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2019年

5月

17日

その812)「間接支援」の最大のポイントは「モノ」が定位置に戻っているかどうかです。

 

 

 

 

「人を見ずとも、場所を見れば おのずと状態は見えてくる。」

 

 

僕が支援の基本に置いている考え方の1つです。

 

 

 

相談支援を行っていると、必ずと言っていいほど、

 

ご本人と面談できない、会えないケースというのが発生します。

 

 

 

会えないということは、「直接支援ができない」 ということです。

 

 

そうなった場合には、ご相談にいらした方を通じて

 

「間接的」に支援をする以外、方法はなくなります。

 

 

 

 

 

そうした「相談ケース」の場合に、よく見られるのが

 

 

「こういう風に伝えてください。」

 

「こうした働きかけを行ってください。」

 

 

という助言です。

 

 

 

 

その「助言」というのは、非常によくわかります。

 

支援者として「こうした方が良い」と思ってのサポートは 僕も理解できます。

 

 

 

ただ、、まくいかないことの方が多いのです。

 

 

 

なぜなら、それは「他者を通じて」だからです。

 

 

 

 

 

 

「間接支援」の効果的なやり方

 

 

それは、「物理的にモノを動かすこと」 です。

 

 

「モノ」を動かすことで、環境を変化させること です。

 

 

 

 

僕が「間接支援」をする際に、必ず伝えていることは、

 

 

『まず一番最初にやることは、「モノ」を定位置に戻すこと をやってくださいね。

 

 

色々細かい難しいことは抜きにして、まず「環境」を整えるつもりで、

 

 

「モノ」を常に定位置に戻すようにしてください。まずはこれが先決です。』

 

 

そう お話をしています。

 

 

 

 

「モノ」を「定位置」に戻すことは それほど ハードルは高くありません。

 

 

ただ、、気持ちに与える効果は、どんな方法よりも大きいのです。

 

 

 

 

「モノ」を定位置に戻すようになりました。 

 

 

 次の面談時に、そんな答えが返ってくると

 

 

「気持ちもだいぶん安定してきたんですね、良かったですね。」

 

 

そうお伝えしています。

 

 

 

思春期くらいのこどもたちを持つ 保護者の方にとっては、

 

「モノ」が「定位置」に戻っているかどうかは、

 

「こころを読み取る」大事な『指標』なのです。(げんき)

 

2019年

5月

15日

その811)「どんなこと」をしたかよりも「どんな状態」であったかが大事

 

 

研修で出張中の時には、だいたいホテルに帰ると

 

毎日、保護者の方や先生から頂く「ご相談メール」にお返事を書いています。

 

それが、もうほぼ「日課」になっています。

 

 

 

 

ほとんどの内容が、「こどもたちの気になること」なのですが、、

 

ご質問頂く内容には、1つの共通点があります。

 

 

 

 

 

それは、「どんなことをしたか」 です。

 

 

 

 

こどもが「こんなこと」をします。 どうしたらいいでしょうか?

 

 

こどもが「こんなこと」をする時には、どのように対応したらいいですか?

 

 

 

といった内容です。

 

 

メール等で頂くご質問の内容は、 ほとんどが 「やったこと」です。

 

 

 

 

 

 

その時、僕が感じているのは、

 

 

実は、「どんなこと」をしたかという

 

「やったこと」については、案外 スルーしています。

 

 

 

 

「どんなこと」という その行動自体は、どんどん変化するものであり、

 

「やったこと」というのは、実は それほど重要ではないからです。

 

 

 

 

 

 

大事なこと。

 

 

それは、「どんな状態」であったか という点 です。

 

 

 

 

 

「どんな状態」の「状態」とは、「気持ち」であり「感情」です。

 

 

 

僕は、頂いた質問を聴くときには、

 

 

「どんなこと」よりも「どんな状態」であったかを想像しながら、

 

保護者の方や先生に、その場面を詳しく教えてもらっています。

 

 

 

 

 

「行動パターン」は、「気持ちのパターン」の影響を強く受けます。

 

 

「行動パターン」は、案外 すんなりと変えることができますが、

 

 

その裏にある

 

「気持ちのパターン」を変えることは たやすいことでは ありません。

 

 

ただ、、、、それは 大人の場合 です。

 

 

 

大人になるとかなり難しく、努力と時間が必要なのですが、

 

 

こどもたちの場合には、

 

 

やり方次第では、「気持ちのパターン」は、すんなりと変わることがあります。

 

 

 

 

「研修」を通して、この「気持ちのパターン」を変える方法をみなさんにお伝えしています。

 

 

 

「気持ちのパターン」が変われば

 

 

「気持ちのパターン」→「行動のパターン」と

 

確実に影響を与えて変化していきます。

 

 

 

 

 

「どんな気持ち」だったのか、

 

その結果、「どんなこと」をしたのか、

 

 

 

こどもたちの行動を見る時には、この順番で考えていくことが

 

 

一番のポイントになります。(げんき)

 

 

 

2019年

5月

14日

その810)「感情」ではなく「段取り」をコントロールするのです。

 

 

先週末の保育者研修会の中で、

 

「感情をどうやってコントロールしたらよいのか」というお話をしました。

 

 

 

 

「感情をコントロールする方法」

 

 

実は、それは 簡単です。

 

 

 

それは、「感情をコントロールしないこと」 です。

 

 

 

 

感情的になっている自分

 

 

感情的になっている他の人

 

 

 

そうした場面で、自分や相手の「感情」をコントロールすることは

 

とても難しいものです。

 

 

熱いものを急速に「冷たくする」ことは、「モノ」であればできるかもしれませんが、

 

「こころ」では、なかなかそうはいかないのです。

 

 

 

 

 

 

では、どうやって「感情をコントロール」したらいいか

 

 

 

その方法は、「段取り」を変える ことです。

 

 

 

 

「段取り」や「順番」「手順」を変更すること です。

 

 

 

これが、誰もがやっている 最も効果のある方法 です。

 

 

 

 

 

 

「感情的になっている状態」から抜け出すためには、

 

「意識を他に向ける」しか方法は、ありません。

 

 

 

 

でも、、その「意識を向ける方向」によっては、「感情」が再燃し、

 

いつまでも「頭から離れない」状態が続くことがあります。

 

 

 

それは、、「意識」だけを変えようとするからです。

 

 

 

そこに、「行動」や「動き」という「身体的な活動」を加えなければ

 

「頭」だけで「意識を変える」のは、難しいのです。

 

 

 

 

イライラしているとき、思い切って 掃除をする。

 

今やっていることをやめて、他のことをする。

 

気分を変えるために、コンビニにコーヒーを買いに行く。

 

 

 

こうしたことは、誰でもやっているはずです。

 

 

 

 

「思い切って」行動をはじめる。

 

 

 

 

だから「思い」が切れるのです。(げんき)

 

 

 

 

 

 

2019年

5月

10日

その809)「やる気を出させる言葉」って「何か」ありませんか?

 

 

昨日は、学童保育の先生向けの研修会でした。

 

 

その研修会の中で、

 

「先生、やる気を出させる言葉って 何か ありませんか?」

 

というご質問を頂きました。

 

 

 

 

「種類にも、よりますね」

 

 

そうお答えしました。

 

 

 

「やる気」には、2つの種類が あります。

 

 

 

1つは、「自分のため」に起こす やる気

 

 

もう1つは、「他人のため」に起こす やる気

 

 

 

この2つです

 

 

それ以外の「やる気」というものに、出会ったことは ありません。

 

 

 

 

 

「自分のため」に起こす「やる気」といのは、

 

 

相手の「快」を揺さぶるような一言 です。

 

 

 

その後に ものすごい大きな喜びや快があれば 人は「やる気」を出します。

 

 

これは、それほど 難しいものでは ありません。

 

 

 

 

 

難しいのは、もう一つの「他人のため」に起こす「やる気」の方です。

 

 

 

 

一つのお話をしてみます。

 

 

ある男の子が、色んなことに疲れきってしまい

 

とりあえず、どこかに逃げたい そう思って 遠くに住む おばあちゃんの家に

 

ひょっこりと顔を出しました。

 

 

すると、おばあちゃんは、 「おー、よー 来たね。 どしたね。」

 

とびっくりしながらも、喜んでくれました。

 

 

 

そして、「味噌汁作ってやるから 飲みんしゃい」

 

そう言って、畑で採れた 野菜たっぷりの味噌汁を作ってくれました。

 

 

「どね、おいしいね?」

 

そう言って嬉しそうに、笑顔で いろんな話をしてくれました。

 

 

 

でも、なぜ急に来たのかや 何かあったのか など

 

ここに来た理由は、一切 何も聞きません。

 

 

 

 

 

天気の話や食べ物の話

 

そして、 何より元気で過ごしている

 

その男の子の姿を喜んでくれました。

 

 

 

そして、その子は 元の場所に戻ると

 

 

「よし、もう一回 やってみよう」

 

そう感じることができました。

 

 

 

 

 

これが、「他人のため」に起こす「やる気」です。

 

 

 

 

 

何んにもがんばる必要なんかないよ。

 

 

今のまんま、そのままの自分でいいよ。

 

 

 

 

それを 言葉ではなく、

 

想いを ただ 相手に伝えるだけで

 

その「やる気」は起こります。

 

 

 

 

僕は、この「やる気」以外で 他人を元気にしたことは

 

もしかしたら、1度もないかもしれません。(げんき)

 

 

 

2019年

5月

07日

その808)「現実」を「無理に」変えようとしないことがポイントです。

 

 

 

「現実を無理に変えようとしないこと」

 

 

「現実をコントロールしないこと」

 

 

これが「他の人」に対して働きかける際の「重要なポイント」になります。

 

 

 

 

 

もちろん、自分自身への働きかけは、これとは全く逆になります。

 

 

自分自身の場合であれば、

 

 

「現実を変えること」

 

「現実をコントロールすること」

 

 

これがなければ、何も変わらないから です。

 

 

 

 

 

この「真逆」のものを「同時」に行うこと。

 

 

 

これこそが「支援」がうまくいく最大のポイント になります。

 

 

 

 

 

 

こちらは 目の前の方の「現実」を変えようとしない。

 

でも、目の前の方は、自ら「現実」を変えようとする。

 

 

 

 

この2つが揃った時に「支援」というのは、うまくいくのです。

 

 

 

 

でも、実際には、この反対の状況になっている場面をよくみかけます。

 

 

「支援をする側」が、必死になって 「相手」を変えようとしている。

 

でも、相手の方は「変わる」つもりは 全くない。

 

 

 

という場面 です。

 

 

 

 

 

「先生、●●さんが、全く変わろうという気持ちがないんです。。

 

どうしたらいいですか?? どうしたら変わりますか??」

 

 

 

と 僕もよく相談されます。

 

 

 

その時には、必ず 

 

 

 

「現実を無理に変えようとしないこと」

 

「現実をコントロールしないこと」

 

 

そうお伝えしています。

 

 

 

 

 

 

「変えようとしない」から「変わる」。

 

「コントロールしようと考えない」から「うまくいく」。

 

 

 

なかなか信じることが難しいかもしれませんが、

 

 

 

まずは、この考え方を

 

自分にしっかりと「インストール」することが大切なのです。(げんき)

 

 

 

 

2019年

4月

07日

その807)「センス」だけは、どんなことがあっても否定しないことです。

 

 

 

昨日の「保護者支援研修」の10分休憩の間に、

 

 

「元気先生、これだけは 絶対につかってはいけない。

 

そんな究極の『NGワード』って何かありますか? 是非 教えてください。」

 

 

 

というご質問を頂きました。

 

 

 

「NGワード」かどうかは、別として、

 

 

これだけは「絶対に否定してはいけない」

 

そういうものは、あります。

 

 

 

 

 

 

それは、「センス」です。

 

 

 

その人の「センスは絶対に否定しないこと」

 

 

これが、NGの中でも 最強のもの です。

 

 

 

なぜなら、それは「存在否定」だからです。

 

 

 

 

 

人は誰でも「センス」を褒められると 悪い気はしません。

 

 

 

洋服であったり、髪型であったり、

 

持ち物だったら、その色やデザイン、ブランド だったり

 

 

 

 

そうしたものは、単なる「モノ」ではなく、

 

自分と一体化したもの。 自分自身のイメージだからです。

 

 

 

自分自身を表現したもの。自分そのもの。

 

 

それが「センス」です。

 

 

 

「私のこんなイメージを感じて欲しいんです。」

 

「私は、こんなイメージなんですよ、わかってもらえますか?」

 

 

そんな想いが、込められているのです。

 

 

 

 

 

 

 

それを否定するということは、「その人自身」を全否定するのと同じです。

 

 

 

もしかすると、笑って「もーっ、ひどいなあ・・・・」と言ってくれるかもしれませんが、

 

 

 

あなたに対する「ネガティブな想い」は、そうそう消えるものではありません。

 

 

 

 

「脳」は、それを消し去る「スイッチ」を入れてくれない限り、、

 

 絶対に許してくれないのです。

 

 

 

 

 

休憩の後の「後半の内容」の中にも、様々なお話を盛り込んでいますが、

 

 

相手があなたに描いた「ネガティブ感情」を取り除く方法。

 

 

「消し去るスイッチ」をご紹介したところ、

 

 

 

 

 

「なるほど!そっか! まさにそうですよね!理解しました!!」

 

「もしもの時には、このスイッチ 絶対使います(笑)!」と

 

 

みんな 納得してくれたようでした。(げんき)

 

 

 

 

2019年

4月

05日

その806)「全ての仕事」は、「問題解決」なのです。

 

 

 

よく、他の業種の方から 

 

「先生のような問題解決の仕事って、大変ですね、、私にはできないですね、、」

 

そう言われることがあります。

 

 

 

 

ほかにも、支援をされている方同士の会話の中で、

 

「問題解決はできなくてもいいよ、聴いてあげることが大事だよ。。」

 

そう耳にすることも よくあります。

 

 

 

 

 

そんなとき、 

 

「きっと、この方と僕は ご縁はなさそうだなあ・・」 いつも、そう感じてしまいます。

 

 

 

「ご縁がない」というのは、「つながらない」ということです。

 

 

 

 

 

 

「全ての仕事は、問題解決である。」

 

これが、仕事に対する基本的な考え方 だからです。

 

 

 

お医者さんもそうですし、ケーキ屋さんもパン屋さんも、ペットショップも同じです。

 

 

デザイナーもプログラマーも、先生も保育者も、、、

 

 

ありとあらゆる仕事が、「問題解決」なのです。

 

 

 

 

 

「ケーキ屋さんや、パン屋さんも 問題解決なのですか??

 

 

美味しいケーキやパンを売るのが仕事じゃないんですか??」

 

 

そんな質問が返ってきそうですが、

 

 

 

ケーキや、パンは「商品」であって、

 

それを「美味しくいただくこと」で、「心地よい満足ある時間」を生み出して、

 

 

朝の時間短縮という問題なのか、疲れを解消するのか、

 

その方のこころの中にある「問題」を解決しているのです。

 

 

 

「満足」なければ、その「商品」を手にすることはありません。

 

何かを「解決」してくれるから、また購入するのです。

 

 

 

 

 

「商品」や「サービス」を提供することが「仕事」。

 

 

それだけだど、すぐに限界がやってきます。

 

 

 

 

 

「保育をすること」が「仕事」

 

 

「相談支援をする」のが「仕事」

 

 

「ソーシャルワークをする」のが「仕事」

 

 

 

「提供する」ことが「仕事」だと、

 

いずれは、受ける側は 離れていくものです。

 

 

なぜなら「商品」も「サービス」も世の中にはいくらでも存在するからです。

 

 

 

 

 

自分が行う「支援」が、

 

 

どんな「満足」を生み出すのだろうか?

 

どんな「解決」に貢献しているのだろうか?

 

 

 

 

そう考える習慣がなければ、やっていることは「同じ」であっても

 

時間が経つと、「積み上げてきたもの」に大きな「差」が生まれます。

 

 

 

 

「何」を「提供するのか」ではなく、

 

「何」を「想うのか」が、大事なのです。(げんき)

 

2019年

4月

04日

その805)「ことばがけ」は、回数を重ねれば重ねるほど効果が高くなる。

 

 

いよいよ新年度が始まりました。

 

また来月(5月)からは、新しい時代がやってきます。本当に楽しみです。

 

 

今日から、いよいよ 2019年の研修がスタートします。(げんき)

 

 

 

 

さて、先月末に 保育所での園内研修があったのですが、

 

そこで、保育士の先生から 質問を頂きました。

 

 

「お友達の遊んでいるものを取り上げる子がいるのですが、その時って、

 

どんな風に 言葉をかけたらいいですか?」

 

 

というご質問でした。

 

 

 

逆に、僕の方から質問をしました。

 

「先生は、いつも どう声をかけていますか?」

 

 

 

すると、その先生から

 

「もちろん、やめなさい と伝えます。そして、自分が取られたらどう思う?

 

取られてもいいの?というと。本人は、首を振って嫌だといいます。」

 

 

 

そう、答えが返ってきました。

 

 

 

 

 

正解というものは、ないのですが、

 

 

僕の中では、これが「一番の正解」になります。

 

 

 

 

理由は、簡単です。

 

 

 

「イメージを描かせた」から です。

 

 

「やめなさい。」というだけでなく、「もし自分が取られたら」

 

そう質問することで、その子の中で、

 

 

「おもちゃを取られた自分」をイメージさせたから です。

 

 

 

まさに、これが 「ことばがけ」です。

 

 

こ・・・こころに

 

と・・・とどく

 

ば・・・ばめん

 

 

 

だから です。

 

 

 

そうした「ことばがけ」を繰り返していくと、

 

その「イメージ」は 上位表示されやすくなります。

 

 

 

 

こどもだけでなく、大人もそうですが、

 

 

すべて、「行動」が始まる前には、「イメージ」が浮かびます。

 

 

その「イメージ」次第で、「行動」が変わっていくのです。

 

 

 

「ことば」をうまくかけ続けていくと、その「イメージ」のランキングはあがります。

 

 

 

 

まさに、ベストテン です。

 

 

 

 

今、先生の「言葉」が、その子にとって、第8位だったとしても、

 

 

ことばをかけ続けることで、それが 第7位になり、第4位になり、

 

 

徐々にランキングがあがっていきます。

 

 

 

 

相手の「行動」に影響を与えるためには、ベスト3に入ればいいのです。

 

 

第3位に入れば、先生のイメージは「ストッパー」になります。

 

 

 

 

もちろん、第1位にはなれません。

 

それは、誰でも「自分の欲求」があるからです。

 

 

「自分の欲求」にかなうものは、ないのです。

 

 

 

 

でも、1位になれなくても、第3位までに入れば、

 

「先生のイメージ」から「行動をやめること」は、可能になります。

 

 

 

 

そのためには、

 

 

ランキングを上げるために「ことばがけ」を重ねていくこと です。

 

 

 

これが「ことばがけ」の一番大切なポイントなのです。 (げんき)

 

 

 

2019年

3月

14日

その804)「ゴミの捨て方」は、その人の「金運」を教えてくれるのです。

 

 

もう、かれこれ 20年以上前になるだろうか、、

 

 

ある有名なお寺の和尚さんから、とても とても 大事なこと を教えて頂きました。

 

 

そのことを、ふと先日 訪問した「学童クラブ」のこどもたちを見て 思い出しました。

 

 

 

その時に、和尚さんから教えて頂いた内容を そのまま 書いてみると・・・

 

 

『紙くずなどのゴミをゴミ箱に入れるときに、よく投げていれますよね。

 

 

実はね、このゴミの捨て方で その人の『金運』はわかるものなんです。 

 

 

普通、ゴミは 『いらない・邪魔・不要』というような色んな観念で見ています。

 

 

でも、ゴミは『資源・再利用・地・恵み』という観念でもあるのです。

 

 

ゴミは、本来『流れるもの』です。

 

 

それを『不要』という観念で見ると、

 

 

『もうこちらに流れないでくれ』という意味になります。

 

これが、その人のお金の流れを左右するんです。

 

 

 

「資源や恵み」を流れないようにと念じているようなもの。

 

 

ゴミを捨てる時には、「恵みを流し、分かちあう」という意識を持ちなさい。

 

 

商品からゴミを生み出したのは、他でもない 自分自身。

 

 

もし、こどもが そのこころを身につけたら、 

 

一生、お金に苦労することはないでしょうね。』

 

 

 

 

というお話でした。

 

 

僕は、そのお話にとても感銘を受けたのを覚えています。

 

 

 

ちょうど、その頃 僕は 学童保育に携わっていました。

 

教えてもらったことを、そのまま こどもたちに伝えた記憶があります。

 

 

 

 

僕も この20年間の経験や出会いの中で、

 

その「教え」が、真実であることを確信しています。

 

 

 

だから、また それを こどもたちに教えてあげようと思いました。(げんき) 

 

2019年

3月

13日

その803)こどもたちには、誰でも必ず 1回は「リーダー」になってもらうこと。

 

 

 

先日、小学校4年生の男の子と面談をしました。

 

 

その子は、僕に

 

「僕は、これまで1度も リーダーをしたことがない」とお話してくれました。

 

 

 

「そうなんだ。じゃあ、1回は、リーダーになってみた方がいいね。」

 

そう、伝えると

 

なんだか照れくさい表情で、「でも、できるかどうかは わからん」と答えてくれました。

 

 

 

 

 

学童期のこどもたちには、どんな場面やどんな状況でも かまいません。

 

 

どの子も、1度は「リーダーを体験してもらうこと」が大切です。

 

 

先生の方で、

 

 

「この子は、リーダーに向いている」「この子は、リーダーに向いていない」

 

 

そう判断するのではなく、

 

 

誰でも、1度は、「リーダー」という立ち位置を経験してもらうこと です。

 

 

 

 

それには、2つの理由 があります。

 

 

 

1つは、「環境が、その子をリーダーに育ててくれること」

 

 

 

もう一つは、「自分ができるリーダーの型を知ってもらうこと」

 

 

この2つです。

 

 

 

 

 

そもそも、リーダーとは、「環境が育てるもの」 です。

 

 

グループや班の仲間が、その子を「リーダー」に育てあげるのです。

 

 

「周囲の反応」を見て、「らしく」なる

 

 

「それらしくなる」というのは、自分ひとりで獲得することはできないのです。

 

 

 

そして、一度でも 経験すると

 

他のリーダーの良さに 気づく「ちから」を身につけること ができます。

 

そして、「ここは、こうしてよ」と意見を述べる「ちから」も身につけることできます。

 

 

 

 

そうした中で、初めて「自分ができる型」を学ぶことができるのです。

 

 

 

自分は、グイグイと引っ張っていく タイプなのか、 それとも

 

 

みんなの意見をまとめることが得意な タイプなのか、

 

 

自分ができる「リーダー」像を学ぶ 良い機会になります。

 

 

 

 

 

誰でも、みんな 自分の意見を伝えたい と思っています。

 

でも、伝え方や方法は、人 それぞれ、様々です。

 

 

人の意見や考えを知るためには、「リーダー」になってみることが一番の近道です。

 

 

 

 

 

そして、何よりも 大きな 一番の収穫。

 

 

それは、

 

自分の中にいる「リーダー」と初めて出会えること なのです。(げんき)

 

 

 

 

 

2019年

3月

12日

その802)「物事をやめる基準」は「わかりやすい根拠」を示すことが大事です。

 

 

 

昨日は、久しぶりに 数名の園長先生と ゆっくりとお話をする機会がありました。

 

 

その中で、こんなお話がありました。

 

 

「このやり方は、もうやめようって、そういうことって あるじゃないですか。。

 

そしたら、職員から 園長は 根拠もなく言っていると 陰で言われているようで。。

 

ちゃんと理由はあるんですよ、どうしたらいいです、、先生。こんなとき。」

 

 

 

他の先生も、ふんふんと 頷かれていたので、、

 

 

きっと、そういうことは、どの園にも あるのだと思います。

 

 

 

 

 

「途中でやめる」

 

「途中で変更する」

 

 

 

 

そこから、「生み出されるもの」には、2つのもの があります。

 

 

 

一つは、「変化」。

 

 

もう一つは、「不満」。

 

 

 

この 2つ です。

 

 

 

 

この2つは、「セット」なので、どうすることもできません。

 

 

 

「変化」と「不満」は、同時に出てくる「セットメニュー」なのです。

 

 

 

 

この「不満」は、ほっておくと 

 

「やる気をなくす」「士気が下がる」という おまけつきです。

 

 

 

 

 

「途中でやめる」「途中で変更する」際には、

 

 

そこから生まれる

 

「変化」「不満」「士気が下がる」という、

 

この3つを ある程度 想定しておかなければなりません。

 

 

 

 

 

「途中でやめる」「途中で変更する」ためには、

 

そのための「わかりやすい根拠」が必要です。

 

 

 

 

その根拠は、

 

 

①「誰のため」 なのか

 

② 明確なラインの設定

 

③ その結果の予測

 

 

この3つです。

 

 

 

①「誰のため」なのか、これは 一番重要です。

 

 

こどもたちのため、なのか、自分たちのためなのか、園のためなのか、

 

「誰のため」というのが、一番「やる気」に影響を与えます。

 

 

 

 

 

 

②明確なライン とは、「目に見える基準」です。

 

点数だったり、回数だったり、そうした数字で表れるものや、表情・行動量・時間など

 

目に見える形で表れるものを基準にして、「ここまで」を決めて、

 

「これ」以上になると「変更する」という明確な「ライン」をつくります。

 

 

 

 

③その結果の「予測」は、あくまでも「予測」です。

 

 

これをやめると「こうなると思う」。 これを変更すると「こうなると思う」

 

もちろん、それは「予測」なので、「結果」は異なるかもしれません。

 

 

それは、それで 構いません。

 

大切なのは、「イメージしてもらうこと」です。

 

 

 

「ここで変化すると、こんなふうになるかもしれない」

 

その「イメージ」を共有することが大事なのです。

 

 

 

 

 

 

こうした「明確な基準」をもって、ゆっくりと変えていけば、

 

 

「途中でやめる」「途中で変更する」は、

 

「変化」「集中」「チャレンジ」の ハッピーセット になります。

 

「おまけ」も、もちろん変わります。

 

 

 

 

 

「途中でやめる」「途中で変更する」

 

 

この「一般的な定義」は、「あきらめる」「続かない」「飽きっぽい」です。

 

 

であれば、そもそもの「定義」自体を変えてしまえばいいのです。(げんき)

 

 

 

 

2019年

3月

11日

その801)「占い」は「悪い結果」が出たら、ラッキーと思った方が良い。

 

 

 

僕は、よく 保護者の方に

 

「占いは、悪い結果が出たら、本当は ラッキーなんですよ。

 

占いって、結果が出た瞬間から 当たらなくなるので。(笑)」

 

 

 

そう伝えています。

 

 

 

「えー、先生、、なんでですか??」

 

 

 

「悪い結果が出たんでしょ。 ということは、、、

 

悪い結果が、あなたの中から『出た』ということ。

 

だから、それはもう起こらないんです。

 

 

 

逆に、良いことや素晴らしい結果を言われそうになったら、、

 

待って!言わないで。楽しみにしてますから、と伝えた方がいいですよ。

 

 

よく、良い結果が出たのに、結局当たらなかった、、ってあるじゃないですか。

 

それは、聞いてしまったからです。」

 

 

 

 

「あっ、そうなんだ。そうですよね!!

 

 なるほど!!理由がわかり、安心しました。。」

 

 

こんな会話をよくかわします。

 

 

 

 

 

 

実は、「助言」や「アドバイス」にも同じことが言えます。

 

 

 

「このままだと、こんなことが起こりますよ!!」

 

 

「そのままにしていたら、大変なことになりますよ。。。」

 

 

 

 

 

そうした「最悪の結果」をイメージさせるアドバイスを、

 

相手へ「注意を促す」ために行うことがあります。

 

 

 

 

 

伝える側は、あくまでも「かも」です。

 

 

「起こるかも」「そうなってしまうかも」という「可能性」を示しているつもりですが、、

 

 

 

相手によっては、

 

それが、「事実」や「必ず起こる結果」と捉えてしまう場合があります。

 

 

 

受けた側は、その一言で、悩み続けたりすることもあります。

 

 

 

これは、NGアドバイス です。

 

 

 

 

先ほどの占いと同じように、

 

アドバイスや助言も『出した』時点で、

 

「その事が起こる可能性」は、かなり低くなります。

 

 

ただ、そのことを相手に上手に伝えることができるかどうか、

 

そこが「助言がうまく機能するかどうか」の分かれ道になります。

 

 

 

 

 

「悪い結果への注意を促す」のであれば、

 

「そうならないぞ!と思ってくださいね」の一言 を伝えてあげることが大切です。

 

 

 

 

人は「絶対にそうならないぞ!!」と思った瞬間から、

 

そこに「意識」をあわせます。

 

そうすることで「流れ」が変わるからです。

 

 

 

 

 

 

 

「悪い結果」や「最悪の結果」を伝えるのであれば、

 

 

必ず、、

 

 

「絶対に、そうならないぞ!」という相手を奮起させる一言 が必要になります。

 

 

 

 

 

 

「悪い結果」をイメージさせる一言だけを置いて、立ち去らないようにしましょう。(げんき)

 

 

 

 

2019年

3月

08日

その800)「保育ソーシャルワーク」を保育現場でうまく活用するにはどうしたらいいですか?

 

 

 

最近、テレビでは、こどもたちへの親からの虐待のニュースが続いています。

 

 

そうした報道があると、居ても立っても居られない、、

 

何とかしたい。。自分も何かしたい。。

 

そうした想いを持たれる方も、たくさん いらっしゃるかと思います。

 

 

 

 

僕は、そうした悩みを抱えている保護者の方との面談を日常的に行っているので、

 

様々な機関から、対応方法についての問い合わせや意見を求められる機会も最近多くなり、

 

保育ソーシャルワーカーを目指す方からのご質問も大変多くなりました。

 

 

 

 

 

 

 

「保育ソーシャルワークを保育現場で活かすためには どうしたらいいでしょうか?

 

 

どうやったら、保育ソーシャルワーカーを配置できると思いますか??

 

 

是非、先生の考えを聞かせてください。」

 

 

 一番多く頂くのは、やはりこのご質問です。

 

 

 

 

 

 

「どうやったら 活かすことができるか」

 

 

 

僕なりの考えですが、3つの視点 が大切だと 感じています。

 

 

 

① 保育者と2人三脚で進む姿勢。

 

② 動くための「明確な基準」を作る。

 

③ 結ぶことが自分の最大の役割だと自覚する。

 

 

 

この3つ です。

 

 

 

 

①保育者と2人三脚で進む姿勢。

 

 

 

僕が、保育現場で活動する際に、一番大事にしているものです。

 

 

「保育者の前に出ない」ということは、常に気を付けています。

 

 

よく、自らが保育者の前に出て、ぐいぐいと保育者を引っ張り、リードしようとする方がいらっしゃいます。

 

それは、僕らの間では、NG行為としています。

 

 

 

こどもたちとその保護者。

 

 

その方に一番近く、向かい合っているのは、保育者です。

 

そして、一番よく理解し、感じているのも、また保育者自身です。

 

 

 

よく、「保育の質が下がっている」という言葉から「保育者の質が下がっている」

 

そう、誤解されていますが、、たいていの保育者は、かなり優秀です。

 

 

「保育の質」を下げているのは、「システムの問題」です。

 

 

大切なのは、「保育者を信頼し、2人三脚で進む」姿勢なのです。

 

 

「保育者との信頼関係を築く」ことなくして、

 

保育ソーシャルワークが成立することなど、ありえないのです。

 

 

 

 

 

②動くための「明確な基準」を作ること。

 

 

よく、ソーシャルワーカーの方が、「基準が明確でないんです。。」と相談されます。

 

「関係機関との連携や対応についての基準が、ないので動けない」とのことです。

 

 

もちろん、児童相談所や関係機関には、「動くための明確な基準」はあると思います。

 

 

もし、自分たちにないのであれば、「すぐに作ること」です。

 

 

 

僕は、スタッフに 「出来るのを待たない」と常に伝えています。

 

 

「待っている間は、何もしていないのと同じ」だからです。

 

僕は、待つくらいであれば、先に 自分で「明確な基準」を作り、動くことを選びました。

 

 

動きながら、使いながら、どんどん手を加えていければいいのです。

 

 

変更するのに、毎回 集まって会議をして議論し、結論が出るまでに何か月もかかる。

 

その間に、「問題」は膨らみ続けるのです。

 

 

 

 

 

③結ぶことが最大の役割だと自覚する。

 

 

僕も、「保護者支援」の本の中で、図で描いてご紹介しましたが、

 

 

「ネックレスのようにつなぐ」

 

 

それが、最大の役割だと 自覚しています。

 

 

 

真珠のネックレスをつなぐように、丁寧に 一つずつ つないでいくのです。

 

 

 

「つなぐ」という言葉には、結構 「誤解」があるようですが、

 

 

 

「一つ、一つを 手で結ぶ」「結びつなげる」

 

そうしたイメージを描きがちですが、、

 

 

僕が描いているイメージは、「1本の糸に通していく」イメージです。

 

 

 

 

先に、「このこどもと保護者に、こうした形になって欲しい」

 

 

そうした「出来上がりのネックレス」の絵を描き、

 

そして、そのための方針である「1本の糸」を作る必要があるのです。

 

 

 

 

「糸」がなければ、通すことはできません。

 

「糸」が一番大切なのです。

 

 

 

「糸」ができたら、あとは、丁寧に 一つ一つを通していく。

 

 

同じ方向に、揃えていく。

 

これが、「ネックレスのようにつなぐ」 ということです。

 

 

 

 

  

 

この3つの視点をもって、保育者や地域と連携することができれば、

 

専門職として、かなり大きな力を発揮できると僕は考えています。 (げんき)

 

2019年

3月

06日

その799)「スモール・ステップ」は「スモール」が大事なわけではない。

 

 

 

「スモール・ステップ」

 

 

この言葉は、よく教科書などにも載っています。

 

 

 

「スモール・ステップで行うことが、ポイントです。」

 

「スモール・ステップで行うことで、うまくいきます。」

 

 

そうした表現で紹介されています。

 

 

 

よく、「スモール・ステップ」の例えで、『マンモスのお肉』の話 がでます。

 

 

 

『大きなマンモスを 食べたいのなら、細かくして 食べればよい。

 

 

そうすると、いつか 食べきることができるだろう。』 です。

 

 

 

確かに、その通りです。

 

 

 

 

 

でも、、本当に やってみると きっとわかるのですが、、

 

 

 

「スモール・ステップ」で大事なのは、実は「スモール」ではない。

 

 

やってみると、すぐに その事に気づきます。

 

 

 

 

 

「スモール・ステップ」は、

 

「スモール」よりも「ステップ」が大事だからです。

 

 

 

 

 

「ステップ」のために「スモールにする」

 

 

すべては、「ステップ」ありき なのです。

 

 

 

 

先ほどの『マンモスのお肉』ですが、 細かく分けると確かに食べやすくなります。

 

 

でも、、本当に食べてみると、、

 

 

間違いなく 途中で 飽きます。

 

 

何か月も、何年も かかる間に、誰でも 飽きてしまうからです。

 

1日3食 食べても 到底 食べつくすことは 無理です。

 

 

ビーフジャーキーのように、スモークして おやつとして食べたり、

 

アレンジや回数も増やしても、まだまだ 無理だと思います。

 

 

 

そもそも「ステップ」に無理があるからです。

 

 

 

 

 

こどもたちのトレーニングも 実は、まったく同じです。

 

 

「ステップ」に無理があれば、続くことはありません。

 

 

 

大事なのは、「ステップ」の回数やスピード、タイミング です。

 

 

 

 

 

1日1回よりも、1日 3回の方が、3倍の速度で 身につきます。

 

飽きる前に、どんどん 進めていくのです。

 

 

 

 

 

「ステップ」を考えて、

 

初めて「スモール・サイズ」が決まります。

 

 

 

 

 

とにかく分ける。

 

 

ステップを決める。

 

 

 

その時に、絶対に忘れてはならないのが、「スピード」です。

 

 

「スピード」×「タイミング」

 

 

これが、「スモール・ステップ」の「本当のポイント」なのです。(げんき)

 

 

2019年

3月

05日

その798)この人は「未来の話」が多いのか、「過去の話」が多いのか

 

 

 

「人の話を聞く際に、先生は、どんな点を注意して聞いていますか?

 

何か、人の話を聞くポイントのようなものがありますか? 

 

聞き方のコツを教えてください。

 

その後って、どんなアドバイスしていますか? 

 

アドバイスのコツを教えてください。」

 

 

 

たぶん、学生の方だと思うのですが、ご質問のメールを頂きました。

 

 

※現在、「学生の方からのご質問メール」は中断しております。

今、まだ 未回答のご質問が、200以上あるため、随時 みなさんにはメールで返信して

ます。新規の受付・再開は、もうしばらくお待ちいただけると嬉しいです。(げんき)

 

 

 

 

 

人の「話」というのはたとえ それが どんな内容であっても

 

大きく分けると、2つに 分かれます。

 

 

 

それは、「未来の話」か、もしくは「過去の話」

 

 

その2つ です。

 

 

 

もちろん、「今(現在)の話」もあります。

 

 

「今、こうしています。」や「今、こんな状態です。」

 

のような「今に関するお話」です。

 

 

 

この「今の話」は、一番 大事なので、最後の判断に使います。

 

 

 

 

僕は、ノートを取れるような面談だと、 下の図のように真ん中に1本線を引いています。

そして、話を伺いながら、下のように 「未来の話」と「過去の話」に分けて

 

メモを取っています。

 

どちらがいいとか、悪いとか 判断するためではなく、

 

あくまでも、「量」が知りたいために、振り分けをします。

 

 

 

 

そして、「未来の話」が多いのか、「過去の話」が多いのか、

 

それを 確認した上で、

 

「今の話」を もう一度、確認しています。

 

 

 

 

 

★「過去の話」が多い人の場合、「過去の話」×「今の話」=●●●

 

☆「未来の話」が多い人の場合、「未来の話」×「今の話」=〇〇〇

 

 

のような感じです。 形に表すとすると、、。

 

 

 

 

 

 

これで、何が判断できるのか、

 

 

 

それは、「アドバイスをしたらいいか、どうか」です。

 

 

「アドバイスを求めているか、どうか」を判断しています。

 

 

 

 

「未来の話」が多い人は、「次のアクション」に意識が向いています。

 

つまり、「アドバイスを受け入れる」スペースが こころの中にあります。

 

 

 

「過去の話」が多い人は、「過去に対する評価」を求めています。

 

つまり、「アドバイス」ではなく、「評価」を求めています。

 

 

 

 

 

ここに、「今の話」が、

 

「積極的で前向きな行動」か、「現状仕方なく行っている行動」か

 

が加わると、

 

 

 

①「アドバイス」×「新しいもの」

 

②「アドバイス」×「現在の修正」

 

 

③「評価」×「新しい視点」

 

④「評価」×「捉え方の修正」

 

 

という 4つのパターンに振り分けられます

 

 

 

 

こんな感じで、話を聴きながら、自分の中で 相手の方が求めているものを

 

決定しています。

 

 

 

人は「自分が求めているもの」を、

 

「言葉で確認したい」という欲求を持っています。

 

 

 

 

 

それを知るためには、やはり「考えながら聴くこと」が大切なのです。(げんき)

 

2019年

3月

04日

その797)年長さんの2月、3月の「学校に行きたくない不安」は、「1:3:6」で自信を持たせる。

 

 

 

今年度の研修が、年度末になってきたので、まもなく終わります。

 

(まだ、ぎりぎり3月30日(土)まで ありますが。。)

 

 

 

この時期は、保育所からのご相談。

 

特に、保護者の方からのご相談が増える時期です。

 

 

 

というのが、、

 

 

まもなく卒園を迎える、新しく1年生になるこどもたちのご相談

 

 

 

 

「小学校に行きたくない不安」

 

 

 

が、増える時期 だからです。

 

 

毎年、この時期に多く頂く ご相談内容が、この「不安」についてのご相談です。

 

 

 

 

「不安がある」

 

 

 

これに打ち勝つ方法は、1つしかありません。

 

 

それは、「自信を持つ」ということです。

 

 

 

 

ただ、、誤解があるのが、よく「学校に行きたくない不安」があるから、

 

 

「学校に行けるような自信を持たせる」

 

 

そう、、、考えがちなのですが。

 

 

 

「学校に行きたくない不安」があるのに、

 

「学校に行けるような働きかけ」をすると

 

逆に、「不安」は高まります。

 

 

 

その発想は、一度、「取り除くこと」が大切です。

 

 

 

 

それは、「自信」は「こころの中で」つながっている からです。

 

 

 

 

大人でもそうですが、会社で 何か評価されて褒められたとき

 

 

嬉しくなって、なんだか自信が湧いてくる。 そうすると、、

 

 

「よし、帰ったら 家事も頑張ろう!」

 

「よーし、習い事の講座の予約をして、春から自分を磨くぞ!」

 

 

という気持ちになります。誰でも経験あるかと思います。

 

 

 

それは、こころの中で、「自信」は、

 

「仕事の自信」「家事の自信」「趣味の自信」というように、

 

ジャンルごとに、分かれているわけではないから です。

 

 

 

こころの中にあるのは、「たった一つの自信」というかたまりがある だけ。

 

「自信」は、つながっているのです。

 

 

 

 

「学校に行きたくない不安」

 

 

 

この「不安」に打ち勝つのは、

 

 

その子が好きなことや上手にできたことを

 

「褒めて、自信を持たせてあげる」こと です。

 

 

 

褒める内容は、なんでもかまいません。

 

 

 

保育所で、褒められたことに対して、お家で さらに褒めてあげ、自信をもたせてあげる。

 

上手に絵がかけたり、得意なことがあれば、それを褒めてあげ、自信をもたせてあげる。

 

 

それが、一番 です。

 

 

 

「学校に行く」に関する話は、できる限り避けることです。

 

 

 

 

そうやって、

 

「得意なこと」「好きなこと」を褒められることで、

 

自分の中に、「自信」が湧いてくると、

 

こどもたちの中に、

 

「よし、学校に行くぞ」という「自信」が自然に生まれるのです。

 

 

 

 

 

 

 

「学校に行く自信」を持たせるのではなく、

 

「得意なこと」「好きなこと」を褒めて、それについて「自信を持たせる」

 

 

そうすることで、自然に、意図していない「学校に行く自信」が生まれます。

 

 

 

 

 

もっと、細かい「セラピー技術」をお教えすると そのタイミングは

 

 

 

「1:3:6」のタイミングで、褒めてあげることです。

 

 

 

 

 

 

「不安」を口にした日から、

 

 

1日(翌日)に、1回。

 

3日(3日目)に、1回。

 

6日(6日目)に、1回。

 

 

くらいのタイミングで、行うと

 

 

僕が行っている経験上では、自信が生まれるのは、早いようです。

 

 

 

早い子では、1週間後には、なんとなく「学校に行く」話ができるようになりました。

 

 

 

もちろん、こどもたちによって、そのペースは違います。

 

 

 

僕が行っているやり方ではありますが、何かの参考になれば嬉しく思います。(げんき)

 

2019年

3月

01日

その796)「果物を育てる」意識で、すべてのことに取り組むのです。

 

 

僕は、福岡にいる時には、車でよく ドライブにでかけます。

 

 

福岡は、海も山も近い街なのですが、どちらかというと、百道や糸島というベイエリアではなく、

 

 

行くのは、きまって 田畑の多い 場所です。

 

 

ほとんど、南に下ることが多いので、 朝倉だったり、田主丸だったり、杷木だったり、

 

 

どちらかというと、のんびりとした「果樹園」が見える所を よく 走ります。

 

 

「果物」を見ながら、いつも 思うのは、 それを育てている生産者の方の

 

ひたむきな努力です。

 

 

 

 

大雨だったり、台風だったり、そうした自然災害も多く、その都度 対策をとられ、

 

 

逆に、全く 雨が降らない「水不足」だってあります。

 

 

病害虫の対策もあるだろうし、果物の窃盗に対する手立ても あるかと思います。

 

 

もちろん、すぐに 実がなるのではないので、時間もかかることでしょう。

 

 

 

 

 

それは、「果物」だけでなく、「野菜」を育てている方も 同じですね。

 

 

僕らは、よく 「実行することが大事」 「成果をあげよう」という言葉を使います。

 

 

 

 

「実行する」 「成果をあげる」

 

 

 

「実」がなるためには、「行う」必要があり、

 

それが、あって、初めて「果」に「成る」のです。

 

 

そう、考えると「実行する」や「成果をあげる」の意味が より深くなります。

 

 

 

 

「実行する」とは、

 

雨風に耐え、様々な困難に手立てを打ちながら、丁寧にあきらめず行うこと。

 

 

 

「成果をあげる」とは、

 

 

「種」が「実」となるのではなく、「行い」が「実」となる。

 

どんなに「素質」があったとしても、「努力」なければ「実」となることはない。

 

 

 

という意味 になります。

 

 

 

 

 

「自分は、本当に 実行しているのだろうか」

 

「自分が手にしているものは、本当に 成果なのだろうか」

 

 

時々、自分自身を振り返って、見直すことが やはり大切だと感じました。(げんき)

 

 

 

 

2019年

2月

28日

その795)「学童期の保育」は「変化を楽しむこと」が一番大切。

 

 

 

先週から今週にかけて、学童保育の先生の研修会が連続でありました。

 

 

その研修会の中で、質問を頂きました。

 

 

「学童期に、どんなことを指導したり、どんなことを教えたりしたらいいか、

 

よく迷うことがあります。

 

こどもたちのどういう点を意識して、指導したらいいでしょうか?

 

是非、先生のご意見を聞かせてください。」

 

 

というご質問でした。

 

 

 

 

 

「学童期」には、すべての面において共通する「特徴」というのがあります。

 

 

 

 

 

それは、「急激」です。

 

 

 

「急激」に、成長する。

 

 

「急激」に、情報量や知識が多くなる。

 

 

「急激」に、人間関係が複雑になる。

 

 

という 特徴です。

 

 

まとめると、「急激に増える」 ということになります。

 

 

 

 

もちろん、幼児期や思春期も 急激に大きくなりますが、

 

やはり「学童期」の「変化」の大きさは、比べものにならないかもしれません。

 

 

 

 

 

では、この「急激な変化」に 一番 不安を抱き、戸惑うのは

 

いったい 誰だと思いますか?

 

 

 

 

保護者でしょうか?それとも 先生でしょうか?

 

 

もちろん、「こどもたち」です。

 

 

 

 

「急激」な「成長」や「変化」に、一番 不安なのは、

 

 やはり、こどもたちです。

 

 

でも、、、、、そのことについて、自分たちは気づいていません。

 

 

 

 

それは、「喜び」や「楽しさ」も 同じくらいのスピードで膨れているからです。

 

 

 

 

「面白い」けど、「面白くない」

 

「楽しい」けど、「楽しくない」

 

「好き」だけど、「キライ」

 

 

これが、彼らの「本音」なのです。

 

 

 

 

どちらにも、一瞬で転ぶことができます。

 

「正反対」に変化することも よくあります。

 

「好き」が、一瞬のうちに「嫌い」になります。

 

 

 

0か、100か、 なのです。

 

 

 

 

 

 

「大人」は、「急激な変化」に慣れていません。

 

 

すでに、その時期を過ぎて、安定しているので、

 

目の前で、「急激に変化」されると 戸惑い、不安感が強くなり、

 

そして、必死になって「安定」させようとします。

 

 

「変化」について行けなくなるのです。

 

 

 

 

 

 

「急激に成長している」「急激に変化している」

 

その点を忘れてしまうと、大人自身が 不安になってしまうのです。

 

 

 

 

 

こどもたちは、「変化」を楽しんでいます。

 

 

 

そうすることで、様々な能力の「芽」を、これから発揮させるのです。

 

 

 

 

周囲の大人も、その「変化」を楽しむことが大切です。

 

 

 

 

 

 

「変化」は、いつか 必ず「安定」します。

 

 

 

 

 

その時に、どれだけ「変化」できたかは、

 

 

周囲の大人の「協力次第」なのです。(げんき)

 

 

 

 

2019年

2月

27日

その794)「職員間の理解」を深める「簡単な園内研修」の作り方

 

 

 

今日は、職場で簡単にできる「園内研修」の作り方をご紹介いたします。

 

この研修のテーマは、「職員間の理解を深める」です。

 

 

 

保育の現場では、様々な勤務のシフトがあり、なかなか みんな揃って

 

研修や勉強会を行う機会は、少ないと思います。

 

また業務の関係で、それほど 長い時間を作ることも 難しいのが現状です。

 

 

 

でも、、何か行わないと、、そう感じた時に、

 

それぞれの園で工夫して、実施できるように 簡単な構成 についてご紹介いたします。

 

 

 

これは、実際に 僕が行っている「園内研修」の一部になります。

 

 

 

 

 

「職員間の理解を深める」ためには、

 

 必ず「必要なもの」というのがあります。

 

 

 

 

 

 

 

それは「意外性」 です。

 

 

「新しい発見」と「新しい気づき」です。

 

 

 

 

これがなければ、相手への理解を深めることは 難しくなります。

 

 

「へーー、そうなんだ!」

 

「そんなこと、考えていたんだ!」

 

 

これがあるから、相手への「理解」が深まるのです。

 

 

 

 

 

これが、研修や勉強会を作る上で、一番ベースにある「考え方」になります。

 

 

 

この研修は、全体でもいいですし、 2、3人単位に分けてもいいです。

 

話し合える、自分の意見を発表できる「形」を作ります。

 

 

 

そこで、話し合うテーマは、 3つ です。

 

 

もちろん、順番も 決まっていますので、順番通りに実施してください。

 

 

 

 

 

その3つのテーマは、

 

 

① やりたいこと

 

② できること

 

③ やらなければならないこと

 

 

この3つについて、意見や考えを発表します。

 

 

順番は、この①から③に沿って順番通りに行います。

 

 

 

 

まずは、①やりたいこと について それぞれが自分の思いを話します。

 

 

内容は、できれば保育や仕事以外の 本当に自分が「好きなこと」「やりたいこと」を伝えます。

 

 

 

「アメリカを自転車で走ってみたい」

 

「クライミングをやってみたい」

 

「料理教室に通いたい」 など なんでも いいのです。

 

 

日頃、考えているけれど、話したこともないような 自分の夢や理想を伝えます。

 

そうやって 自分のやりたいことを 発表していくと

 

 

周囲の先生から、「へーー、そうなんだ!!」という声があがります。

 

そして、周囲の先生には、新しい気づきや発見が生まれます。

 

 

 

 

 

今度は、②できること  についての発表です。

 

 

 

これは、①のように 自分で自分の意見を発表するという形よりも

 

他の人のできることを見つけて、発表するというイメージです。

 

横の人について発表してもいいですし、全員で意見を述べてもいいです。

 

 

 

「〇〇先生は●●を、とても器用に作れるところが凄いと思います。」

 

「▲▲先生は、保護者に対しての、お話の仕方が上手だと思います。」

 

 

そんな感じで、他の先生が「できるなあ」と感じることを 発表していきます。

 

 

 

そこでは、「へーー、そうなんだ、自分では気づかなかった」という

 

 

自分自身に対しての「新しい発見」や「気づき」が見つかります。

 

 

 

 

 

そして、最後が ③やらなければならないこと です。

 

 

ここは、自分たちが 今やらなければならない 

 

保育の場でやることについて、意見を発表します。

 

 

 

 

「今、これをやらないといけないと感じています。」

 

「この点が、とても気になるので、早く対応したいと思います。」

 

 

そうした「やらなければならないこと」を それぞれが発表します。

 

 

 

もちろん、それについて、他の先生が「意見」や「アドバイス」をしても構いません。

 

 

今抱えている仕事の「不安」や「問題」について発表する時間を作ります。

 

 

 

 

以上が、おおまかな研修(勉強会)の流れになります。

 

 

 

 

 

通常の勉強会では、③のみ の場合が多いようです。

 

 

それだけを実施すると 個人個人の意見は出ますが、なかなか相手の意見を理解する

 

そんな下地は出来ていないので、意見のぶつかり合いとなり、最終的にまとまらずに、

 

結論も出ないことが多くなります。

 

 

 

これを ①から③の順番に沿って 行うと

 

 

最初に「他者に対する新しい気づき」が生まれているので、

 

 

相手の意見が、今までと「違った形」に見えてきて、

 

「相手を理解しようとする姿勢」が生まれるから、不思議です。

 

 

 

 

 

 

「職員間の理解を深める」

 

そのためには、「新しい気づき」が 必要なのです。(げんき)

2019年

2月

26日

その793)「今日は、この子を中心に」そんな視点で、保育者は見ているのです。

 

 

 

保育者は、毎日の保育園での生活の中で、

 

日々、それぞれが「テーマ」を持って、こどもたちを見ています。

 

 

 

 

「今日は、この子を中心に関係性を見てみよう」

 

 

「今日は、この課題遊びを じっくりと見てみよう」

 

 

「今日は、あの子とこの子の関係を気にかけて見てみよう」

 

 

 

「テーマ」は、保育者によって違いますが、

 

自分で「今日は、これを中心に」という「見るための視点」を設定しています。

 

 

 

 

 

「日々、接していく」

 

そうした現場では、どうしても 慣れてしまい、変化を見落としがちです。

 

そうならないために、様々な工夫をしているのです。

 

 

 

 

 

 

相談支援の研修会(ソーシャルワーカーや相談支援員の方を対象)で、

 

よく、お伝えすることが あります。

 

 

 

 

 

それは、「毎日 考える」ということです。

 

 

 

今日、その方と会わなくても、しばらく連絡を取らなくても

 

「毎日、その人の事を考える」習慣を持つことが 

 

実は、大切なのです。

 

 

 

 

 

相談支援では、そうそう 毎日 顔を合わせることは ありません。

 

2週間後にあったり、1か月に1度会う方が ほとんどです。

 

 

 

その「会わない時間」に その方のことを何も考えなかったとしたら、

 

次回、会った時には、「お久しぶりです。お変わり ありませんでしたか?」

 

となります。

 

 

 

通常は、ほとんど このパターンです。

 

 

この言葉どおり、単純に「何か変わったことはなかったですか?」という

 

素朴な質問になります。

 

 

 

 

 

でも、毎日、考えていると、久しぶりにお会いした瞬間に

 

 

「あれ、表情がとても素敵になりましたね。」

 

「なんだか 目が活き活きして、何か良い事あったんですか?」

 

と 聞きたいことが多くなります。

 

 

 

「変化に気づくこと」が、できるのです。

 

「人」は誰でも みんな日々変化しています。

 

 

 

「日頃から考えている」と

 

「会っていない時間」の「微妙な変化」も読み取れるようになります。

 

 

 

 

もちろん、毎日 

 

お一人ににつき、30分や1時間 という時間を使うわけではありません。

 

 

 

 

僕の場合は、だいたい お一人 1分程度 です。

 

 

以前は、5分くらいかかっていましたが、今は ポイントが決まってきたので、

 

1分から長くても、2分程度です。

 

 

 

 

その時間は、「その方のこと」だけしか 考えません。

 

 

今、僕が担当している 継続ご相談の方が、30人 いらっしゃるので、

 

それでも、30分から45分の時間は 毎日設定しています。

 

 

 

そして、ノートに

 

 

 

Aさん → 今日は、午前中は通院の日。 もし連絡があったら、●●●

 

Bさん → 現在、ご実家に帰省中。もし連絡があったら、〇〇〇

 

Cさん → 今日、メールがある日。▲▲の調子を確認する。

 

 

のように簡単にメモをしておきます。

 

 

 

 

 

いきなり連絡があっても、すでに「テーマ」を決めているので、

 

慌てずに、対応することができます。

 

 

 

 

僕は、ほとんど「福岡」にいません。常にどこかの町で保育者研修をおこなっています。

 

でも、「相談支援」は毎日 行っています。それができるのは、この時間のおかげです。

 

 

 

お一人、2分の時間を「投資」することで、

 

残りの1日は、「自分の仕事」に集中することができるのです。(げんき)

 

 

 

2019年

2月

25日

その792)「的確なアドバイス」でなくてもいいのです。

 

 

 

先週末の保育者研修の中で 

 

「先生、私 的確なアドバイスを保護者に出来ないんです、、、

 

アドバイスって、どんな風なものが良いですか、、是非 教えてください。」

 

 

というご質問を頂きました。

 

 

 

 

「的確なアドバイス」

 

 

 

できれば、、そうありたいものです。

 

 

ただ、、「的確であるかどうか」の判断は、すべて相手に委ねられています。

 

そのため、こちらでは「コントロール」できません。

 

 

 

実は、そこは 目指さなくてもいいのです。

 

 

 

 

「占い」と 同じなのです。

 

 

がっかりさせる「占い」というのが、あります。

 

 

もうやらない。。もう見てもらわない。。

 

そう、思ってしまう 占いです。

 

 

 

 

それは、「当たる」か「当たらない」かでは ありません。

 

 

実は、、、本人は「そこ」のところは求めていないからです。

 

 

 

 

 

 

求めているのは、

 

 

そのアドバイスが、

 

 

「勇気を与えてくれるか」「力を与えてくれるか」どうかです。

 

 

 

当たっていなくても、勇気を与えてくれ、力を与えてくれる方が 

 

気持ちを満たしてくれるのです。

 

 

 

 

 

相手の力を奪い、相手をがっかりさせて、やる気を奪ってしまう

 

これが、一番 NGな「アドバイス」です。

 

 

 

 

当たっているとか、本人にとって厳しいこととか そういうことではなく、

 

例え、厳しい助言であっても「勇気を与えてくれるもの」であれば、

 

人は、気持ちが満たされるものです。

 

 

 

 

「正しいアドバイス」というのは、「力を与えてくれるアドバイス」です。

 

 

 

 

どんなに的確で、当たっているアドバイスであっても

 

それが「力を奪うもの」であれば、がっかりしてしまうのです。(げんき)

 

 

 

2019年

2月

21日

その791)「ご指導下さい」とは、「褒めてください」なのです。

 

 

 

先日、ご相談にいらした先生から、

 

「聞いてください、ある方から『私の悪い点があれば、どんどん指摘して欲しい』と

 

言われたので、何度かアドバイスをしたのですが、切れられてしまいました。。。

 

どういうことなのでしょうか?どうしたらよかったのでしょうか??」

 

 

というご相談を頂きました。

 

 

 

 

 

 

「悪いところを指摘して欲しい」「ご指導頂きたい」

 

 

そういう場面というのは、日常でもよくみかける場面です。

 

 

 

もし、相手の方がおっしゃるように、悪い点を指摘していくと

 

もちろん、関係は壊れます。

 

 

 

なぜなら

 

 

「ご指導下さい」とは、「褒めてください」という意味だからです。

 

 

 

 

 

 

悪い点を見つけてください、、ではなく、

 

良いところを褒めてください という意味なのです。

 

 

 

 

 

では、なぜ「悪い点」という表現をするのでしょうか?

 

 

 

 

「悪い点はないですよ。 あと、●●がつくと 本当に最高ですよね。」

 

 

のように、「悪い点はない」という言葉を 人は聞きたいからです。

 

 

 

「悪い点はないですよ、あと、こうした部分がプラスされると

 

さらに良くなりますね、そうなると最強ですよね!!。」

 

 

が欲しいのです。

 

 

 

 

 

くれぐれも、注意しなければならないのは、

 

 

 

「あと」です。

 

「でも」ではない点です。

 

 

 

「悪い点はないです。でも、、●●」だと

 

 

 

相手のこころの中では、「結局、悪い点 あるじゃん・・」

 

という思いが どこかに浮かんできます。

 

もちろん、口に出すか、出さないかの問題ですが、脳には必ず浮かんできます。

 

 

 

 

それと、もう一つ、

 

「プラス」という点です。

 

「改善すると」や「良くすると」ではない 点です。

 

 

 

 

今のあなたに、プラスされるとだと、スーッと心に入ってきますが、

 

 

 

ここを「改善すると」や「良くすると」だと、、

 

こころの中では、「やっぱり、良くないじゃん、、」が浮かんでくるのです。

 

 

 

 

 

人は、誰でもそうですが、

 

「自分の頑張りを認めて欲しい」「自分の努力を誉めて欲しい」

 

 

そう思うものなのです。(げんき)

 

 

 

 

2019年

2月

20日

その790)「上司の話」と「部下の話」。どちらから先に聞いた方がいい?

 

 

 

 

みなさんに 1つ「問題」をお出しします。

 

 

 

ある園では、職場全体に「不安感」が漂っていました。

 

 

そこで、園内の「職場環境」を改善するために、

 

園内ヒアリングを行うことになりました。

 

 

 

職員全員から、お話を伺うことになります。

 

さて、ヒアリング(面談)の順番ですが、

 

 

 

 

 

①上司である「園長先生」から 順番に行う。(上から順番に)

 

  それとも

 

②一番若い先生から、順番に行う。(下から順番に)

 

 

 

皆さんなら、どちらから ヒアリングを始めますか?

 

 

 

という「質問」です。(もちろん、仮の話です。)

 

 

 

 

「私は、若い人から始めます。なぜなら、若い人の方が、絶対に不安度が高いし、

 

何より、長く働いていないから、染まっていないので、正確だと思います。」

 

 

そんな 答えもあるかもしれません。

 

 

 

 

「いや、絶対に、上司から始めます。なぜなら、日頃から全体を見ているので、

 

客観的に判断できると思います。それに若い先生だと自分の思いを優先する可能性も

 

あります。」

 

 

 

そんな回答もあるかも しれません。

 

 

 

 

 

 

 

この「質問」に、もちろん「正解」は ありません。

 

自分が思う方で、ヒアリングを始めたらいいのです。

 

 

 

 

 

では、僕の場合は どんな順番で行うか をご説明すると

 

 

 

僕は、断然 「上から」いきます。

 

「上司である園長先生」から始めます。

 

 

 

 

 

 

その理由は、簡単です。

 

 

 

 

「不安」は、

 

 

「上」から「下」におりて、

 

そして「下」から「上」にあがっていく。 からです。

 

 

 

 

 

 

よく、「下から、不安が出ています。」

 

「下から、不満があがっています。」

 

 

という言葉を、職場や組織で耳にすることがあります。

 

 

 

 

それを「上」の方は、「下」から発生したものと考えがち ですが、、

 

 

 

実は、逆です。

 

 

 

 

目に見えない、意識していない「上」の「不安感」が、

 

徐々に「下」に広がっていき、

 

「下」に溜まったあと、

 

それが、また「上」に戻ってきているのです。

 

 

まさに、「ピラミッド状」です。

 

 

 

「上司」が抱える「小さな不安」が、

 

その下に伝わり、少しずつ膨らみながら、大きくなり、

 

下に広がるにつれて、さらに 大きくなっていく。

 

 

 

 

 

「下」にある「不安」や「不満」は、

 

もともとは「上」にあったもの なのです。

 

 

 

 

だから、、

 

上司が抱えている「小さな不安」を確認することが、

 

 

一番若い先生に溜まっている「大きな不満」を知る重要な判断材料になるのです。

 

 

 

 

だから、 園長先生から ヒアリングを始めます。

 

 

あくまでも、僕のやり方ですが。。(げんき)

 

 

 

 

 

 

2019年

2月

19日

その789)DVの「緊張の蓄積期」ほど、表情には表さないのです。

 

 

 

「緊張の蓄積期」という言葉があります。

 

 

 

これは、よくDV(ドメスティック・バイオレンス)のパターン を説明される際に

 

使われる 言葉 です。

 

 

 

DVの流れには、独特のパターン があると言われています。

 

 

①緊張の蓄積期

 

加害者は、イライラが高まり始め、被害者は「暴力が始まるのではないか」と不安が

高まる時期をいいます。

 

 

②暴力爆発期

 

緊張が高まり、ピークに達して爆発し、暴力が発生します。

 

 

③ハネムーン期

 

おおげさに謝るなど、急激にやさしくなります。

 

 

という 独特の流れです。

 

 

 

 

 

 

DVのご相談を受けている「支援者」の方から、 メールでご相談を頂きました。

 

 

 

「緊張が蓄積している時に相談を受けることが多いのですが、

 

そんな時には、どのようなアドバイスをしたらいいでしょうか?

 

ケースは様々あるかと思いますが、

 

先生なりのやり方やお考えをお聞かせください。」

 

 

という内容でした。

 

 

 

 

 

DVのご相談の場合に、被害を受けられている方からのご相談が多い時期は、

 

 

①緊張の蓄積期 だと思います。

 

 

でも、、、もっとも ご相談が少ないのも この時期だと思います。

 

 

 

 

 

「不安が高まっている」から、相談する。

 

「不安が高まっている」から、相談しない。

 

 

 

これは、表裏一体 です。

 

 

 

相談する人がいる。相談しない人がいる。 ではなく

 

「相談できる人が、相談しなくなる」 ということ です。

 

 

 

 

 

 

「表情」に表したり、表現して、ご相談にいらしてくれていた方が、

 

「表情」に表すことを避け、相談に行くことも避けるようになるのです。

 

 

 

このような状態になると、周囲が「気づくこと」が非常に難しくなります。

 

 

 

 

 

 

では、ご相談にいらした際には、どのようなアドバイスをしたらいいのか。

 

 

 

 

 

僕の場合ですが、、

 

 

「緊張が高まった」「不安が高まった」と感じた時には、

 

(それが自分なりの思い込みであってもかまいません。そう感じたら)

 

『必ず、連絡をする』ということを しっかりと約束することです。

 

 

 

 

 

この「約束」必ず「セッティング(設定)」すること。

 

 

 

これは、相談を受ける上での「絶対条件」なのです。

 

 

 

 

DVというのは、チームでサポートする必要があります。

 

支援者が、1人で対応するような 簡単な問題ではないのです。

 

 

 

そのためには、「相談の入り口(窓口)」が 一番重要な役割 を担います。

 

 

 

 

不安を和らげること。緊張を和らげることも 大切です。

 

 

 

 

 

でも、、、一番大切なのは、緊張が高まる前に、

 

 

「連絡しなければ」と、、、

 

 

「約束」を思い出してもらえるかどうか なのです。(げんき)

 

 

 

 

 

 

2019年

2月

15日

その788)「仮説」を持って「質問」すると、一目置かれるのです。

 

 

 

僕は、日頃から たくさんの「質問」を受けるのですが、、

 

(これが仕事なので、当然なのですが、、)

 

 

 

 

「質問」によっては、

 

 

一瞬、ピンと背筋が引き締まり、

 

思わず、相手の目を真剣に見てしまい

 

「この人、凄いなあ」と思うことが あります。

 

 

 

一目置く というのでしょうか、、そんな風に感じてしまう「質問」があります。

 

 

 

 

 

「質問内容」は、もちろん様々ですが、そこには「共通点」があります。

 

 

 

 

それは、「仮説」です。

 

 

 

「仮説を持って質問する」のです。

 

 

 

 

 

 

「自分は、きっと●●なのだと思うのですが、、」だったり

 

 

「きっと、彼は このように考えているんだと思います。」というように

 

 

 

自分が思う「仮説」があるのです。

 

 

 

 

「私は、こう思います。」

 

「先生は、どう思いますか?」という質問形式 です。

 

 

 

 

 

 

「こんなことが起こりました。」

 

「先生は、どう思いますか?」  この質問形式が 一般的なものです。

 

 

 

この2つの質問に対する「回答」は、そもそもが違うのです。

 

 

 

 

 

「私は、こう思います」という質問については、

 

「その人の考え」について 助言することになります。

 

 

 

「こんなことが起こりました」という質問では、

 

「こんな出来事」に対する 自分なりの感想をお話することになります。

 

 

 

 

 

 

さて、質問者にとって、どちらが 「学び」や「気づき」となるでしょうか?

 

 

 

もちろん、それは

 

「その人の考え」についての「助言」です。

 

 

 

それは、「その人の考え」を強化することができるから です。

 

 

 

 

 

「出来事の意味」を事前に考え、

 

 

自分なりの「考え」を一旦 作って、

 

 

そして、誰かに質問をし、「助言」を求める。

 

 

 

 

そうするだけで、 人から一目置かれるのです。(げんき)

 

 

 

 

 

2019年

2月

14日

その787)「自分と考えが同じ人」を探す方が、実は難しいのです。

 

 

 

 

「あの人と私は、考え方が違うんです!」

 

「とにかく、すべてのことで 意見が合わないので、イライラします!」

 

 

よく、ご相談の中で 聞かれる言葉です。

 

 

 

「考え方が違う」

 

「意見が合わない」

 

 

 

誰でも そう感じることがあったり、そう感じる人が いるかと思います。

 

 

 

 

 

「自分と考えが 同じ人」 「自分と意見が 同じ人」

 

 

実は、「その人」を探す方が 難しいのです。

 

 

 

 

 

 

まず、大前提として

 

「自分と同じ人」は、この世界には存在しません。

 

 

 

 

 

それに「自分自身」であっても、

 

時に「考え方」が正反対になってしまう時だって あります。

 

 

その場の雰囲気や気分によって です。

 

 

 

 

 

 

「自分の考え」に「近い人」は、 時には います。

 

 

ただ、同じではないので、、

 

「近い時」もあれば、「全く正反対の時」も あります。

 

 

 

 

 

 

この事柄に関しては、「近い」

 

ただ、、この事柄に関しては、「全く異なる」

 

 

これは、ごくごく「普通のこと」 なのです。

 

 

 

 

 

 

「違う」から、腹が立つ。

 

「違う」から、イライラする。

 

 

 

これは、「違う」というテーマとは、別の話になります。

 

 

 

 

 

 

「腹が立つ」のは「違う」からではなく、「別の理由」がある。

 

 

「イライラする」のは「違う」からではなく、「別の理由」がある のです。

 

 

 

 

「別の理由」に気づき、納得し、それに対する「考え方」を少しチェンジしてみる

 

 

 

 

「意見が合わない」から「イライラする」

 

「考え方が違う」から「腹が立つ」は、解消します。

 

 

「違い」と「イライラ」が関係ないことに、気づくからです。

 

 

 

 

 

よく、こうしたご相談に対して、支援者は

 

 

「人それぞれ、意見は違いますよ。」

 

 

「色んな人がこの世にはいますから、イライラしても もったいないですよ。」

 

 

 

そう、助言します。

 

 

 

 

 

でも、「そこまで」で、「話」が終わってしまうと、

 

「この件」は「解決しない」のです。(げんき)

 

 

 

2019年

2月

13日

その786)「保育者」と「こども」の「何を」見たらいいのでしょうか?

 

 

 

保護者支援をしたい。

 

そうした想いを持った、みなさんから、本当にたくさんのお問合せを頂きます。

 

 

 

 

その中で、よく頂く質問があります。 

 

 

「保育所に入って、先生やこどもたちのやり取りを見ている時に、

 

どんなところを見たらいいのでしょうか?

 

何を見たらいいのでしょうか? 教えてください」

 

 

というご質問です。

 

 

 

 

保育士の先生とこどもたちが 「やり取りしている場面」の

 

「何を」見て「何を」感じたらいいのか。

 

 

 

という ご質問 なのだと思います。

 

 

 

 

 

「何をみる」

 

 

これに 正解というものは ありません。

 

「自分が見たいものを見る」で、 いいのです。

 

 

 

 

 

 

 

「僕の場合」は、というお話をしたいと思います。

 

 

 

 

 

まず、大前提として「見えないもの」を見ています。

 

 

それは「思い」です。

 

 

 

どんな「思い」を持っているのだろうと、考えながらみています。

 

 

 見ているものは、次の2つ です。

 

 

 

 

こどもたちを見る場合に、まず「勝手に始めたもの」を見ています。

 

 

 

誰かに「何か」を言われて、始めた「行動」ではなく、

 

自ら、勝手に始めた「行動」を見ています。

 

 

 

勝手に、 絵本を選んで 中を読み始めたり、

 

勝手に、折り紙を折り始めたり、

 

 

その「勝手に」の裏にある「思い」想像しています。

 

 

 

 

「はい、どうぞ」と 先生から渡されて

 

「絵本を読んだり」「折り紙を折り始めたり」では ありません。

 

 

あくまでも、主体的に動いた時の「思い」です。

 

 

 

 

 

もう一つは、こどもたちに対する「先生の働きかけ」です。

 

 

 

先生が、こどもたちに「何を」質問するのか

 

「何を」促すのか を見ています。

 

 

 

 

 

 

通常、「働きかけ」というのは、

 

先生が「何か」を促し、こどもが「それ」に反応し「行動」します。

 

 

 

先生が「これ」をやってみようね、と伝えて

 

こどもが「これ」をやってみる のです。

 

 

 

 

 

その「これ」と「これ」が同じであるかどうか です。

 

 

先生の「何か」と こどもの「それ」が つながっているかどうか です。

 

 

 

先生が「意図したもの」を しっかりと受けっているか、理解しているか。

 

 

そこを 見ています。

 

 

 

 

大きく分けると、「僕が見ているもの」は、この2つになります。

 

 

 

 

 

「教育」には、2つの「意味」があります。

 

 

 

一つは、「教育」を「受ける」というように、「受け取り」がうまくできるかです。

 

 

 

そして、もう一つが、「学ぶ」です。

 

「まねる」であり、主体的に 学ぶちから です。

 

 

 

 

勝手にやれるかどうか。

 

勝手に楽しめるかどうか。です。

 

 

 

 

 

この2つが、うまくいっていないなあ と感じた時、

 

 

初めて、

 

「助言」や「サポート」という「働きかけ」をを行っています。 (げんき)

 

 

 

 

 

 

 

2019年

2月

12日

その785)「メール相談」とは「答えを出す面談」ではありません。

 

 

 

「メール相談で、なかなか うまく答えが出せません。やり取りばかりが増えます。

 

どうしたらいいでしょうか?」

 

 

ソーシャルワーカーの方からご相談がありました。

 

 

 

 

「メール相談」で「答えを出す」

 

 

 

これは、難しいこと です。

 

 

 

 

「対面相談」+「メール相談」+「対面相談」+「メール相談」で

 

「答えが少し見えてくる」

 

 

 

このくらいの感覚なのです

 

 

 

 

 

 

基本的に、「相談」というのは、どんなものでもそうですが、

 

「答えを出す」のではなく、「ヒント」を与える。

 

 

そうしたものです。

 

 

 

 

答えではなく、公式(解き方)を教えるようなものです。

 

 

 

 

 

学校の先生や塾の先生は、答えを教えてくれません。

 

でも、、解き方のヒントや、公式を示してくれます。

 

そして、「自分で解く」お手伝いをするのです。

 

 

 

 

 

その理由は、「自分で解かなければ喜びはないから」です。

 

 

 

 

相談支援も同じです。

 

 

「自分で解決しなければ 喜びはない」のです。

 

 

 

全てを解決してもらうと もちろん 楽です。

 

解決した時には、手伝ってくれた人に大変感謝します。

 

 

 

でも、、しばらくすると

 

すっかり そのことは 忘れてしまいます。

 

感謝の気持ちも もちろん なくなります。

 

 

 

そして、また 同じ問題が目の前にやってきて、戸惑うのです。

 

 

 

 

 

「自分で解決」しなければ、喜びがないどころか、

 

また次に同じ問題が出てきたら、また頼らざるをえなくなります。

 

 

 

 

 

 

 

相談支援がうまい人というのは、

 

上手に「解き方のコツ」を伝え、

 

上手に「自分で解決した感を持ってもらう」

 

 

それがうまい人なのです。(げんき)

 

 

 

 

2019年

2月

09日

その784)こどもたちの事前面談に必ず必要な「生活リズム表」

 

 

 

 

「配慮の必要なこどもの支援」の研修の中で、 もう1つ大事な質問がありました。

 

 

「生活リズム表は、やはり必要でしょうか?」

 

 

というご質問です。

 

 

 

 

必要です。 僕は 必ず必要だと思っています。

 

 

 

この「生活リズム表」は、実際には 「生活記録表」 です。

 

 

 

1日の生活の内容(睡眠や食事、遊びなど)を、

 

何時頃に行ったかが、わかるように記入してもらう表で、

 

できれば2週間。

 

少なくとも1週間分は事前に書いてもらいます。

 

 

 

 

この「生活記録表」を「生活リズム表」に書き換えるのは、

 

僕の役割です。

 

 

 

 

自律神経 という言葉を、よく耳にするかと思います。

 

 

 

 

「交感神経」と「副交感神経」

 

 

どちらかが優位に立てば、どちらかが下がる。シーソーのような関係です。

 

 

「生活リズム表」は、これと同じものですが、

 

「自立神経のリズム」を調べているのでは ありません。

 

 

 

 

面談などで確認する「こどものストレス」が、 

 

どのタイミングで起こりやすいのか、

 

 

『身体の調子と機嫌の関係』

 

 

 

 

それを知るきっかけとするために、「生活リズム」を見ているのです。

 

 

 

 

大人の「自立神経失調症」といわれるものも、医師は

 

 

 

①原因となる精神的なストレスを取り除こうとする場合や

 

②内臓の機能を正常化させようとする場合 など ありますが、

 

 

なかなか改善は大変です。

 

 

 

 

 

 

ただ、こどもの場合には、

 

大人ほど、複雑な生活や人間関係がない分

 

ちょっとした「働きかけの変更」でも ずいぶん 落ち着く場合があります。

 

 

 

ときに、ごはんの時間を少し変えただけで変わった。

 

そんなケースも実際にあるのです。

 

 

 

 

 

保護者と一緒に、

 

「生活リズム表」を一緒にみながら、一緒に想像し、考えながら

 

「やってみる」サポートをする。

 

 

 

 

これも「保護者支援」の一つの手法 です。(げんき)

 

 

2019年

2月

08日

その783)「保護者のリズム」と「こどものリズム」は、ほぼ同じなのです。

 

 

 

「配慮の必要なこどもの支援」の研修の中で、 

 

 

「こどもと保護者の状況を見るときに、気を付けている点はありますか?」

 

というご質問がありました。

 

 

 

はい。もちろん あります。

 

 

 

 

それは、「リズム」です。

 

 

 

「リズム」というのは、「調子」(気分の状態)です。

 

 

 

 

 

 

もし、その「リズム」を波としてあらわしたとしたら、

 

「親の波」と「こどもの波」は、ほぼ 同じ波形をとっています。

 

「同じ波(同じリズム)」の場合が、多いのです。

 

 

こどもたちを見ると、目の前に保護者がいなくても 

 

保護者の調子を予測することはできます。

 

 

逆に、こどもの姿が見えなくても、保護者の様子から

 

こどもの調子を予測することも可能です。

 

 

 

 

 

目の前の方には、それだけの「情報」が含まれているということです。

 

 

 

 

ただし、予測が可能な場合というのには、「条件」があります。

 

 

 

 

それは、そのこどもたちや保護者に対応している

 

「保育者や支援者のリズムが整っている時」 という条件付きです。

 

 

 

保育者のリズム(調子)が良い場合であるという条件付き なのです。

 

 

 

 

僕は、これを 3R(3つのRizume)と呼んでいます。

 

 

 

 

 

一番大事なのは、こどもでも、保護者でもなく、

 

保育者や支援者の「リズム(調子)」だということです。

 

 

 

 

 

保育者のリズムが良いと、

 

こどものリズムや保護者のリズムを読み取ることができるのですが、

 

 

 

保育者が、人間関係のトラブルなどで、調子が悪かったりすると

 

こどものリズムや保護者のリズムの波を、読み間違えることがあるのです。

 

 

 

「気になるシグナル」を見落としたり、

 

逆に「こどもと保護者が安定している」のに、

 

そこから「不協和音」を感じたりしてしまうのです。

 

 

 

 

 

 

「見えるもの(姿や世界)」というのは、

 

「見ている人の調子」次第で いくらでも 変化します。

 

 

 

 

 

 

こどもの支援、保護者の支援と「保育者の支援」

 

 

この3つは、常に「セット」なのです。(げんき)