えることができる「考え方」もあれば、

 

なんでも「ネガティブ」に捉える「考え方」もあります。

 

 

 

「考え方」とは、「思考のお決まりのパターン」だと思ってください。

 

 

図で書けば、こうなります。

 

 

そして、次は こどもたちの「考え方」です。

 

この「考え方」を支えているのは、何でしょうか?

 

 

そう、この「考え方」を支えているのが「言葉」です。

 

 

 

 

こどもたちの「考え方」に最も影響を与えているもの。

 

それは「言葉」なのです。

 

 

図で書けばこうなります。

 

 

ここまでが「こどもたちの行動のピラミッド」です。

 

 

この「言葉」は 一番 土台の中で 大きなものになります。

 

 

そして、それを よーーーく見てみると

 

 

実は、このようになっています。

 

そう、「言葉」は 実は、もう1つの「言葉」という土台に支えられているのです。

 

 

 

この「もう1つの言葉」が「保育者の言葉」

 

 

そうです。「言葉がけ」になります。

 

 

もちろん、ここは、「保護者」と置き換えてもらってもかまいません。

 

 

 

ただ、ここでは「保育者の言葉がけ」で説明しますね。

 

 

 

 

 

そして、最後です。

 

 

この「言葉」を支えているもの。

 

 

 

このピラミッドの「一番大事な土台」

 

一番下にある 最も重要な「土台」というのは、いったい何でしょうか?

 

 

 

 

みなさん、なんだと思いますか?

 

 

そうです。

 

それは「環境」です。

 

 

 

こどもの行動に影響を与える「ことばがけのピラミッド」で

 

一番 重要なもの。 それは「環境」なのです。

 

 

 

つまり 保育現場で言えば、保育者の「職場環境」です。

 

 

もちろん「環境」には、こども同士の「保育の環境」というのも含まれます。

 

 

 

 

でも!

 

もっと影響を与えているのは「保育者同士の人間関係」や「職場環境」なのです。

 

 

(もちろん「家族」であれば、それは「夫婦関係」になります。)

 

 

これは、紛れもない「事実」なのです。

 

 

 

 

「言葉がけ」を確認すると「職場環境」がわかる。

 

 

僕は「保育現場」を見ずとも、「言葉がけ」から

ある程度ですが、「職場環境」を予測することができます。

 

 

 

もちろん、研究所で行っているのは「保護者の支援」です。

 

 

その時には、「保護者の言葉がけ」を通して

 

現在の「家庭環境(夫婦関係も含む)」を予測しています。

 

 

 

「環境」がわかれば「こどもの行動」は予測できるのです。

 

 

 

 

 

「こどもの行動」にとって

 

「保育士の言葉がけ」は、大きな影響を与えます。

 

 

 

 

でも、忘れてはならないのが、

 

その「保育士の言葉」に影響を与えているのは「職場環境」だということです。

 

 

 

 

 

よく、みなさんから 

 

 

「元気先生は『ことばがけの専門家』なのに、

 

なぜ『保育ストレスチェック』や『職場環境改善』に取り組まれているのですか?」

 

とい質問されます。

 

 

その答えが、『これ』です。

 

 

 

 

「保育士の言葉」に影響を与えているのは

 

「職場環境」だと理解しているからです。

 

 

 

 

「言葉がけ」をメカニズムとして考えるのが

 

「ことばがけセラピー」の基本となる考え方です。

 

 

 

 

 

「ことばがけセラピー」で一番最初にやること。

 

  それは「ことばがけ」ではありません。

 

 

 

「環境調整」なのです。(げんき) 

 

 

 

 

「職場環境改善」にご興味がある先生へ。詳しく解説しています。

この図の詳しい解説は「3C診断のページ」でご紹介しております。

2020年

7月

21日

その989)「安定」しないのは「支援の速度」が「遅いから」です。

 

 

昨日は、このブログでもよくご紹介をしています 定期的に行っている「ZOOM座談会」の日でした。

 

 

昨日の「座談会」も特に 事前にテーマを決めずに、近況報告をしながらの質問会のような形式となりました。

 

そんな中、ご参加頂いた方の中で、2名の方が 同じような質問をされました。

 

 

 

「支援中の方がいるのですが、なかなか うまくいかないんです。安定しないんです。」

 

 

というご相談。

 

 

もう1人の方も

 

 

「鉄は熱いうちにうて、ではないですが、なかなかご相談者の方の行動に結びつかずに悩んでいます。どうしたらいいですか?」

 

 

というご相談でした。

 

 

 

 

「うまくいかない」

 

「安定しない」

 

 

内容はそれぞれですが、問題の「核」となっているものは「同じ」です。

 

 

 

「元気先生なら どうされますか?」 と質問されたので

 

 

 

「もっと スピードを上げます!。もっと高速にします。」とお伝えしました。

 

 

 

 

「うまくいかない」「安定しない」のは、

 

 

「スピード」が遅いから です。

 

もっと正確に言えば、「支援のスピードが遅い」ということです。

 

 

 

 

 

 

 

 

実は、この世界には「安定」について

 

1つの「法則」が存在しています。

 

 

 

 

 

 

それは「高速で動くものは、安定する」という「法則」です。

 

 

「速ければ安定する。遅ければ倒れる」 ということです。

 

 

 

 

みなさん、自転車乗れますか?

 

 

自転車をゆっくりゆっくりと 漕いでみてください。

 

きっと、フラフラして倒れそうになりませんか?

 

それは「遅いから」です。

 

 

 

「ペダルを早く漕ぐ」から「安定して走れる」のです。

 

 

 

 

駒なら どうですか?

 

 

「安定している駒」は、常に「高速」で回っています。

 

 

もう止まりそうな「駒」は、ゆっくりと回りながら フラフラしています。

 

 

「遅ければ倒れる」のです。

 

 

 

 

飛行機だって、そうです。遅ければ、落ちます。

 

 

 

「仕事」だって、「経営」だって、「判断」だって

 

何でも、そうです。「速ければ安定し、遅ければ倒れる」のです。

 

 

 

「支援」というのも 全く同じです。

 

 

 

 

 

「支援」そのものは、ゆっくりと丁寧に行っていいのです。

 

 

ただ、

 

「支援の回数」や「接点(接触頻度)」などは常に「速くすること」を心がけることです。

 

 

 

そして、「支援の取り掛かり」も「早くすること」です。

 

 

 

 

「速くする」 そして 「早くする」

 

 

そうすれば「問題の解決スピード」は、一気に速くなるのです。

 

 

 

 

定期的な支援も

 

 

 

「それでは、来月またお会いしましょう」

 

「それでは、また2週間後に 」

 

 

 

これが「相談支援」の業界の「常識」です。

 

 

「カウンセリング」も「相談支援」も そんな感じではないですか?

 

 

 

だから「うまくいかない」のです。「安定しない」のです。

 

 

 

「面談」の場で、ガンガン高速で回転していた「駒」も

 

2週間後の「面談」では、もう傾いて 止まっているのです。

 

 

 

 

 

僕は、毎月常に40人くらいの方の「支援」を同時に行っています。

 

もう「駒」ではありません。「皿回し」の状態です。

 

 

どんどん「回っているお皿」の回転スピードは落ちていきます。

 

だから、回っている「たくさんのお皿」を見ながら、

 

 

すぐに移動して、そして「皿を回す」。

 

また全体を見て、「回転が遅い皿」を見つけたら、

 

 

すぐに その「皿」を回し始めるのです。

 

 

 

これが「僕の支援のスタイル」になります。

 

 

 

「支援」で大事なのは、それでは2週間後というような「期日」ではありません。

 

「止まる前に回す」という「スピード感」なのです。(げんき)

 

 

 

 

2020年

7月

20日

その988)「相談支援」の本当の意味を理解している人は実はかなり少ない

 

 

 

「相談支援」というのは、一言でいうと「悩み」を聞く場 です。

 

 

こういう「悩み」があるんです。

 

どうしたらいいか 聞いてもらえませんか?

 

 

それを伺う「場」が「相談支援」 です。

 

 

 

 

 

ここまでは、きっと 誰もが 

 

「うん。そうよ。その通り」

 

そう、思ってくれるに違いありません。

 

 

 

Q)では、「悩む」というのは、一体どういうことでしょうか?

 

 

 

「悩む」??

 

 

「うーん、、どうしていいかわからない??」

 

「答えがみつからない、ということでしょうか?」

 

そんな 答えが返ってきそうです。

 

 

 

「はい。その通りです。」

 

 

 

人は「間違えたくない」「失敗したくない」

 

そうした「恐怖」を持っています。

 

 

だから、「正解を選びたい」という強い思いを持っています。

 

これが「悩む」ということです。

 

 

 

 

Q)では、「悩み」を解決するとは、一体どういうことなのでしょうか?

 

 

 

「悩む」が「正解を選びたい」だから

 

「悩みを解決する」とは、「答えを見つける」「正解を見つける」

 

ということでしょうか?

 

 

 

 

 

「はい。その通りです」と言いたいところではありますが、

 

 もう1つ 付け加えたいと思います。

 

 

 

 

「悩み」を解決するとは、「答えを見つける」ということです。

 

 

でも、「答え」というのは、

 

考えてすぐに 見つかるものでは ありません。

 

 

 

「考えても」でないのが「答え」なのです。

 

 

 

 

では、「答えを出す」ために 必要なものは「何か」?

 

 

 

それは「行動すること」です。

 

 

「具体的な行動」をして、そこから生まれた「結果」

 

これを「答え」といいます。

 

 

 

つまり、「答え」は「具体的な行動」をした後に「手に入るもの」なのです。

 

 

 

 

僕らは、学校で 

 

 

「答えを出す」=「考える」という風に学んできました。

 

 

 

それは ある意味では正解ですが、「世の中」に出ると、

 

ほとんどの場合、それは 使えないことが多いのです。

 

 

 

 

「学校」でそう学んできたから

 

「答えを出す」=「考える」という「思考パターン」を多くの人が身に付けています。

 

たくさんの大人が「悩み」を抱えている「理由」とは、まさに「これ」なのです。

 

 

 

 

「相談支援」の「場」で大切なことは、

 

 

『たった1つ』 です。

 

 

 

それは「具体的な行動」に結びつけて「実行してもらう」ということです。

 

 

 

これが「答えを出す」ということ だからです。

 

 

 

 

 

「支援者」の『本当の悩み』とは、

 

相談者に「具体的な行動」を促すことができないことです。

 

 

「具体的な行動」の「アイデア」がない。

 

 

これが「相談を受ける」支援者の『本当の悩み』です。

 

 

 

相談経験がないのではありません。

 

ズバリ言えば「アイデア」がないのです。

 

 

「アイデア」させあれば、誰でも「具体的な行動」を提案することはできます。

 

 

 

 

「相談支援」がうまくいかない人は、

 

「誰か信頼できる人」から 

 

その「アイデア」を教えてもらったらいいのです。(げんき)

 

 

 

2020年

7月

19日

その987)「教えてもらう」ような質問は、こどもも大人も育つのです。

 

 

こどもの成長を最も促す「質問のやり方」。

 

 

これは、実に シンプルで簡単な方法 です。

 

 

それは 「教えてもらう」ような質問をすること です。

 

 

 

 

 

「ねぇ、ねぇ、これ どうやって使うの?」 だったり

 

「ねぇ、これって なーに?」 のように 質問すると、

 

 

 

 

「これはね、 ここのところを持ってね、こうやってね、動かすんよ」

 

 

「これはね、どんぐりで 遊ぶやつよ。これをね、ここ、ここにね、置いてね」

 

 

のように 細かな説明をしてくれます。

 

 

 

「そうなんだ。すごいね。よく知ってるね!」 と褒めてあげると

 

とても 嬉しそうな顔になり、もっと もっと 教えてくれます。

 

 

 

これが、こどもの「考えるちから」を育てる質問 です。

 

 

 

 

 

 

 

大人になると「相手を成長させる」ということを

 

どうやら「教える」という風に考えがちです。

 

 

 

「相手」に「何か」を「教えること」で「相手」が「成長する」

 

それが「相手を成長させる」方法である。

 

 

 

そう考えてしまうようです。

 

 

 

でも、大人の場合も 実は「同じ」なのです。

 

 

「相手から教えてもらう」ような質問をすること。

 

これが「相手を最も成長させる」のです。

 

 

 

 

 

 

「ねぇ、相手を怒らしてしまったのよ。どうやったらうまくいくと思う?」

 

 

「保護者支援って、いったい なんだと思う?」

 

 

 

そうやって、相手に考えてもらい

 

相手から、「自分なりの答え」を教えてもらうこと。

 

 

これが「最も相手を成長させる質問」なのです。

 

 

 

 

この「質問方法」は、

 

後輩や新人の先生の指導に使えるだけでなく、

 

保護者との面談でも、僕は、よく使っています。

 

 

 

もちろん、教えてもらうということは、

 

そのことについて「批判」や「評価」は不要です。

 

 

ただ、伝えるのは、「凄いね」という相手に対する「称賛」のことば と

 

「教えてくれてありがとう」という「感謝」のことば。

 

 

それだけ です。

 

 

 

たった、これだけで「相手が成長する」から不思議です。(げんき)

 

 

 

 

 

 

 

2020年

7月

18日

その986)「保護者への言葉がけ」は、「何を話すべきか」ではなく「何を話したいか」なのです。

 

 

先日、たまたま 保育士の先生と一緒に本屋に行く機会がありました。

 

 

その時、その先生から 

 

「元気先生、保護者への言葉がけを勉強したいと思う人は、やっぱり向こうの専門書

 

(保育の本などが置いてある場所)コーナーで探したらいいですか?」

 

 

と 質問されました。

 

 

ここは、大きな書店なので様々なコーナーがあり、雑誌やコミック、文芸書や専門書のコーナーがあります。

(単に TSUTAYAさんですが)

 

 

 

「そうですね、専門書とは、真反対のこっちがいいかもわかりませんね」

 

 

そういって、「雑誌コーナー」を指さしました。

 

 

そのコーナーは、雑誌といっても、「料理」や「収納」、「家庭に関するもの」が

 

並んでいるコーナーです。

 

 

 

「えーー、そうなんですか!!」と 聞き直されました。

 

 

 

「今、あそこに お子さんを連れたお母さんがいるじゃないですか。

 

あのお母さんが見ている雑誌とか、向こうの方がいいですよ」

 

 

そのお母さんは、3歳くらいの女の子と1歳くらいの男の子を連れていました。

 

 

 

そのご家族が そのコーナーから外れたので(今はソーシャルデイスタンスなので)

 

そのコーナーでお母さんが手にしていた「雑誌」を手に取りました。

 

 

 

その雑誌は、「手作りの雑貨」ではないですが、そうした本でした。

 

 

 

そして、一緒にいた先生に

 

「例えば、こうした手作りのモノを作ってるお母さんだったら、どんな風に声かけます」

 

と質問しました。

 

 

 

「そうですね、すごい上手にできてますよね!って伝えるかもしれません」

 

その先生は、答えてくれました。

 

 

 

「そうでしょ。僕もそう伝えます。」

 

 

 

「興味があることや好きなことを 褒めてあげたり、センスとかもね。

 

そうやって 伝えてあげると思いますよ。僕も」

 

そう、先生に お答えしました。

 

 

 

 

 

 

「保護者に対する言葉がけ」というのは、

 

 

 

「何を伝えなればならないのか」 

 

 実は、そういうものでは ないのです。

 

 

 

 

 

「保護者に対して」

 

 自分が「何を伝えたいか」 それだけです。

 

 

 

「うわー、凄い」と思うことを伝えてあげたり、

 

もっともっと元気になる言葉をかけてあげたい。

 

 

それが「一番大事なこと」なのです。

 

 

 

 

 

「専門書」コーナーに行けば

 

そこにあるのは、「こんな時は こう声をかけましょう」という

 

「何を伝えなければならないか」です。

 

 

 

 

もちろん「専門書コーナー」に行っても

 

保護者もこどもたちも いません。

 

 

 

 

僕は『保護者とこどもたちがいる場所』に行きます。

 

 

本屋であれば、雑誌コーナーだったり、児童書のコーナーだったり

 

大きな「ショッピングモール」だったら、ゲームコーナーやフードコートかもしれません。

 

 

 

そこで 見た「親子の姿」を見て

 

自分は「どんな言葉をかけたいのか」 

 

それを考えています。

 

 

 

 

 

 

自分の中に、いつも 

 

「かけてあげたい言葉」があれば、

 

本当は、「書籍」で学ぶ必要はないのです。(げんき)

 

 

2020年

7月

17日

その985)「オンライン面談」で「うまくいく相談」「うまくいかない相談」

 

 

今年 2020年は、とにかく「面談」の数が多い。

 

この一言につきます。

 

 

 

「新型コロナウイルス」感染拡大の影響で、ここ10年くらいの中で

 

こんなに「研修」の数が減ったのも 初めてです。

 

 

また 福岡にこんなに長くいるのも 久しぶりの状況。

 

 

 

昨年までの「出張暮らし」の真逆の生活となりました。

 

 

 

「研修」の数が減った

 

その分 増えたのが「オンラインでの面談」です

 

 

 

今、僕は ほぼ毎日 4人~7人くらいの方と 毎日「面談」しています。

 

この数ヶ月という「短期間」で、200回以上の「面談」を行いました。

 

 

 

 

「保護者の方」だったり、「サポートしているこどもたち」だったり、

 

「先生」や「相談支援をこれから始める方」など 様々ですが、

 

 

 

「コロナ禍」で「対面相談」ができない状況のため、

 

ほぼ「ZOOM」での「面談」の毎日。

 

 

 

これは、これで 今までになかった「新しい経験」なので 新鮮です。

 

 

 

 

そんな中、 実は 「1つ」気づいたことが あります。

 

 

 

 

それは、「オンライン面談」には、「得意」「不得意」がある点です。

 

 

 

「オンライン面談」で、うまくいく「相談」と

 

「オンライン面談」では、うまくいかない「相談」

 

 

 

「うまくいく」 というのは、誤解があってはいけないので

 

ご相談者の「満足度」として おきましょう。

 

 

 

 

その違いは、「絵にかける内容なのか」という点です。

 

 

 

その「相談内容」が「絵」や「図」に表現できるかどうか ということです。

 

 

 

 

「具体的な解決策」を求めていて

 

それを「ホワイトボード」などで、「絵」や「図」にして

 

「流れ」を説明して共有できるような「ご相談」

 

 

圧倒的に「オンライン面談」の方が「得意」です。

 

 

 

 

逆に、「話を聞いて欲しい」 「気持ちを吐き出したい」

 

そうした「具体的な解決策」を求めていない

 

 

気持ちをわかって欲しい そうした「面談」は

 

どうやら 満足度は低いようです。

 

 

 

つまり そうした面談は、「リアルな対面相談」の方が「得意」だということです。

 

 

 

「絵」や「図」を使って解説し

 

「なるほど!」という そうした「相談」は「オンライン面談」が強い。

 

 

「保育ソーシャルワークになる方法」のご相談は、

 

圧倒的に「オンライン面談での実施」の方が満足度は高かったです。

 

 

 

だから、「コンサルティング」だったり、「ネットでの商品説明」だったり

 

そうしたものが どんどん増えているのも なんだか理解できる気がします。

 

 

 

 

『このつらい気持ちを聞いて欲しい。』 

 

 

そうした「相談」の場合だったら、

 

 

もしかすると「オンライン面談」よりも「電話」で話した方が、

 

相手も 気持ちを伝えやすいのかもしれません。

 

 

 

「オンライン面談」では、

 

「気持ち」を伝える前に「考える」という「思考のノイズ」が発生します。

 

 

 

それは、自分の「姿」だったり、「見え方」だったり、

 

相手に対する「自分の印象」が どう映っているのか

 

そうした「思考のノイズ」が発生するので、

 

「思い」を吐きだすことに「集中できなくなるから」です。

 

「自分の姿」が見えるということは、「ノイズ」になるのです。

 

 

 

 

僕は そうしたご相談の時には、なるべく「電話」でお話しています。

 

 

 

 

「相談ツール」には、それぞれ 特徴があり、

 

「メリット」「デメリット」があります。

 

 

その点をうまく理解して、使えば、自分にとっての「大きな武器」になります。

 

 

 

「流行っているから」ではなく、

 

「自分のために働いてもらう」「自分のために役に立ってもらう」

 

そのくらいの気持ちで「ツール」を使えば、楽になります。

 

 

 

 

 

「ツール」というのは「効果」がすべて。

 

 

どんな「効果」があるのかを、しっかり見極めて使いこなそう!(げんき)

 

 

 

 

 

2020年

7月

16日

その984)「なぜ?」という質問は相手に「防衛反応」を起こさせるのです。

 

 

相談支援や「相談」を業とする方

 

相談支援員の方やソーシャルワーカーの方は、

 

 

「相談経験」はあったとしても、「相談場面を見た経験」は案外少ないものです。

 

 

 

「他の人の相談場面を見たことがありますか?」と質問すると

 

「1回も見たことがない方」は、かなりの数いらっしゃいます。

 

 

 

まず、立ち会わなければ見ることができません。

 

もちろん、録画したり、ロープレでの「仮想」であれば 可能ですが、

 

「リアル場面」は、ほとんどないと思います。

 

 

 

 

僕も スタッフや指導している「ソーシャルワーカー」の「相談場面」を

 

 

見たことはそんなにありません。

 

もちろん、見たことは ありますが。

 

 

 

 

 

でも、たとえ見たことがなくても、だいたいの「想像」はできます。

 

 

 

それは「日頃」の「ことば」から わかるのです。

 

 

 

 

 

日頃から

 

「なんで、これ、こんな風になってるの?」

 

「なぜ、こっちにしないの?」

 

「なんでやねん、これ」

 

 

 

のように 使っている「なぜ」 という言葉があります。

 

 

 

 

 

これを「モノ」や「仕組み」「流れ」などに対して

 

使っているのであれば、特に問題はないのですが、

 

 

 

 

「人」に対して使っている方は、「注意」が必要です。

 

 

 

「なぜ、この人、これから先にやらないの?」

 

「なぜ、この人、もう少し空気読めないの?」

 

 

というように 「人」に対して「なぜ」を多く使っている人は、

 

 

「無意識」のうちに、「面談の場」で「なぜ」を使っているから です。

 

 

 

 

「人」に対して「なぜ」を使うと

 

 

多くの場合、相手は「防衛反応」を起こし始めます。

 

 

もちろん、その「防衛反応」には 程度はあります。

 

人によっての「差」は、もちろんあります。

 

 

 

ただ、ほとんど誰でもみんな 必ず起こるものです。

 

 

 

「あなた」と「なぜ」の組み合わせは、

 

相手を追い詰める「最強セット」だからです。

 

 

決して「ハッピー・セット」ではないのです。

 

 

 

 

「あなた」「なぜ」?

 

 

「おまえ」「なんで」?

 

 

この「言葉」が「耳」から「音声」と入った瞬間に

 

「無意識」に「過去の膨大な情報」の中から それにあった「感情」を引き出すのが

 

「脳」の仕事です。

 

 

 

 

「あなた」と「なぜ」の組み合わせを使えば

 

「傾聴」しても「受容的な態度」をとったとしても

 

その「傾聴」と「受容」は、「受け入れられた」とは捉えられず、

 

 

逆に、

 

「何かを探されている」

 

「あらを探している」

 

「詮索されている」

 

 

という「メッセージ」につながってしまうのです。

 

 

 

 

「相談」の場で使わなければならないのは、

 

 

「なぜ」ではなく、「なに」です。

 

 

 

 

「あなた」と「なに」という「セット」は、

 

 

「あなたに興味があります」という「最強メッセージ」です。

 

 

これこそ「ハッピー・セット」なのです。

 

 

 

 

「相談支援」も「ソーシャルワーク」も

 

どんなに「難しい理論」を学んだとしても、

 

 

最終的には、その人の持っている「気質」が表れます。

 

 

 

だから「ソーシャルワーク」では、

 

最初に「自己覚知」を学ぶのです。(げんき)

 

 

 

2020年

7月

15日

その983)2021年度の保育者研修は、新しい「ことばがけセラピー」になります。

 

 

2021年度の「保育者研修」を、今、もくもくと作り込んでいます。 

 

 

これまでも 僕が行ってきた研修は「ことばがけ研修」でしたが、

 

来年度からは、また 新しい「ことばがけセラピー技術」をお届け予定です。

 

 

そもそも、「ことばがけセラピー」とは、どんなものなのか

 

 

今日は、それを簡単にご紹介したいと思います。

 

(近いうちに 動画での解説ページもアップします。)

 

 

 

 

「ことばがけセラピー」というのは、「自尊心を育む」セラピーテクニックです。

 

 

もっと簡単に言えば

 

 

「自分は 今のままでいいんだ」  

 

「自分を もっと大事にしていいんだ」

 

 

そうやって「自分を受け入れること」ができるようになる技術です。

 

 

 

よく耳にする「アファメーション(元気が出る言葉)」も 同じ技術です。

 

 

 

自分を好きになる。

 

自分を大事にしようと 思えるようになるのです。

 

 

 

 

僕は、現在 子育て支援の場で それを指導しています。

 

 

それは「親が子にかけることばがけ」です。

 

 

 

親が こどもに「ことば」をかける。

 

その「ことば」で こどもが「自尊心を育む」

 

そして その「ことば」をかけた親も、また「自尊心を育む」

 

 

そういう「ことばがけ」です。

 

 

 

 

「ことば」には「ちから」があります。

 

 

その「ちから」は、時に 「勇気」だったり「元気」だったり、「感動」だったり

 

使い方を間違えば、相手に「絶望」だったり、「失望」だったり、「悲しさ」だったり

 

 

そうしたものを 与えてしまうことも あります。

 

 

 

「親」がかける「ことば」

 

「先生」がかける「ことば」は、

 

 

こどもの中では、ほぼ「永遠」に残ります。

 

 

ずっと その「ことば」は、その子が「大人」になるまで残るものです。

 

 

 

もちろん、それは 記憶になかったり、覚えていないかもしれません。

 

 

それは当然です。

 

 

その「ことば」は、もう「その子の一部」となってしまったからです。

 

 気づかないのです。もう自分の中に溶け込んでしまったので。

 

 

 

 

だからこそ、「ことばの使い方」に注意が必要です。

 

 

 

でも、きちんと「ことば」と「脳」のメカニズムの「ルール」を理解すれば

 

 

「親のことば」「先生のことば」は、

 

 

「元気」と「勇気」と「愛」にみちた 「自尊心を育むことば」に変わります。

 

 

 

そして、自分が こどもに発した「ことば」は、

 

 

自分の「聴覚」を通して、かけた大人自身も癒してくれるのです。

 

つまり、親や先生の「自尊心を育む」ということです。

 

 

 

 

この「ことばがけセラピー」技術を

 

 

今は、僕は 保護者に直接伝えて サポートをしていますが、

 

 

 

「保育者研修」では、その内容をお伝えしています。

 

 

なぜ「保育者研修」で、それを伝えているのか。

 

 

 

それは、「先生」に「僕が伝えた内容」を「そっくりそのまま」

 

 

「保護者」に伝えて欲しいから です。

 

 

「先生」が「保護者」に対して「ことばがけ」を教えてもらうこと。

 

 

 

これが、僕が研修講師をやっている「本当の目的」です。

 

 

 

僕の研究所では、「セラピストを養成していないのですか?」

 

「養成塾を開講してください」というお問合せが、毎月数十件あります。

 

 

でも、

 

「ごめんなさい。今は 行っておりません」とお伝えしています。

 

 

 

その理由は「保育者研修で、保育士の先生方に伝えているから」です。

 

 

「先生」にお伝えをして、今度は「先生」が「保護者」をサポートする。

 

 

そうすることで

 

 

「こどもたち」の自尊心が育まれ

 

「保護者」の自尊心が育まれ、

 

そして、伝えてくれた「先生」の自尊心も 育まれます。

 

 

 

 

 

人は、誰であっても

 

 

「みんなの役に立ちたい」

 

「みんなから大事にされたい」

 

「みんなから感謝されたい」

 

「自分は 自分でいいんだ」

 

 

 

そんな「思い」や「願い」をもっています。

 

それを満たす方法として 僕は「ことば」という道具をつかっています。

 

 

 

「保護者へのことばがけ研修」というのは、

 

「クレームを処理する技術」でも、「うまく切り抜ける技術」でも

 

「相手を説得する技術」でも ありません。

 

 

 

「相手を癒し、自分も癒す技術」なのです。(げんき)

 

 

 

 

2020年

7月

14日

その982)「園長先生のお仕事」とは、この3つ です。

 

 

では、問題です。

 

 

「園長先生の仕事」

 

 

これを、シンプルに 3つ 答えなさい?

 

 

もし、こんな問題があったら  みなさんなら どう答えますか?

 

 

 

 

答えは、難しく考えてはいけません。 ごくごく当たり前のことです。

 

 

 

答えは、

 

 

①「相手視点」で考える

 

②「PDCA」をきちんと回す

 

③「変化や違い」が発生すれば 即 手を打つ

 

 

 

この 3つ  です。

 

 

 

①の「相手視点」というのは、その相手によって変わります。

 

こどもたちであったり、保護者であったり、職員であったり

 

対象は変化しますが、「常に」相手視点で考えること です。

 

 

 

②の「PDCA」をきちんと回すは、 

 

説明は不要と思いますが、しっかり「計画」し「実行」し「振り返り」「改善する」

 

それを出来る限り 「早く回す」できれば、1週間とか、2、3日で回すことです。

 

 

 

③の「変化や違い」というのは、トラブルということではありません。

 

「世の中」の変化や、関係者の雰囲気、なんとなく感じる違和感、天候や安全環境など、

 

とにかく「変化」だったり「違い」にいち早く 気づき 手を打つことです。

 

 

 

この3つが「園長先生」のお仕事になります。

 

 

 

 

 

では、問題です。

 

 

「保育者の仕事」

 

 

これを、シンプルに 3つ 答えなさい?

 

 

今度は、こんな問題がでたら みなさんなら どう答えますか?

 

 

 

難しく考える必要はありません。ごくごく 当たり前のことです。

 

 

 

 

答えは、

 

 

①「相手視点」で考える

 

②「PDCA」をきちんと回す

 

③「変化や違い」が発生すれば 即 手を打つ

 

 

 

この 3つ  です。

 

 

 

 

えーーーと言われるかもしれませんが、

 

 

これが「答え」です。

 

 

 

 

そうです。

 

 

「園長先生のお仕事」も「保育者のお仕事」も「基本」は同じなのです。

 

 

 

 

「お仕事」というのは「基本」です。

 

 

 

 

「お仕事」というベースの上に「業務」というものが乗っかってきます。

 

「業務」とは、「作業内容」だったり、「具体的な行動メニュー」です。

 

 

 

「お仕事」というのは、

 

その「業務」を行う上で必要な「基本的な行動の指針」のようなものです。

 

 

 

 

「あの人は仕事ができるよね」と噂されるような人は、

 

 

「何か特別なこと」や「凄いこと」をやっている人ではなく、

 

 

「基本」に忠実な人なのです。(げんき)

 

 

 

2020年

7月

13日

その981)「保育リーダー研修」と「保育マネジメント研修」の違いを教えて下さい。

 

 

先日、2021年度の保育者向けの「リーダー研修」のお問合せを頂いた中で、

 

主催者の方から ご質問がありました。(今年は、新型コロナの影響で、問合せかなり早いです!!)

 

 

 

「リーダー研修というのは、どういう点が大事になりますでしょうか?

 

マネジメント研修とは、どういう点が違いますか?ご教示ください。」

 

 

といった内容でした。

 

 

 

「リーダー研修」と「マネジメント研修」

 

 

これは、やる内容も違えば、参加の対象者も異なります。

 

 

全くの「別もの」です。

 

 

 

「リーダー研修」というのは、「主任保育士」の先生が主な対象者です。

 

そして、「マネジメント研修」というのは、園長先生や管理者の方になります。

 

 

 

 

「リーダーシップ」と「マネジメント」

 

 

どちらも 同じ人が行う場合もありますが、そもそも 目的が異なります。

 

 

 

「リーダーシップ」とは「向上・成長」です。

 

 

「マネジメント」とは「現状維持」です。

 

 

 

 

「リーダーシップ」とは「今よりも良くする・前に進める」ということ。

 

 

「マネジメント」とは「今の状態を保つ」ということ  です。

 

 

 

どちらも欠かすことのできないものであり、

 

そして 1つ1つが 内容の濃い「テーマ」になります。

 

 

 

 

 

「リーダー研修」とは、

 

 

「今よりも現場を向上させ、成長させる」ための研修です。

 

 

そして、

 

 

 

「マネジメント研修」とは、

 

 

「今の園の状態を、維持し保つ」ための研修 なのです。

 

 

 

 

 

現場のリーダーとなる先生が、

 

 

今よりも現場を向上させ、それぞれの先生を成長させるために

 

 

『どんなこと』を考え、『どんなこと』を行ったらよいのか。

 

 

それをお伝えするのが「リーダー研修」

 

 

 

 

園長先生や管理者の先生が

 

 

今ある「安全・安心・安定」した園の状態を保ち、維持していくために

 

 

『どんなこと』を考え、『どんなこと』を行ったらよいのか

 

 

それを お伝えするのが「マネジメント研修」 なのです。

 

 

 

 

 「保護者支援」の研修も 同じです。

 

 

 

「リーダー」向けと「マネージャー(管理者)」向け。

 

 

「対象者」が異なると「内容」も異なること。

 

 

 

何となく イメージできますか? (げんき)

 

 

 

 

2020年

7月

12日

その980)「ことばがけ」には「時差」があるのです。

 

 

 

この世界には「時差」というものが、存在します。

 

 

「時差」といえば、「世界時間」

 

 

「日本の今の時刻」と「ニューヨークの今の時刻」

 

 

もちろん、違います。

 

 

そこには「時差」が存在します。

 

 

 

 

「ネット通販」もそうです。

 

 

「ネット」で、パパっと購入したとしても

 

「家」に「商品」が届くまでには「時差」が生まれます。

 

 

お店で買えば、すぐに手に入りますが、

 

「ネット通販」では当然「時間」はかかるものです。

 

 

 

誰も それについて文句もなければ

 

それは「当たり前」だと理解しています。

 

 

 

 

 

「ことば」と「想い」

 

 

この2つも 同じです。

 

 

 

「想い」というのは、「形」として伝えなければ

 

なかなか伝わるものではありません。

 

 

そこで、もっとも多く使うのが「ことば」です。

 

 

 

「ことば」というのは、とても「ストレート」な道具です。

 

 

話せば、すぐに相手の「聴覚」から ダイレクトに「脳」に届きます。

 

とても「ストレート」な道具です。

 

 

 

ただ、その「ことば」に乗せた「想い」というのは、

 

相手の「こころ」に届くまでには、「時差」が生じてしまうのです。

 

 

 

もちろん、すぐに届くもの もあります。

 

 

落としたものを拾ってもらった時に、「ありがとう」という「感謝の気持ち」は

 

すぐに相手に伝わります。

 

相手もすぐに「ありがとう」を受け止めることができます。

 

 

 

 

でも、「大事なこと」というのは、

 

なかなか 相手には伝わらないのです。

 

 

 

「本当に相手のことを想って伝えたいこと」

 

「本当の自分の気持ち」

 

「深く愛情のあるメッセージ」

 

 

 

そうしたものは、届くまでに「時差」が生まれます。

 

 

 

伝わるまでに、相手の中にある 

 

いくつもの「心のフィルター」を通さなければならないから です。

 

だから「時間」がかかってしまうのです。

 

 

 

 

 

「どうしても思いが伝わりません。」

 

「どうしても相手に理解してもらえません」

 

「うまく わかってもらえないんです」

 

 

 

 

そうした「届かない悩み」を相談されることが よくあります。

 

 

 

そんな時には、こうお伝えしています。

 

 

 

「笑顔で待っておくこと」 です。

 

 

 

 

相手の顔を見るたびに「わかってもらえない」と

 

悲しげな表情をしていたら、相手の「フィルター」で

 

その「想い」は止まってしまうものです。

 

 

 

「笑顔で待っておく」だけで、

 

 

相手は、きっと その「笑顔」を見て、

 

『この人は、私に何を伝えようとしたのだろう』と

 

きっと思い出してくれます。

 

 

 

 

 

それが「心のフィルター」を通過させるための

 

最大の「ポイント」なのです。(げんき)

 

 

 

2020年

7月

11日

その979)「相手の思い」とは「相手の価値」と考えた方がいい。

 

 

「こどもの思いを理解しましょう」

 

「保護者の思いを理解しましょう」

 

 

「こどもの思いを知るように努力しましょう」

 

「保護者の思いを知るように努力しましょう」

 

 

 

 

「相手の思い」を知ること。

 

 

 

これは、保育に限らず、対人援助職では

 

当たり前のように教えられる「言葉」です。

 

 

 

 

「相手の思い」を知り、そして 理解し、受け止める。

 

 

 

もちろん「大切なこと」であり、

 

それが「一番最初」になければ、この「職業」は先に進めないのです。

 

 

 

まず、「相手の思いを知る」ありき なのです。

 

 

 

 

なぜ「相手の思い」を知らなければならないのか

 

 

 

それは、「同情」したり、「共感」したり、

 

そうした「理由」からではありません。

 

 

 

 

それは、「相手の価値を知る」必要があるからです。

 

 

 

 

「思い」とは「価値」です。

 

 

 

「思い」とは、

 

「相手がどういうことを大切にしたいのか」

 

「どういう生き方、どういう人生を歩みたいのか」

 

「自分にとって、何が大切なのか」

 

 

 

一言でいえば、「大切なこと」 ということです。

 

 

 

 

それを「知り」「理解する」ことで、

 

相手が「大切なこと」に近づけるようにお手伝いができる。

 

 

そのために「相手の思い」を知るのです。

 

 

 

 

 

 

 

「大切なこと」「大事にしたいこと」

 

そこに近づけるように「サポート」する技術

 

「しあわせをサポート」する技術。

 

 

これが「相手の思い」を知るということです。

 

 

 

 

ただ「相手を受け入れ、受け止めたらいい」

 

そう考えている人もいます。

 

それは、それで OK。 いいと思います。

 

 

 

 

僕が考える「相手の思い」を知るは、

 

その人が「本当に大切にしているもの」を理解することです。

 

 

 

 

どんな「悩み」や「不安」の裏側にも

 

「本当に大切にしているもの」は 必ず隠れています。

 

僕は それが知りたいのです。

 

 

 

 

 

「わかってくれて、ありがとう」

 

 という相手の言葉は、

 

 

 そういうことなのです。(げんき)

 

 

 

 

 

 

2020年

7月

10日

その978)「今までやってきたこと」に「プラス(+)する」発想を常に持つことです。

 

 

 

これから「保育士」になる方も

 

 

これから「保育ソーシャルワーカー」になる方も

 

 

これから「保護者支援の専門家」になる方も

 

 

 

今から「新しいこと」にチャレンジしようとする方が、

 

「絶対に忘れてはならないこと」が あります。

 

 

 

 

それは「今までやってきたことを捨てない」ということです。

 

 

 

 

 

『今までの どんな経験も 大事にすること。』

 

 

それが 一番 大事なことです。

 

 

 

 

「昔はこれをやっていましたが、これからは この仕事をはじめます」

 

 

であったとしても

 

 

「今までの経験」は「大事にすること」です。

 

 

 

 

 

これは、何も仕事の「経験」だけでは ありません。

 

 

苦しかった「経験」

 

 

辛かった「経験」

 

 

楽しかった「経験」

 

 

 

そうしたものも含めて「すべて」です。

 

 

 

 

忘れるために「新しいこと」をしたい。

 

 

もしかしたら、そんなことも あるかもしれません。

 

 

 

でも、「今まで起こったこと」「経験したこと」は 大事にするのです。

 

 

 

 

それは、なぜか

 

 

「次がうまくいかなくなるから」 です。

 

 

 

 

 

「今までの経験」を大事にしない ということは

 

「今までの自分」を大事にしない ということです。

 

 

 

 

 

「今までの自分」は大事にしないけど、「これからの自分」は大事にする。

 

 

では、うまくいかないのです。

 

 

 

「前の彼女は大事にしなかったけど、今度の彼女は大事にする」

 

 

そうした男性は、今度の彼女も大事にはしません。

 

 

 

なぜなら「自分」が大事だから です。

 

「相手」が変わったところで、「根っこ」は変わらないのです。

 

 

 

それと 同じです。

 

 

 

「今までの経験」を大事にしなければ

 

「これからの経験」も大事にできないのです。

 

 

 

 

「今までの経験」+「これからの経験」=「未来」 です。

 

 

 

常に「自分に足していく発想」を持つことです。

 

 

 

「足し算」として考えると、物事は「プラス(+)」に変わります。

 

「苦しかった経験」だって、「自分の味方」になるのです。(げんき)

 

 

 

 

 

 

 

2020年

7月

09日

その977)「保護者支援」と「こどもの支援」を切り分けないことが大切

 

 

「保護者支援がなぜ必要か」

 

 

そうした「キーワード」で検索されて

 

このサイトを訪問してくださる方も多くいらっしゃいます。

 

 

 

「保護者をなぜ支援しなければならないのだろう」

 

そう感じたのだろうか、と ふと思うことがあります。

 

 

 

「保育士」なので、「保育」がしたい。

 

「こども」が好きだから「保育士」になった。

 

だから、できれば「こども」の保育だけがしたい。

 

「保護支援」は、やらなければよいのであれば、できればしたくない。

 

 

 

そう思った瞬間があったのかもしれません。

 

 

 

 

僕のところの相談室は、「親と子のメンタルヘルス研究所」といいます。

 

 

「親と子」 つまり 「保護者」と「こどもたち」になります。

 

 

 

でも、ご相談にいらっしゃる方は、おじいちゃんやおばあちゃん、親戚の方もいれば

 

もちろん、先生もいらっしゃいます。

 

 

本当は、「家族のメンタルヘルス研究所」なのかもしれません。

 

 

 

「家族」をサポートする。

 

 

 

そうした視点でみると、「親」と「子」を切り離して考えることはできません。

 

 

 

「家族」とは、1つの「システム」だからです。

 

 

「システム」ということは「影響しあう」「関連する」ということです。

 

 

 

 

あなたが「こども」に対して行ったことの 1つ1つは、

 

「保護者」に影響を与えます。

 

 

 

あなたが、「保護者」に対して行ったことの 1つ1つは、

 

「こども」に影響を与えます。

 

 

 

 

「関連」しているというよりも、

 

「1つ」の「システム」と考えれば当然なのですが。

 

 

 

 

もっと大きく考えると「保育士」の先生も含まれるのです。

 

 

「保育士」の先生に影響を与えれば、

 

自ずと「こどもたち」そして「保護者」にも影響を与えることになります。

 

 

 

だから、「職場環境の整備」や「保育士同士の支援」が必要になるのです。

 

 

 

 

「こども」の支援はしたいけど、「保護者」の支援はしたくない。

 

 

それは、今の世の中の状況でいえば、

 

 

「マスク」はするけど、「手洗い」はしたくない。

 

「手洗い」はするけど、「マスク」はしたくない。

 

 

のようなものです。

 

 

 

 

「両方」がセットでなければ、

 

  効果がないだけでなく、

 

「健康」を保つことはできません。

 

 

 

 

みなさんは「保育」を通して

 

『家族』というシステムの健康を保っているのです。(げんき)

 

 

 

 

 

2020年

7月

08日

その976)「どうしたらええですか」には「そんなん知らんがなあ」と答える

 

 

オンライン面談で、関西の「ソーシャルワーカー」の方とお話をしていた際に、

 

こんなご相談がありました。

 

 

「よく面談の時にですね、先生 どうしたらええですか、っていわはるんです。

 

そんなん知らんがなあと言うてしまう時があります。先生ならどうですか?」

 

 

と こんな感じで お話いただきました。

 

 

 

僕も大学時代は、京都に住んでいたので、関西弁は、心地よいものです。

 

「関西弁」リスペクト です!

 

 

 

「どうしたらええですか?」の質問に

 

「そんなん知らんがなあ」で答える。

 

 

 

みなさんなら、どう思いますか?

 

 

そんな回答、支援者じゃない?

 

相談者に対して 失礼じゃないですか。

 

そんな答えなら 2度と相談に行きません。

 

 

そんな 答えが返ってきそうです。

 

 

 

でも、これは、ある意味 正しい「返答」の仕方 です。

 

 

 

 

どんな相談の場面でも「どうしたらいいですか?」と質問されることはよくあります。

 

 

 

「こうしようと思うのですが、どう思いますか」であれば

 

こちらも 答えやすいのですが、なかなか そうした方は少なく、

 

 

ほとんどの場合、「どうしたらいいですか?」と

 

支援者に「答え」を求めてくることが多いのでは ないでしょうか?

 

 

 

 

その時に 『一番重要なこと』。

 

それは 「知らない」ということを相手に伝えること です。

 

 

 

 

相手に正しく伝えなければならないのは、

 

「答えは あなたの中にしか ない」ということです。

 

「答え」は「こちら」にはないのです。

 

 

 

 

「どうしたらいいですか?」に対して

 

「はい。その時はですね、こうした形で、」と返事をするのは、

 

「技術面・テクニック」についての「質問」のみ です。

 

 

 

「これって、どう切ったらいいですか」 

 

「はい、その時はですね、こうして」や、

 

 

「相手が左に回ったらどうしたらいいですか?」

 

「はい、その時は、こちらを」のような

 

「技術指導」の「場合」のみ です。

 

 

 

「考え」て、その「動作」をマネル場合には、まず「やり方」を教えます。

 

その「やり方」を自分のものにすることの方が難しいので、

 

まずは「答え」を教えて、それから「実践」です。

 

 

 

 

通常の「相談支援」の場合でも「技術面」の質問があれば、

 

回答方法は、すべてこの方法を取ります。

 

 

ただ、それ以外は、すべて「そんなん 知らんがなあ」です。

 

 

 

 

ただ、少しだけ「表現」は変えますが。

 

 

 

 

「どうしたらいいですか」に対しての答え方は、

 

「どういう方法がいいかは、私にもわかりませんが、」を

 

 

まず 最初に確実に 伝えることが大切です。

 

 

 

 

「どうしたらいいですか」という質問の「無意識」の中にあるのは、

 

 

「私の思いは、誰にもわからない」という「思い」 です。

 

 

 

「どうしたらいいですか」の後ろには、

 

「どうしたらいいですか(私の思いは、誰にもわからない)」が隠れているからです。

 

 

そこで「持論」を解説しはじめると

 

「話」を聞きながら、「冷静」になっていきます。

 

言葉の通り、「冷めていく(さめて)」のです。

 

 

 

 

だから、最初に「私にもわかりませんが」を確実に伝えることで、

 

(私の思いは、誰にもわからない)を満たしてあげることが大切です。

 

 

 

その上で、

 

「どういう方法がいいかは、私にもわかりませんが」

 

「●●さんの思いと近い方法があったら教えてもらっていいですか」とお伝えしてから、

 

「こんな時は、こうしたらいいかなと思うのですが、どうですか?」と聞き返します。

 

 

 

そうすると「あなたのアドバイス」は、相手には伝わりやすくなります。

 

 

なぜなら「自分の思い」に近いかどうかを判断するだけでいいから です。

 

 

 

 

そうやって「アドバイス」をしていくと相手は「覚めていく」のです。

 

「冷めていく(さめて)」のではありません。

 

「覚めていく(さめて)」のです。

 

 

 

 

「アドバイス」というのは、相手を「目覚めさせる」ものです。

 

 

 

 

「相談」とは「答えを教えて欲しい」のではありません。

 

「自分自身」を「目覚めさせて欲しい」のです。(げんき) 

 

 

 

2020年

7月

07日

その975)「働き方」が変化しているのに「保護者支援」がそのままであるはずがない

 

 

昨日の夜は、10名の方にご参加頂いた「ZOOM座談会」を開催しました。

 

(参加方法等については、こちらの記事でご紹介しております。)

 

 

 

「通常の研修会」や「オンラインセミナー」とも違って、

 

「ZOOM座談会」は、それぞれの方が「思ったまんま」を発言されるので、

 

ある意味、斬新なものが 色々出てきます。

 

 

 

昨日は、

 

「働き方が、どんどん変わっているのに、保育がこのままのわけがない」

 

という話題が出ました。

 

 

「働き方も社会も変化しているのに、保護者支援は そのままでいいはずがない」

 

「保育士の働き方や園の形もいずれ変わる」

 

 

次々に 色んな意見が出てきました。

 

 

 

 

これは「評論家」の方や「コンサルタント」の方の発言ではありません。

 

 

 

「保育士の先生」からの発言です。

 

 

 

「保育」をしながら、何となく「変化」を感じているんだろうなあ。

 

そうした感想を持ちました。

 

 

 

 

「元気先生は、どう思いますか?」と質問されたので

 

僕なりの考えをお伝えしました。

 

 

 

 

 

保育は「小規模化」する。

 

保育士は「フリー」となり、より「専門性の高い保育士」が生まれる。

 

 

 

 

 

これが、僕が想像する「未来の保育の形」です。

 

 

 

 

世の中は、「大」から「小」に変化しています。

 

「集団」から「個」へ。

 

もう既に「個」の時代に入っています。

 

 

 

 

世の中も、B TO B(企業 対 企業)の取引と

 

B TO C(企業 対 個人)の取引しかありませんでしたが、

 

今は、C TO C(個人 対 個人)の取引が生まれています。

 

 

メルカリなどが、いい例です。

 

 

 

C TO C になれば、Bは いらなくなります。

 

そうすると「会社」はいらないという世界になります。

 

 

 

 

「会社」がいらなくなれば、「働き方」は変わります。

 

「しがらみ」もなくなれば、「上下」もなくなります。

 

 

 

この「新型コロナウイルス」の影響で、

 

通常なら5年くらいかかってできる「オンラインの世界」が

 

たった「2、3ヵ月」で、あっという間に出来上がってしまいました。

 

 

 

 

いずれは、働き方が変わり、子育ても変わります。

 

もちろん「幼児期」に必要な「体験」や「経験」は、これまでと変わりません。

 

 

 

 

ただ、、、、それを「どこで」「どのように」体験するかは、

 

もう、これまでの「延長線上」には ありません。

 

「選ばれるかどうか」です。

 

 

 

それは、いつ来るかは わかりません。

 

「新型コロナウイルス」だって、誰も予測できなかったはずです。

 

「今までの世界」が、あっという間に変わったのです。

 

 

 

「変わる時」は、「あっという間」です。

 

 

 

 

 だからこそ、

 

「今」やるべきことに「集中する」

 

「予測できる未来」のために「少しずつ準備しておく」。

 

 

 この「2つ」が「今」必要なのだと思います。(げんき) 

 

 

 

このサイトで提案している「保育ストレスチェック」や「ZOOMオンライン研修」も

実は、これからの保育所に必要な「未来のための準備」なのです。